幸村ED(8/31〜9/3) |
8/31。幸村とデートですv 「やぁ、早いね」 「こんにちは、幸村先輩」 「待ったかい?」 「いえ、そんなことないです」 「・・・へぇ、可愛いね」 幸村!!いきなり何を!?\(>▽<)/ 「?えっと何がですか?」 「キミがね。その服、似合ってるね」 幸村―――!!!サラッと言っちゃうところがニクイですvv(≧∇≦) 「え、あ・・・ありがとうございます・・・」 「フフフ・・・さ、今日は植物園に行こうと思うんだけどいいかな?」 「はい。あ、幸村先輩、身体の調子はどうですか?」 「大丈夫だよ。人ごみにもなれてきたし。」 「もうすぐ全国大会に出る男は、いつまでも病人じゃないから心配しないで」 何だかカッコいいぞ、幸村!!!(≧∇≦) 「は、はい!」 「じゃあ行こうか」 「はい」 植物園にて。 「綺麗でしたね」 「そうだね。夏だから、あんまり花はないかと思ってたけどそんなこともなかったね」 「はい。バラが綺麗でした。ここの植物園は特にバラに力を入れているそうです」 「そうか。道理でバラばっかりだと思ったよ」 幸村は淡い色のバラが似合いそうだなぁ。 「ふふふ。赤いバラも綺麗だけど白いバラが特に綺麗でした」 赤いバラは跡部に似合いそうです。 「黒いバラもあったけどどちらかというと濃い紫色って感じだったな」 「そうですね。・・・でもあれも優雅な感じがしました」 「バラは華やかで綺麗なんだが、そればかりだと流石に目が疲れてくるね」 幸村が疲れている!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「あ・・・あの、どこかで休憩しませんか?」 「ああ、そうだね」 植物園内で、お茶をする二人。 「・・・なんだかこういうのは久しぶりだ」 「はい?」 「こうやってゆっくりするのはね。」 「病院にいた時とか療養中の時、ゆっくりしていなかったわけじゃないんだけど、気持ちが違うからね」 「気持ち、ですか?」 「ああ。病気の事が頭から離れなかった時と今とでは全然違う。」 「今更ながらね、健康である事がどれほど尊い事かわかったんだよ」 幸村・・・(; ;)。 「・・・先輩」 「難病だと言われた時は、本当に辛かった。」 「体が動かなくなることを思うと目の前が真っ暗になるどころじゃないくらい、恐怖を感じた。」 幸村も、普通の中学生だもんね・・・(; ;)。 「でもね、同時に負けたくないと強く思った。」 「ここで終わりたくない、もういちどテニスがしたいってね」 「・・・・・・」 「本当にそれだけを、ずっとずっと思っていた・・・」 幸村・・・(T△T)。 「だから先輩は病気に勝てたんですか?」 「いや、そうじゃないだろうね。」 「世の中には俺よりも大変な病気で、そして俺よりも強く終わりたくないと願っている人がたくさんいる。」 「でも勝てるのは一握りだ。強く願ったからといってその願いは必ず叶う訳じゃない」 「・・・はい」 「俺が勝てたのは・・・運が良かったって言うと違うかもしれないが外れてもいないと思う。」 「色々な条件が重なって、俺は勝てたんだと思うよ」 幸村、入院中にいろいろ悟ったようです。 「・・・・・・」 「今はね、全国でどういうプレイをしようとか、そんな事ばかり考えてるよ。」 「ああ、もう一つ考えてる事があったな」 「なんですか?」 「自分の心に素直になろうって事かな。」 「病気になる前は、少し我慢したり、もう少し待ってみようかとか考える事もあったけど。」 「人間、いつどうなるかわからないっていう事を実際体験するとね、毎日悔いのないように生きようって、思うようになるんだ」 「そうなんですか。今、先輩は何をしたいんですか?」 「知りたい?」 「はい」 「フフ、まぁそのうちにね」 意地悪〜!(> <) 「『毎日悔いのないように』なのに、そのうちなんですか?」 主人公、ナイス突っ込み!\(>▽<)/ 「この場合はね。雰囲気とかが大事だから」 幸村!!雰囲気って何ですか!?(≧∇≦) 「雰囲気、ですか?」 「・・・フフ、そのうちわかるからね」 「はぁ」 駅にて。 「今日はありがとうございました」 「こちらこそ、楽しかったよ」 「先輩、人ごみに疲れてないですか?」 「ああ、もう大丈夫」 「よかった・・・」 「キミは、優しいね」 そんな・・・貴方への愛ですよvv(*^^*) 「え、あ、あの・・・」 「フフフ。さて、学園祭ももうすぐだ。あと少しの間だけど、テニス部をよろしく頼むね」 「は、はい!」 「いい返事だ。それじゃあね」 「はい、さようなら」 (・・・今日ってデート、じゃないけど、デートみたいだったな・・・) デートですよvv(*^^*) 9/2。本日はプールで慰労会。 ・・・なんだけど、主人公は委員の仕事のため、参加しないようです。 委員の仕事を終え、甘味どころで掃除をしようとしていると、幸村登場! 「あれ?○○(主人公)さん?」 「あ、幸村先輩。どうしたんですか?」 「それはこっちの台詞。慰労会じゃなかったの?」 「私は委員ですし、やることがあったので」 「やる事って模擬店の事?」 「いえ、これは委員の仕事が早く終わったので思いついたことをしていただけです」 「そうなのか。で、今から何をするつもりなのかな?」 「お掃除をしようと思って」 「なら、俺も手伝おうか」 「ええっ!で、でも」 「俺も思いついたことをしたいだけ。いいだろ?」 幸村vvv(*^^*) 「は、はい」 そして・・・。 「○○(主人公)さん、こっち終わったよ」 「はい!私の方ももう終わります」 「ここが終わったら、ビンゴの方だね」 「はい。あ、でも・・・」 「フフ・・・断わるのは却下だよ?」 さすが幸村。有無を言わせません(*^^*) 「はい。ふふふ・・・」 ここで何か歓声が。 「あれ、プールからでしょうか」 「そうみたいだね。みんな、頑張ってるといいけど」 「?頑張る?」 「あ、聞いてないかい?慰労会じゃなくて水泳大会になってるらしいよ」 「そうなんですか」 何故貴方が知っている!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「水球とか騎馬戦とかやってるらしい。赤也からメールがきて、教えてくれた」 本当、切原は幸村が好きなんだなぁ(*^^*) 「わ、本格的ですね」 「優勝者に賞品は無い代わりに、最下位には罰ゲームがあるそうでね」 「な、なんだか激しそうですね。皆さん大丈夫でしょうか」 「勿論大丈夫だよ。メールで激励しておいたしね」 「どんな激励したんですか?」 「フフ・・・。内緒だよ。さ、掃除を片付けてしまおう」 「?はい」 あ、怪しい!!すごく気になるぞ・・・!(> <) そして夕方。広場にて。 「あ、真田先輩たち、戻ってきましたよ」 「そうだね」 「あれ、なんだか疲れてるみたい・・・」 「お帰り、みんな」 「あ、ああ」 「た、ただいまっス」 何か、真田と切原の様子がおかしいぞ?( ̄□ ̄;) 「水泳大会どうでしたか?楽しかったですか?」 「は、ははは・・・」 渇いた笑いのブン太。どうしたどうした?? 「ち、ちょっと疲れたかな、うん」 ジャッカルもどうしたの?(> <) 「そうですね・・・」 「でも疲れたぶん、いい結果が出せたと思うぞ」 柳生と仁王は普通に見えます。 「うむ。精市」 「ああ」 「全ての競技において、一位をとったぞ」 柳からの嬉しい報告ですv 「わぁ、すごいですね!水の中での運動って大変なのに」 「・・・うむ、いいトレーニングになった」(真田) 「フフ・・・頑張ったね、みんな」 「そ、そりゃ・・・あんなメールもらったらな」 ブン太!!どんなメールをもらったのだ!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「やる気、でただろ?」 「それはもう・・・」(柳生) 「?幸村先輩の激励メールのことですか?」 「はは・・・ま、まぁな」 あの仁王までが口を濁しているぞ!? 「どんな激励だったんでしょう」 「ま、まぁ気にするな、○○(主人公)。なっ、赤也!」(ジャッカル) 「・・・うぃーっす」 「???」 一人、訳のわからない主人公でした。 「部長の怖い所・・・久しぶりに思い出しちまったぜ・・・」 切原!!その恐怖の理由を教えて!!(> <) 9/3。いよいよ学園祭スタート! 朝。幸村に声をかけられました。 「やあ、○○(主人公)さん」 「あ、幸村先輩」 「運営委員の仕事の調子はどう?」 「あ、今日と明日はほとんど仕事が無いんです」 「そうか、じゃあちょうど良かったな」 「なんですか?」 「最近調子がいいからね、今日は一日、俺に付き合ってもらえないかな?」 もちろんOKですよ!!今日といわず、これからの人生も貴方に捧げますvv(*^^*) 「あ、はい。もちろんです」 「ありがとう。一緒に模擬店を回ろうか」 「はい」 海の家にやって来ました。 「へぇ、海の家だね」 「ここは確か・・・」 サエさん登場! 「あれっ?キミは・・・幸村じゃないか!」 「やあ、佐伯。久し振りだね」 何と、幸村とサエさんは知り合いだったのか!? 「病気だって聞いて心配してたんだぞ。もういいのか?」 「ああ、なんとか全国に間に合ったよ」 「そうか・・・また立海はさらに強敵になるな」 「フフ・・・キミの所も色々と面白い部員が入ったって、蓮二に聞いたよ」 さすが柳。データマン! 「ああ、そうそう。驚くなよ。一年生で部長なんだよ、そいつ」 葵のことだ! 「へぇ・・・それはすごいな。けど、自慢する事じゃないんじゃないかな?」 た、確かに・・・(^_^;)。 「ハハ、そうだな。でもまあ、オジイが決めた事だし」 「オジイさんも元気なんだね」 「ああ、多分後百年は長生きすると思うよ」 もはや人間ではないオジイ・・・(;´д`)。 「フフ・・・」 昼。 「アトラクションコンテストをやっているみたいだね。少しのぞいて見ようか」 「はい」 アトラクションは、本能寺の変です。 「すごいな、弦一郎・・・」 「役になり切ってますね」 そして切原に対するコメントはなしですか・・・?(;´д`) 終了後。 「なかなか楽しい出し物が一杯だったな」 「はい、特に真田先輩・・・すごかったです」 「うん、弦一郎の信長は見事なキャストだったね」 「はい」 夕方。 「次はどこへ行こうか」 「先輩、お身体は大丈夫なんですか?」 「フフ・・・もう大丈夫。心配いらないよ」 「そうですか、良かったです」 「あ、あそこが面白そうだね。行ってみよう」 「はい」 ゴージャスカフェにて。 「すごいな、これは・・・」 「ここは確か・・・氷帝の模擬店だったと・・・」 ここで跡部登場。 「・・・本当に来ていたとはな、幸村」 「やあ、跡部」 「フン・・・なるほど、元気そうじゃねーか。安心したぜ」 「ありがとう」 「俺たちも全国に出る事になったんでな。半病人を倒しても面白くねーだろうが」 青学戦では、怪我人(手塚)を容赦なく倒してましたが・・・(^_^;)。 「フフ・・・キミらしい気遣いだね」 「気遣い?そんなもんじゃねぇよ。」 「王者立海の神話を、今年で完全に終わらせてやるには、最強といわれるお前がいないと物足りねーんだよ」 「そうだね、楽しみだよ。キミもかなり強くなったみたいだね」 「当り前だ。この俺を誰だと思っている?」 跡部様です。 「去年は弦一郎がキミと当たったけど今年は俺が相手をしたいな」 「・・・フン。楽しみにしてるぜ」 「フフ・・・」 (すごいな先輩・・・あの委員長と一歩も引けを取らずに話してる・・・) そして帰り。 「今日は一日付き合わせちゃって悪かったね」 「いえ、いいんです。私も楽しかったですから」 「そう言ってくれると嬉しいよ」 「それにしても先輩・・・有名人なんですね。みんな先輩の事を知ってましたし」 「そうだね。一応これでも全国に二回出ているから」 謙遜しないところがカッコいいvv(*^^*) 「あ・・・そうでした。すみません、失礼な事言っちゃって」 「ああ、いいんだよ。気にしないで」 「そ、そうですか・・・」 「今日はもう終わりみたいだね。まだ見てない模擬店もあるし・・・明日、また一緒に回ってくれないか?」 望むところですよvv\(>▽<)/ 「はい、もちろんです」 「フフ・・・ありがとう。それじゃ、明日、広場で待ち合わせよう」 「はい、わかりました」 |