柳生ED(8/26〜8/28) |
8/26。朝。仁王と柳生が会話してます。 「最近、他の模擬店も手伝ってるようじゃの」 さすが仁王!お見通しのようです。 「ええ、そうですよ。といっても、私の時間が空いた時だけですが」 「ほぅ、そうか。それで、その模擬店は順調に出来てきてるんか?」 「協力的なメンバーが少ないと聞いていましたが意外と順調ですね」 「そりゃ良かった。で、お前は最後まで手伝う気なんじゃろ」 「そうですね。模擬店としてはライバルですが、お手伝いを続けていきたいと思っていますよ」 「・・・お前は器用だからやっていけるかもしれんが、いつか歯車が噛み合わんようになるぞ」 仁王の忠告!何かが起こりそうな予感です。 「どういう意味です?」 「お前はいずれ、その彼女の模擬店とこっちの模擬店・・・どちらかを選ぶ時が来るんじゃないかってことじゃ」 まるで柳生が二股かけてるみたいな言い方だぞ!\(>▽<)/ 「それはないでしょう。私はこちらの・・・テニス部の模擬店を放棄する気はありませんよ」 つまり、あちらは遊びでこちらが本命だとv(*^^*) 「お前がそう思っていても、相手がそうでなかったらどうする気だ?」 「彼女に限ってそのような事は・・・」 「ほぅ、彼女ときたか。お前もなかなかやるの」 仁王!やるって何が!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「何を言ってるんですか」 「それじゃ、俺たちの『彼女』も悲しませんようにな」 俺たちの彼女!!!(≧∇≦) 「そんな事は貴方に言われるまでもありません」 「なら・・・いいんじゃ。疑ったような言い方ですまんかったな」 「・・・いえ」 「それじゃーな」 ここで主人公登場。 「あ、仁王先輩。こんにちは」 「噂をすればやの」 「噂ですか?」 「何でもない。俺は準備に戻る」 「あ、はい」 仁王、退場。柳生と二人きりになりました。 「・・・・・・」 「柳生先輩」 「・・・・・・」 「先輩。・・・柳生先輩」 「あ、失礼しました。私になにかご用件でも?」 「先輩、たまに作業に遅れてきているって聞いて・・・どうしたのかと思って」 あれ?主人公、他校の模擬店手伝ってること、知ってるはずじゃ・・・?( ̄□ ̄;) 「申し訳ない。私的な用事が長引くことがあって遅れているだけです」 「もし、遅れる事が分かっているなら、その時は私が先輩の作業をしますのでいつでも言って下さいね」 「いえ、それはいけません。貴方に負担をかけてしまっては元も子もないので・・・」 「そんな事はないですよ。やむを得ない事情があって遅れているなら、私がフォローに入るのは当然のことですから」 「・・・やむを得ない事情ですか」 「はい」 「・・・貴方は聞かないのですか?」 「何をですか?」 「私がなぜ遅れてくるかです」 「・・・理由を聞くと立海の運営委員として止める事になるかもしれません」 やはり主人公、気付いているようです。 「そこまで分かっていて・・・貴方は聞かないのですか」 「はい・・・先輩と出会ってからまだ数日ですけど分かります。先輩、優しいですし、誰かが困っていると見て見ぬふりなんて出来ないでしょう?」 「・・・・・・」 「だから、聞かないんです。先輩がいない間の作業は私が代わりにしておきますから、先輩は・・・」 主人公・・・(; ;)。 「向こうの方にはちゃんと話をして、時間までには戻れるようにします。だから、貴方が私の分をする事はないのですよ」 「本当ですか?」 「本当です」 「わかりました。先輩、ごめんなさい。いろいろ言ってしまって」 「いえ。貴方の行動は当然です。貴方や仲間たちに甘えて自分の好き勝手にやっていた私が悪いのです。申し訳ありません」 柳生!!そこまで反省しなくても・・・!!(> <) 「謝らないでください。私も先輩の立場なら同じ事をしました。だから・・・」 「貴方は優しいですね。私のわがままで辛い思いをされていたはずなのに」 「いえ、私は別に・・・」 特に辛かった覚えもないのですが・・・(^_^;)。 「向こうのお手伝いに行くのは次で最後にします。これ以上、貴方に迷惑をかけられませんから」 柳生、ついに向こうに別れ話を切り出すようです。 「・・・次、行かれる時は一声掛けてもらえますか?急に先輩が呼び出されることがあっても困りますし」 「はい、わかりました」 「それじゃあ、失礼します」 「ええ」 その後、広場にて会話。「テニスの話題」を選びます。 「柳生先輩は『レーザービーム』っていう技を持ってるって聞きました」 「ああ、パッシングショットの事ですね。ええ、そう命名されています」 「・・・もしかして、それを打つ時技の名前を叫んだりしてませんか?『レーザービーム!』って」 「・・・どうしてご存知なんです?」 それはお約束だからです(^_^;)。 「あ、いえ・・・何となく。叫んだら似合いそうな名前だなって思ったもので」 「フッ・・・打つ前に相手に知らせるのは、本来ならば下策ですが・・・レーザーに限っては、わかっていてもとれない球だと自負していますので」 すごい自信です。 「自信がおありなんですね」 「ええ、もちろん」 昼。甘味どころにて。「本の話題」を選びます。 「先輩はどんなジャンルの本を読みますか?」 「私はミステリーが好きですね」 「そうなんですか。私も時々読みます。推理は苦手なんですけどね」 「私は推理しながら読むのが好きですね」 「ふふ。読み方にも性格が出ちゃいますね」 「そうですね。フフフ」 何だかほのぼのした二人でした(*^^*) 夕方。甘味どころにて。 「柳生先輩、何かお手伝いする事はないですか?」 「そうですね・・・あ、先ほどのミーティングに出ていた抹茶を買いに行きたいので付き合っていただけますか?」 「はい、いいですよ」 買出しデートだ!\(>▽<)/ 「それは助かります。それでは・・・」 ここで携帯の呼び出し音が。 「少し失礼します」 「あ、はい」 「はい、柳生です。・・・ええ、そうですね。・・・・・・え?それは、どう言う事ですか?・・・私が問題に・・・少し待って下さい」 何かトラブルの予感が・・・(;´д`)。 そして・・・。 「○○(主人公)さん。申し訳ないのですが、・・・先ほどの買い物の件、他の方と一緒に行って頂けませんか?」 何ですと!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「え?どうされたんですか?」 「それが・・・お手伝いしていた模擬店でトラブルがありまして」 「もしかして、先輩のお手伝いが原因ですか?」 「そのようです・・・私が手伝った事が、他の方たちの怒りを買ってしまったようです」 だからって、柳生に助けを求めるのも何か違うような気もしますが・・・(;´д`)。 「そうですか・・・わかりました。先輩はそちらへ行ってください」 「すみません。貴方に迷惑をかけてしまって」 「私は別に。それよりも、電話の方に行くことを知らせてあげてください」 「すみません。・・・もしもし・・・今からそちらへ伺いますので。・・・はい・・・では、後程」 「大変だとは思いますが、頑張って下さい」 「すみません。それでは」 「はい・・・」 柳生退場。さらば、買出しデート!(> <) (この近所で抹茶を扱ってるお店って知らないんだよね。・・・どうしよう?) ここでブン太登場!渡りに船!(*^^*) 「よう、ここで何してんの?」 「あ、丸井先輩。先輩なら知りませんか?」 「何を?」 「この近くで抹茶を売ってるお店です」 「抹茶ねぇ〜。俺、飲まねぇからわかんね」 「そうですか・・・」 ブン太の専門はお菓子だからなぁ・・・(;´д`)。 「・・・あっ!思い出した!さっき、柳生が抹茶の店が近くにあるって言ってたな。柳生に聞いてみなよ」 「柳生先輩、ちょっと用事が有って無理なんです」 「そっか。・・・さっき聞いたばっかだし、俺でも地図書けるかも」 あれ?ブン太、一緒には行ってくれないの!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「本当ですか?」 「任せろって!」 「お願いします。できれば一緒に来てもらえませんか?」 「おう!」 やった!ブン太と買出しデートだvv(*^^*) そして・・・。 「はぁ〜、丸井先輩に呼び出しが掛かるなんて・・・地図だけは書いてもらったけど・・・ふぅ〜」 あぁ、何てついてないんだ!!(> <) 「その書いてもらった地図・・・先輩には悪いけど、分かり難いよぉ〜」 ま、ブン太だし・・・(^_^;)。 その頃の柳生はと言うと、男子生徒と話をしてました。 「そうか、俺たちの勘違いだったんだな。アンタに酷い事を言っちまった。すまん」 「いえ、私は構いませんよ。でも、彼女には謝ってあげて下さい」 「わかった。あとで直接謝りに行くよ。それと、これからは俺たちも協力して模擬店を作っていく」 「そうですか・・・貴方たちが立派な模擬店を作る事を願っています」 「ああ。・・・ホントにすまなかったな」 「いえ、それでは失礼します」 どうやら和解したようです。 ここでブン太登場。 「お?柳生、ここでなにやってんだ?」 「いえ、私用で少し」 「ああ、そういえばアイツも言ってたな」 「あいつ?誰の事です?」 「運営委員だよ。抹茶の店を知らないかって聞かれたから柳生に聞けばいいって言ったらさ、柳生は私用があるから聞けないってな」 「そうですか。それで、彼女は?」 「俺が一緒に行くって言ったんだけどさ 真田から急な呼び出しくらってな。店の地図を書いて渡したんだけど」 おのれ、真田!アナタの呼び出しだったのか!!(> <) 「一人で行ったということですか?」 「どうだろうな?俺、直ぐに真田んとこ行ったからな」 「そうですか。今から彼女を追いかけてみます」 急いで、柳生!(> <) 「今からって、アイツが出て行ってかなり時間経ってるぞ」 「でも、まだ戻ってきていないんでしょう?」 「そうだな。・・・俺が一緒に行ってやれれば良かったんだけどな」 ブン太、優しい・・・(; ;)。 「いえ、仕方ないでしょう。それでは、失礼しますよ」 「外、雨降ってるから傘持っていけよ」 「わかりました」 一方、主人公はと言うと・・・。 何とか抹茶を買い終えたものの、突然の雨に傘もなく困ってました。 ここで柳生が息を切らせながらやって来たよ。 「はぁはぁ・・・○○(主人公)さん。ここに・・・いらっしゃいましたか・・・」 「柳生・・・先輩・・・?」 「すみません!誰にも迷惑を掛けずに、やっていけると私は思っていました。でも、貴方にこれほど迷惑を掛けてしまうとは・・・」 「私は迷惑だなんて思っていませんよ」 「しかし、私と行くはずだった買出しを、貴方一人に任せてしまいました」 「私は運営委員ですから」 「それに、雨の中・・・ずっと立たせる結果になってしまいました・・・」 柳生はすっかり責任を感じてしまっているようです。 「雨は仕方ないですよ。お天気の事なんて、誰にも分かりませんから」 「・・・どう、貴方にお詫びをすれば良いのか・・・」 「お詫びなんて必要ないですよ。それより、先輩の方は大丈夫だったんですか?」 「あ、はい。向こうの方たちにも理解してもらえました。これからは皆で協力して作っていくそうです」 「そうですか。良かった・・・」 「貴方は、怒っていないのですか?」 「怒る?なぜですか?」 「・・・いえ、愚問だったようですね。貴方の顔を見れば分かりました」 「あ、先輩。抹茶を何種類か買ってきましたよ。どの種類がいいか、みんなで決めませんか?」 「そうですね。戻ったら、みんなで飲んでみましょうか」 「はい」 「では、そろそろ・・・あ」 「どうしました?」 「ああ、いえ。なんでもありません。私はしばらくここにいますから、貴方は先に帰ってください」 「え?どうかしたんですか?」 「大した事ではないんですよ。貴方をエスコートできないのは残念ですが・・・さあ、この傘を使ってください」 エスコートって!\(>▽<)/ 「あの・・・先輩。もしかして、傘、それしかないんじゃないですか?」 「いいえ、ちゃんと予備はありますよ」 ウソつき紳士!\(>▽<)/ 「・・・疑うようですみませんけど、その予備の傘、見せてください」 「・・・ふぅ。鋭いですね、貴方は」 あっさりバレた!\(>▽<)/ 「あ、やっぱり・・・」 「私の事は構いませんから、貴方はその傘を使ってください」 「いえ、私も先輩をおいて帰るなんていやです」 「しかし、この雨はまだ止みそうにもありませんし・・・では、こうしましょう」 「はい?」 「私の傘で一緒に帰りませんか?」 相合傘だ!!!(≧∇≦) 「・・・それだと、先輩が濡れてしまいます」 「大丈夫ですよ。この傘は意外と大きいんです」 「じゃあ・・・お願いします」 「ええ」 CG登場!傘さし柳生の図! 「○○(主人公)さん。肩が濡れていたりしませんか?」 「あ、大丈夫ですよ。先輩こそ大丈夫ですか?」 「ええ。私も大丈夫です」 とか言いつつ、実は柳生は肩が濡れてそうな気がするなぁ(*^^*)v 「さっきの・・・話ですけど。怒ってはなかったです。でも、先輩の事は心配していましたよ」 「え?私を心配していたのですか?」 「はい。とっても大変な事が起きていて、先輩がケンカに巻き込まれているんじゃないかって。そんな事ばかり考えてました」 紳士はケンカしませんよv(*^^*) 「申し訳ありません」 「あ、責めてる訳じゃないんです。先輩が怪我も何もなくて私の所に来てくれた時、ほっとしたんです」 「私も貴方を見つけることが出来て、ほっとしました。・・・なんと表現すればいいんでしょうか。」 「貴方を見つけた時、心が温かくなったとでも言いましょうか・・・」 柳生!!愛の告白ですか!?\(>▽<)/ 「・・・私も、同じ気持ち・・・・・・でしたよ」 主人公まで!!(≧∇≦) 「ここと会場はそれほど距離が離れていませんが、ずっと長い道を歩き続けて貴方を探し出した・・・」 「そんな不思議な気分でしたよ」 何ですか、柳生!それは口説いているのですか!?\(>▽<)/ 「・・・・・・」 「すみません。訳の分からない事を言ってますね」 「い、いえ」 「あ、肩が濡れていますよ。もう少し、傘の方へ」 「先輩の方こそ濡れていますから、もっと傘の中へ」 「お互い、もう少し寄りましょうか」 柳生、ナイス提案!!\(>▽<)/ 「・・・はい」 「・・・少し照れますね」 「・・・はい」 何ですか、このラブラブムードは!!!(≧∇≦) 「・・・あ、あの」 動揺する紳士が可愛いぞ!\(>▽<)/ 「はい?」 「肩は・・・大丈夫ですか?」 「は、はい。先輩にくっついてますから・・・」 ビバ、密着!!!(≧∇≦) 「そ、そうでしたね」 紳士、声が上ずってます。もうドキドキ状態です!\(>▽<)/ 「もう少しで着きますね」 「ええ、それと雨も小降りになってきました」 紳士、まだ声が動揺してます(笑)。 「はい」 「・・・貴方が嫌でなければですが、少し遠回りをして帰りませんか?」 「もう少し、このまま・・・お話をしたいので」 柳生――――――!!!!(≧∇≦) 「・・・はい」 とても初々しい二人でしたv(*^^*) 帰り。柳生に遭遇。 「ああ、○○(主人公)さん。これから帰るところですか?」 「あ、柳生先輩。そうです」 「では、駅まで一緒に帰りませんか?」 喜んでvv(*^^*) 「では、一緒に帰りましょう」 「はい」 そして帰り道。 「今日も頑張りましたね。模擬店もなんとか形になりつつありますね。貴方のおかげです」 柳生に褒められちゃったv(*^^*) 「私、たいした事はしていませんよ」 「そんなことはないですよ。謙遜するのは悪い事ではないですが、しすぎるのは良くありません」 柳生にちょこっと注意されちゃった(> <)。 「・・・じゃあ少しだけ、運営委員として出来てるって思う事にします」 「少しでなくても構わないのですが。そう言えば、なぜ貴方は運営委員になろうと思ったのですか?」 それは私も知りません。 「特に理由は無かったんですよ。たまたま私が帰宅部で、なる人間がいなかっただけなんです」 「そうなんですか」 初めて知りました。 「今はなって良かったと思ってます。色んな人と知り合いになれたし。あ、他校の友達も出来ました」 「時折、他校の委員と話しているのを見かけますよ。・・・委員長とも話していましたね」 委員長とは、跡部のことだよね。気になりますか?(*^^*) 「はい。委員長は忙しい人だから見かけた時にまとめて報告とかしちゃうんです」 「彼・・・跡部くんは貴方の事をなんと呼んでいるのですか?」 おや?気になりますか?(≧∇≦) 「『立海の運営委員』ですよ。全員そんな感じです」 「そうですか、少し意外ですね。てっきり呼び捨てにしているのかと思ってました」 安心しましたか?(*^^*) 「ふふ、委員長に名前で呼ばれたらびっくりしちゃいますよ」 「・・・私なら、驚きませんか?」 柳生!!!いきなり何を!?\(>▽<)/ 「え?」 「私が貴方を名前で呼んでも驚いて嫌だったりしませんか?」 「えっと・・・驚きはしいますが別に、嫌じゃ・・・ないです」 「そうですか。なら名前で呼ばせてもらいましょう」 柳生vv(*^^*) 「は、はい」 「私の事は別に構いませんよ」 「あ、はい。先輩のことを名前で呼ぶのは少し緊張しますから」 「フフ・・・」 駅に到着です。 「あ、もう駅・・・」 「ああ、もう着きましたか。早いものですね」 「そうですね」 「それでは、また」 「はい。さようなら」 8/27。朝。テニスコートにて。 「柳生先輩」 「ようやく会えましたね。○○(主人公の名前)さん」 早速名前で呼ばれちゃってますv(*^^*) 「何か御用でしたか?」 「いえ、貴方が私を探しているような感じがしましてね」 柳生ったら!自惚れすぎですよ!\(>▽<)/ 「はい・・・」 話題選択。「恋の話題」を選びます。 「先輩はどういう女の子がタイプなんですか?」 「また、唐突な質問ですね。そうですね・・・清楚な人が好きですよ」 紳士らしいですv(*^^*) 「清楚、ですか。派手な子は苦手、と言う事ですか?」 「ええ、苦手ですね。落ち着いた雰囲気の子が好きですよ」 「そうなんですか」 「貴方はどうですか?騒がしく、流行に敏感な人がお好きですか?」 「騒がしい人はちょっと疲れちゃいそうですね」 「そうですか」 嬉しそうな紳士(笑)。 「あと私、流行には鈍いから敏感な人だとついていけないと思います」 「そうですか。それはよかったです」 紳士、大喜びです(*^^*) 「良かったんですか?」 「ええ。私にとって、ですけどね」 柳生〜〜〜!!!この正直者!!\(>▽<)/ 「??」 昼。甘味どころにて。「テニスの話題」を選びます。 「先輩は、前はゴルフ部にいたそうですね」 「ええ。仁王くんにスカウトされましてね」 ビバ!アニプリ設定!!\(>▽<)/ 「勝負したんですよね」 「はい。・・・まぁ、彼に上手く騙された気もしないでもないですが、今は良い選択だと思っていますよ」 「ゴルフよりもテニスの方が楽しいですか?」 「ええ。それにゴルフ部のままでしたら貴方とも会えませんでしたしね」 紳士が今、凄い事言った!!!(≧∇≦) 「え?えっと・・・」 「仁王くんに感謝しなくては」 本当、仁王に感謝です(*^^*)v (先輩って表情が変わらないから冗談なのかどうなのかわかりにくいよね・・・) 夕方。甘味どころにて。「宿題の話題」を選びます。 「わからない科目って、ちょっと勉強しただけでもすごく疲れちゃいますね」 「フフ。それを乗り越えてから出来るようになるのですよ」 「はい、頑張ります。でも少しだけ教えていただけませんか?」 「いつ言ってくれるかと待っていましたよ」 柳生!!!待たせてごめんね!!\(>▽<)/ 「え?」 「自分一人で努力するのは大事ですがたまには頼ってくださいね」 頼りにしてますv(*^^*) 「は、はいっ!」 帰り。柳に遭遇。駅まで送ろうと言われました。 ここで二択。涙を飲んで「ごめんなさい・・・」を選びます。 「そうか。ではまたな」 ごめんね、柳・・・(> <)! →「はい、是非」を選んだ場合。 「うむ、ではいこう」 「ありがとうございます」 帰る途中、柳生に遭遇! 「ああ、○○(主人公)さん。これから帰ると・・・おや」 「あ、柳生先輩・・・」 「ああ、何でもありませんよ。それでは、また」 柳生はやはり紳士でした。ごめんね、柳生・・・(;´д`)。 その直後、柳生に遭遇。仲良く下校しましたv 夜。柳生から電話。 「夜分申し訳ありません。柳生ですが」 「えっ?柳生先輩・・・こ、こんばんは」 「こんばんは。実は貴方に聞きたい事がありましてね」 「あ、はい。なんでしょう?」 「明日なんですが、貴方は何か予定がありますか?」 そんなものないですよ!思い切りヒマです!\(>▽<)/ 「いえ、特に予定はありません」 「そうですか、それは良かった。では明日、私と一緒に映画を観に行きませんか?」 映画デート!定番ですv(*^^*) 「え?映画ですか」 「はい、先週封切られたミステリー映画なんですが」 さすが紳士。主人公の趣味も把握済みです。 「あ、いいですね。行きます」 「では明日10時、駅前で待ち合わせでいいですか?」 「はい、わかりました」 「それでは明日、お待ちしていますよ。おやすみなさい」 「はい、おやすみなさい」 (柳生先輩と映画・・・これ、デートかな?) デートですvv(*^^*) 8/28。映画デートですv 「おはようございます、柳生先輩」 「おはようございます。お早いですね、○○(主人公)さん」 「いえ、私もさっき来たばかりですから」 「そうですか。それはよかった。少し早いですが、映画館に行きましょう。ここは暑いですから」 「はい」 映画館にて。 (うそっ!?あの人が犯人だったの?全然わからなかった・・・) その後、喫茶店にて。 「なかなかいいストーリーでしたね」 「はい、最後まで犯人の見当がつきませんでした」 「伏線を上手く引いていましたからね」 「私はあんまり伏線に気付かなかったみたいで・・・」 「ああ、このタイプの映画は、何度も観て初めて気がつく伏線も多いですから」 そうなのか。同じ映画を何度も観るのはちょっと厳しいかも(^_^;)。 「面白かったです。DVDになったら買おうかなと思います」 「そうですね。私も同じ事を考えていました。この映画は何度も観たくなります」 どうせなら、DVDが出たら一緒に観ませんか?(*^^*) 「犯人がわかってから、もう一度読み直したくなる推理小説と同じですよね」 「ええ、そうするとさらに新しい発見があったりします。」 「はい、見落としていた伏線に気付いた時なんか、やられたって思いますから」 「フフ・・・心地よりペテンにあった気分、ですね」 ペテン!仁王!!\(>▽<)/ 「はい。あ、ペテンといえば先輩は仁王先輩と仲がいいですよね」 まるで狙ったかのように、仁王の話題へ!\(>▽<)/ 「おや、彼の異名をご存じでしたか」 そりゃ、有名ですから・・・(^_^;)。 「あ、はい。何度か耳にしましたから」 「あまりいい響きではないでしょう?ペテン師というのは」 「そうですね」 「しかし、彼のペテンは決して道を踏み外していません。・・・境界ギリギリではありますが」 ダブルスでの入れ替わりは、道を踏み外しちゃったような気もしますが・・・(^_^;)。 「先輩は仁王先輩の事をよく知っているんですね」 「ええ、親友と言っても差し支えありませんから」 そうだったのか!てっきり、弱みを握られているのかと・・・。 「ふふ、いいですね、そういうの」 「ところで、この後時間はありますか?」 もちろんありますよv(*^^*) 「はい、大丈夫です」 「では、少し寄りたい所があるのです。付き合っていただけますか?」 「はい。どこへ行くんですか?」 「古本屋です。買いたい本がありましてね」 「あ、私もいいのがないかチェックします」 「では、行きましょうか」 「はい」 そして・・・。 「先輩、一杯ミステリーを買ってましたね」 「ええ、ミステリー小説は一度読んだら終わりだと思っている人が多い様で、古本屋に多く出ていますから」 「もったいないですね。何度も楽しめる小説も多いのに」 「貴方もミステリー小説がお好きな様ですね」 「はい、推理系の小説が特にお気に入りです」 推理といえば、古本で嫌な思い出があると言う柳生。 「以前古本屋で買ったミステリー小説なんですが、ひどいイタズラをされていましてね」 「ひどいイタズラ?」 「はい、序盤まで読み進んだところで新たに出てきた登場人物に赤線が引いてありまして・・・」 「あ・・・まさか」 「はい。その人物が犯人だという書き込みがされていたのです」 それは最悪だ・・・(;´д`)。 「そ、それは確かにひどいイタズラですね」 「推理小説で犯人を明かすのは最大のタブーだという事を知っていてやってるんでしょう」 「それ・・・許せないです」 推理小説ファンとして、主人公も柳生の気持ちがわかるようです。 「面白い小説だっただけに残念でしたよ」 駅にて。 「今日は一日付き合わせてしまって申し訳なかったですね」 「いえ、とても楽しかったです」 「そうですか、それは良かった。・・・また、お誘いしてもいいでしょうか?」 「はい、もちろんです」 「では、またいずれお願いするかもしれません。ああ、電車が来たようですね」 「あ、はい」 「では、今日はここで。また明日、お会いしましょう」 「はい、また明日」 |