観月ED(8/26〜8/28) |
8/26。朝。ステージにて。特殊話題「シナリオの話題」を選びます。 「この前、演劇のシナリオの話、してる所を見ましたよ」 「ああ、あれからようやくシナリオがまとまりましてね。今はもう練習にはげんでいますよ」 「先輩、歴史劇のシナリオまで書いちゃうんですね。すごいです」 「木更津くんにも協力してもらいましたけどね」 「木更津先輩に?」 おや、これはちょっと意外だぞ。 「ええ、彼は歴史小説が好きなんですよ」 「そうなんですか。でも、最終的にシナリオにまとめるのは先輩なんですよね」 「ええ、そうです。今回は信長と光秀、二人の男の悲劇というコンセプトで書いてます」 「悲劇・・・ですか?」 「そうですよ。光秀は信長に出会わなければ、あれほど出世しなかったでしょう。そして出世したからこそ、謀反を起こさざるを得なくなった・・・これは悲劇ですよ」 そうなのか?歴史には疎いので、よくわからないです(;´д`)。 「どうして光秀は謀反を起こさなければならなかったんですか?」 「その点が、今回のシナリオの肝なんですが・・・光秀ほど信長を尊敬し、かつ憎んでいた男はいない、という事なんです」 「憎む・・・ですか?」 ますますわからなくなってきました・・・(;´д`)。 「ええ、単なる怨恨じゃないですよ。彼にとって信長は『越えられない壁』だったんです」 「ああ・・・何となくわかります」 「史実とは異なる解釈ですがね。まぁ、楽しみにしていてください」 「はい」 学園祭当日が楽しみです(*^^*)v 昼。喫茶店のサイドメニューについて話し合い。 クッキーとケーキは主人公が、スコーンは観月が指導することに。 その後。柳沢に声を掛ける主人公。例の試合についての相談です。 「・・・という提案なんですけど・・・」 「そりゃ願ったりだけど、いいのか?俺の分担って、単純で時間ばっかり掛かるやつだーね」 「大丈夫ですよ。コツコツやっていく作業は苦手じゃないですから」 「そうか?じゃあお言葉に甘えるだーね。うーん、観月と試合するのは久しぶりだーね!」 柳沢も嬉しそうです。 「ふふ・・・あ、柳沢先輩。私が提案したっていうのは、観月先輩には内緒に・・・」 「そうか?お前がそう言うならそうしとくだーね」 「はい、よろしくお願いします」 「じゃ、早速観月誘ってくるだーね!」 「はい!」 「さ、私も柳沢先輩の仕事を始めなくちゃ!」 自由行動。観月と壁打ち。乾人形をGET! 夕方。柳沢の担当の仕事を終えた主人公。 「問題は自分の分だよね。家に持って帰ろう。・・・日付変わる前には出来る、かな?」 ここで柳沢からメールが。何故主人公のアドレスを知っている!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「『試合終了。楽しかっただーね♪観月もグチグチ言ってたが、楽しそうだったから。安心するだーね(^^)b』」 絵文字がちょっと意外で楽しいです(笑)。 「よかった・・・さ、私も帰ろうっと」 結局、家に持って帰って終わったのは夜中の二時半だったようです。お疲れ、主人公! 8/27。朝。会議室にて。 「観月先輩、どこにいるのかな。確認して欲しい事あるのに・・・」 (あれ?これ観月先輩のノートパソコン?付けっぱなしだ・・・) それは気になるぞ!! (中は見ちゃダメだよね。置いたままで遠くに行く事はないし、ちょっと先輩の帰りを待ってようかな) というわけで、待っているうちについうたたねしてしまう主人公。 気がつけば、パソコンのキーボードを叩く音が。 「ん・・・・・・」 「ようやくお目覚めですか?」 「・・・あれ、観月先輩・・・!!」 驚く主人公。 「わ、私、もしかしてっ!?」 「ええ。よく眠っていらっしゃいましたよ。時間的には十五分くらいでしたか」 (十五分も寝顔見られたの、私!?は、恥ずかしい・・・) 乙女主人公!(*ノノ) 「どうかしましたか、○○(主人公)さん。顔が赤くなったり青くなったりしてますが」 「い、いえ!あの、すみませんでした!ちょっと座って待つつもりだったのに・・・」 「まぁ、貴方の寝不足の理由はわかっています」 何ですと!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「え・・・?」 「ああ、そうだ。昨日、不思議な事が起きましてね。貴方は何か知りませんか?」 「不思議な事?」 「ええ。昨日の午後に柳沢は自分の分担が終わったからと言ってボクに試合を申し込んできたんですよ。彼一人の場合、短時間で終えることは出来ない作業量だったのに。」 ドッキーン!!!Σ( ̄ロ ̄lll) 「少し不審に思いましてね、今朝、柳沢の分担を確認したらちゃんと終えているんですよ」 ドキドキドッキーン!!Σ( ̄ロ ̄lll) 「す、スゴイんですね・・・柳沢先輩・・・」 (もしかして・・・お節介がばれてるのかな?) 観月は全てお見通しのようです・・・(^_^;)。 「そういえば、貴方が眠っている間、携帯が鳴っていましたよ。メールでも届いているのではないですか?」 「は、はい。えっと・・・あ、柳沢先輩からだ」 何てバッドタイミング!(> <) (えっと・・・『観月に誘導尋問されて、ぽろっと頼まれた事、言っちゃっただーね。ごめんだーね<(_ _)>』) 柳沢!!!Σ( ̄ロ ̄lll) 「・・・・・・」 「大体予測できますが、柳沢からなんと?」 観月の意地悪!(> <) 「あのっ、余計な事してすみませんでした!」 そうそう、こういう時は素直に謝るのが一番だよ(^_^;)。 「・・・・・・」 「その、前に先輩とテニスコートで話をした時にボールを追いかけてないって言ってて・・・」 「それに疲れているみたいだったけど運動をしないと、余計に疲れることもあるし・・・その・・・」 「それで柳沢に提案ですか」 「は、はい。好きなテニスをしたら気分転換にもなるし、疲れも取れるんじゃないかなって・・・」 「好き?」 「はい。だって先輩、テニスが好きなんでしょう?あ、もしかしてそんな事ないですか・・・?」 「・・・いいえ、好きですよ。自分でも時々忘れてしまいますけどね」 「え?」 「いえ、なんでも。それで柳沢の時間を作るために、貴方はオーバーワークで寝不足ですか」 「いえ、寝不足って事は」 「隈が出来てますが、寝不足ではないと?」 「・・・いえ、寝不足です」 やはり観月には敵いません(^_^;)。 「貴方も、作業の遅れはないが、作業効率が落ちています。自覚ありますか?」 「あります・・・」 「・・・・・・」 (うう・・・ほんとにお節介の自己満足だったんだ・・・情けない) 落ち込む主人公。 「でも、久しぶりの試合は楽しかったですよ」 「え?」 「それに今日は疲れを感じていません。やはり多少は身体を動かすべきですね。最近デスクワークばかりでしたが、いけないようです。これからは考えなくては」 「あの・・・観月先輩?」 「なんですか、○○(主人公)さん」 「怒ってないんですか?」 「怒る理由はありませんが?」 「よ、よかった・・・・・・」 「それに・・・感謝してますよ」 観月!!\(>▽<)/ 「えっ・・・」 「ボクが礼を言うのは、そんなに驚く顔をするほどのことですか?」 「い、いえ!あの・・・よかったです。先輩、元気になったみたいで・・・」 「ですが、これからはボクを通していただきたい。貴方一人が無理をする必要はありません。いいですか?」 観月・・・v(*^^*) 「はい、気を付けます」 「それと・・・なぜ柳沢が貴方のアドレスを知っているんですか?」 ヤキモチ観月!!!!\(>▽<)/ 「え?前に木更津先輩と柳沢先輩と3人で話をしている時に、聞かれて・・・」 「木更津もですか・・・」 心配の種が増えちゃったよ!!(*^^*) 「はい」 「・・・ボクは知りませんが」 「はい、観月先輩のメールアドレス、私も知りませんし」 主人公!!そういう問題じゃないよ!!!(≧∇≦) 「・・・・・・」 言葉の出ない観月(笑)。 「・・・?あ!あの、よかったら先輩のアドレス、教えていただけませんか?」 主人公、何となく空気を察したようです(笑)。 「んふっ。いいでしょう」 「ありがとうございます」 「こちらこそ。ですがボクはメールよりも話すほうが好きですね」 「そうなんですか?」 「ええ。ですのでボクに用があるときは、出来るだけ直接か電話にしてください。いいですね」 だったら何故アドレスを教えたのだ・・・(^_^;)。 「はい、わかりました」 「んふっ、素直でよろしいですね」 (・・・観月先輩、なんだか嬉しそう) その後、ルドルフ喫茶店にて観月と会話。「宿題の話題」を選びます。 「テニス部のみなさんは自主トレもあって忙しいそうですけど宿題は終わっているんでしょうか?」 「ボクは当然のこととして、木更津は大丈夫でしょう。野村も」 まぁ、その辺は妥当だよね・・・。 「あ、金田くんは終わってるそうです」 「そうですか。では・・・柳沢と裕太くんと赤澤ですね」 「どうするんですか?」 「んふっ、嫌でもやらなくてはいけない状況を作ってあげるのですよ」 観月!何をするつもりだ!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「・・・そ、そうですか」 「楽しみです。んふふっ」 「・・・・・・」 観月!恐ろしい子・・・!!(;´д`) 昼。クッキーの作り方の講習。講師は主人公。 クッキー初挑戦の裕太たちでも、おいしく仕上がったようです。 「これはレシピが良かったんですよ。いいレシピを作ってくれましたね、○○(主人公)さん」 観月に誉められた(*^^*)v 柳沢は、砂糖と塩を間違えて失敗。何てお約束なんだ!(> <) その後、ルドルフ喫茶店にて。「テニスの話題」を選びます。 「私、テニス部の部長は観月先輩だと思ってました。赤澤先輩なんですね」 主人公!\(>▽<)/ 「まぁ、間違えられる事もありますね」 「観月先輩は参謀って感じですね」 ナンバー2として、裏から操るって感じですね(*^^*) 「ええ。その通りです。ボクは赤澤のようにできませんからね」 「赤澤先輩のように、ですか」 「赤澤のように、部員をまとめる事ができないと言う事です」 「赤澤先輩の事、理解してるんですね」 「さぁ、どうでしょうね。んふっ」 あぁ、ゲームの観月は何でこんなにいい人なのだ!(≧∇≦) 夕方。広場にて。観月と不二を発見!一触即発の予感!!\(>▽<)/ 「やぁ観月」 「んふっ、不二くんですか。お久しぶりですね」 「そうだね。・・・観月、噂で聞いたんだけど、キミ、他校の選手にルドルフへの転校を勧めてるんだって」 「ええ。我がルドルフはまだ若く、人数が少ないですからね。有望な人材が一人でも多く欲しいのです」 「もう引退じゃないのかい?」 「いいえ、まだまだ仕事が残っていますからね」 「へぇ・・・確かにキミや赤澤が引退したら、残るは裕太と数名だね。後輩が心配かい?」 「ルドルフの行く末が心配ですよ。んふっ」 意外と面倒見のいい観月。 「そういえば裕太に聞いたけど、最近は肩に負担をかける練習をしてないんだってね」 どうやら不二が本題に入ったようです。 「・・・彼はあの技に頼りすぎですからね。一つの技に頼るという事はとても危ないという事くらい、貴方にも分かるでしょう」 「クス、そうだね。・・・でも安心したよ」 「何がですか?」 「裕太が無茶な練習をしていないようでね。もししてたら・・・ボクにも色々考えがあったんだけど」 不二!!!色々って何!?考えって!?\(>▽<)/ 「・・・・・・」 観月の脳裏にあの悪夢が!?(笑) 「これからも弟をよろしく頼むよ、観月」 「ええ」 「それじゃ」 「では」 (あの人、ずっと笑顔だったけど・・・なんだか迫力のある人だったな・・・) 主人公も、不二の笑顔の下に隠された恐怖を感じ取ったようです(^_^;)。 その後、観月と会話。「本の話題」を選びます。 「観月先輩はマンガを読んだりしますか?」 「いいえ、興味はありませんね。柳沢たちは読んでいるようですが」 「先輩は読んでみようとは思わないんですか?」 バラの飛び交う少女マンガが似合いそう・・・(*^^*) 「ええ、思いませんね。人の遺伝子や経済学の方が遙かに面白く感じます」 「そうなんですか・・・」 私には理解できませんが・・・(^_^;)。 帰り。赤澤に遭遇。 「ああ、○○(主人公)。これから帰るところか?」 「あ、赤澤先輩。そうです」 「だったら、駅まで一緒に帰るか?」 ここで二択。涙を飲んで「ごめんなさい・・・用事があって」を選びます。 「そうか。ではまたな」 ごめんね、赤澤!(> <) →「はい、ぜひ!」を選んだ場合。 「よし、送っていこう」 「ありがとうございます」 帰る途中、観月に遭遇! 「ああ、○○(主人公)さん。これから帰る・・・ああ」 「あ、観月先輩・・・」 「いえ、何でもありません。・・・シナリオを間違えましたね・・・」 ごめんね、観月・・・!!!(T△T) その後、観月に遭遇。 「ああ、○○(主人公)さん。これから帰るところですか?」 「あ、観月先輩。そうです」 「では、駅まで一緒に帰りませんか?」 もちろん、お願いしますvv 「はい、是非」 「では、一緒に帰りましょう」 帰り道。 「今日も忙しい一日でしたね。貴方は今日も頑張ってましたね」 観月、見ててくれたんだ・・・(*^^*) 「運営委員ですし、皆さんのお手伝いは楽しいですし」 「んふっ、そうですか。今日は頑張っている貴方にご褒美をあげようと思うのですが」 ご褒美!?やったー!何だろう?(^^) 「え?そんな、好きでやっている事ですし・・・」 「いえいえ、遠慮なさらずに・・・何がいいでしょうか・・・ああ、良い事を思いつきましたよ。」 「ご褒美として貴方の事を名前で呼んであげましょう」 なんじゃそりゃ!それのどこがご褒美なのだ!?\(>▽<)/ 「え?」 「ああ、ボクの事も名前で呼んでもらって構いませんよ。んふっ・・・」 「え、えっと・・・」 「なんですか?不服ですか?」 「いえ!そんな事ないです、観月先輩!」 「・・・・・・」 観月の表情が曇った! 「じゃなくて、はじめ先輩・・・」 はじめ先輩!!!\(>▽<)/ 「んふふっ、よく出来ましたね。○○(主人公の名前)さん」 「は、はい・・・」 嬉しそうな観月がvv(*^^*) 駅にて。 「あ、もう駅・・・」 「おや、早いものですね」 「そうですね」 「それではまた」 「はい。さようなら」 夜。観月から電話。 「こんばんは、観月です」 「えっ?はじめ先輩・・・こ、こんばんは」 「実は貴方に聞きたい事がありましてね」 「あ、はい。なんでしょう?」 「明日なんですが、貴方は何か予定がありますか?」 もちろん、何もありませんよ!(*^^*) 「んふっ、やはりそうでしたか」 嬉しそうな観月v 「え?」 「ああ、いえ。ただの独り言ですよ。それでは明日、ボクと映画を観に行きませんか」 デートのお誘いだ!!!\(>▽<)/ 「え?映画ですか」 「ええ、ミニシアターでフランス映画のリバイバルがされているんですよ。どうです?」 「あ、いいですね。行きます」 「では明日10時、駅前で待ち合わせでいいですか?」 「はい、わかりました」 「んふっ、それではまた明日。おやすみなさい」 「はい、おやすみなさい」 (はじめ先輩と映画・・・これ、デートかな?) デートですよ!!(≧∇≦) 8/28。デートですv 「んふっ、時間通りですね。○○(主人公)さん」 「え?時間通りって・・・まだ15分前ですよ」 「貴方が15分前に待ち合わせ場所に来ることはわかっていました。ですから時間通りなんですよ」 「は、はぁ・・・」 何か柳とのデートを思い出すなぁ。さすがデータマン(^_^;)。 「では行きましょうか」 「あ、はい」 映画館にて。 (わぁ・・・綺麗な映像・・・何だか別世界にいるみたい・・・) 終了後。 フランス映画は、カメラワークなどの演出が叙情的なのだそうです。 役者はそんなに感情を出して演技していなかったと言う主人公。 「それでいながら、全体を流れる物悲しいトーン・・・これこそがフランス映画の真骨頂でしょう」 私は見たことがないのでわからないや・・・(^_^;)。 「先輩はフランス映画が好きなんですか?」 「そうですね、どちらかと言えばハリウッドの大作よりは好みです」 「やっぱり」 「なんでもかんでもラブロマンスを入れればいいと思っているような映画は好きではないですね。表現したい事があるならばそれに絞って表現すべきです」 私は貴方とラブロマンスをやりたいです!(> <) 「ふふ、先輩らしいです」 「そうですか?」 「はい」 「んー・・・まぁ、そういう事にしておきましょう。それより、そろそろ食事にしませんか?」 というわけで、喫茶店にやって来ました。 観月はビシソワーズと冷製トマトのカッペリーニを頼んだようです。 「貴方はガスパッチョと、トマトとモッツァレラの冷製フェデリーニですか。ボクの好みと似ていますね」 二人が何を食べているのかさっぱりわからないよ・・・(;´д`)。 「あ、言われてみれば・・・」 「いい選択ですよ」 観月に誉められた(*^^*)v 「夏はやっぱり冷たいスープ、それも栄養のあるのが一番ですから」 「いい心がけです。運営委員として、自己の体調を管理するのはいい事ですよ」 またまた観月に誉められたvv 「ありがとうございます」 「ただ、パスタはフェデリーニよりカッペリーニの方が繊細で味わいが豊かですよ」 「そうですね。でも私の場合モッツァレラが入ってますから」 「ああ、確かに、モッツァレラに負けない為にはその方がいいかもしれませんね」 何かグルメな会話をしているけど、さっぱりわかりません・・・(^_^;)。 「はい、そう思います。ここの料理、美味しいですね」 「ええ、ボクのお気に入りのお店です」 「私もこれから、ちょくちょく利用させてもらいますね」 運がよければ、観月に会えるかも・・・v(*^^*) 「んふっ、いいですよ」 「ありがとうございます」 ちなみに、ビシソワーズとはフランス語で「ビシー風の」、カッペリーニはイタリア語で「髪の毛」という意味らしい。 色々と語学のうんちくを語ってくれました。 「へぇ・・・先輩は語学が得意なんですね」 「まぁ、そうでしょうね。あと、科学にも興味がありますよ」 「すごいですね」 「いえいえ、ただの好奇心です」 「それでもすごいです」 「ふふ・・・あまりほめられると照れますね」 「ふふふ・・・」 外に出ました。 「さて、ボクはこれから寄りたい所があるんですが、貴方はどうしますか?」 ここで二択。「一緒に行ってもいいですか?」を選びます。 「構いませんよ」 どこへ行くのかと聞くと、本屋で買っておきたい本があるそうです。 主人公も買いたい本があるということで、二人で本屋へ。 →「あ・・・そろそろ帰ります」を選んだ場合。 「そうですか。では今日はここでお別れです。また明日」 「はい、また明日」 攻略本には親愛度+3と書かれてあって、確かに親愛度アップはするんだけど、イベントが終わってしまうので選ばない方がいいです(^_^;)。 「先輩は何の本を買ったんですか?」 「ああ、これは経済の本です。単なるひまつぶしですけどね」 「・・・ひまつぶしにしては難しそうな本ですね・・・」 そんな本、たとえヒマでも読みたくないよ・・・(;´д`)。 「そんな事はないですよ。別に難しい事が書いてある訳じゃありません」 「そうなんですか?」 「ええ、経済を身近な例に例えてわかりやすく説明していますから」 「私、経済ってよくわからなくて」 私もわかりません・・・(^_^;)。 「簡単な事ですよ。経済というのは欲望の学問です」 何っ!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「欲望の?」 「要するに、人が何かを欲しがるから経済というのは成り立つんです」 「なるほど・・・」 需要と供給ってやつですか。 「その欲望の大きさを形に表わしたものが貨幣、お金ですよ。そして、その欲望の価値は人によって差があります。その差がお金の流れを作り出し、経済となります」 「わかったような、わからないような・・・」 少しはわかったような気もします・・・。 「経済も人間が基本、という事です」 「はぁ・・・」 「景気がどうこうなんて言っていますが、意外と気の持ちようで景気なんて変わったりするものです」 「そうなんですか」 どうでもいいけど、デート中に経済について語る中学生って・・・(^_^;)。 「ええ。ところで、貴方は何の本を買ったんですか?」 ここで三択。 「科学の本」を選びます。(←これを選ばないと、後のイベントが起こらなくなるので要注意です) 「科学の本です」 「おや、それは・・・進化論の本ですね」 観月が食いついてきたよ!そういや、さっき喫茶店で科学にも興味あるって言ってたしね。 「あ、知ってるんですか?」 「ええ、それはボクも読みましたよ。入門書としてはわかりやすくていいと思いますよ」 「そうなんですか」 「ボクもお勧めします。いい本を買いましたね」 「はい」 →「推理小説」を選んだ場合。 「推理小説です」 「んふっ、なるほど。ベストセラーになった小説ですね。最近映画化されましたし」 「はい、私この人の小説が結構好きなんですよ」 「ああ、いい作家ですよ。読みやすい文章を書きますからね」 「はい」 →「マンガ」を選んだ場合。 「・・・マンガです」 「ああ、マンガですか。気晴らしに読むにはいいですね」 「はい」 「さて、ではそろそろ帰りましょうか」 「そうですね」 駅にて。 「今日はなかなか楽しい一日でした」 「私も楽しかったです」 語学や経済の勉強になりました。 「それは何よりです。ああ、電車が来たようですね」 「あ、はい」 「では、また明日」 「はい、また明日」 |