乾(7/20〜7/30) |
7/20(月) 乾からメール。件名は『今日、空いているかな?』。 『これから、一緒に練習しないか?大丈夫なら、13時に海辺のコートで待ち合わせよう。 追伸:練習後になるが、海で少し遊んで行こうと思っている。そのつもりで来てくれ。』 もちろん行きますよ!\(>▽<)/ そして練習後。 「…じゃあ、今日はこのくらいにしておこうか」 「えっ、もう練習終わりですか!?まだ体力に余裕はありますけど…」 「今日は暑いからな。頑張りすぎると熱中症の危険が出てくる」 「なるほど。確かに今日は日差しが強いですね」 「じゃあ、この後はどうするんですか?海で遊ぶって書いてありましたけど」 「とりあえず、海で一泳ぎしようか。水着は持ってきているかい?」 「はい、ばっちりです!」 「…乾さんはずいぶん荷物が多いんですね」 「ああ、これはクールボックスだ。中身は楽しみにしていてくれ」 何だか嫌な予感が…(;´д`)。 海にて。 「ふぅ。海で泳ぐのって気持ちいい!」 「そろそろ、浜辺に上がって一息つくかい?」 「そうですね」 そして…。 「泳いだら、のどが乾きましたね。自販機でジュースでも…」(※「渇く」の誤り?) 「そうか…。なら…」 CG登場!怪しげなグラスを持つ乾の図! 「これを飲むといい、『おいしー水』だ。よく冷えているよ」 そんな緑の液体は水じゃない!!Σ( ̄ロ ̄lll) 「ありがとうございます!…って、あれ?」 「グラスに牡蠣の殻が刺さってるんですけど、これは一体…」 「単なる飾りだから気にするな」 いやいやいや、飾りって…!! 「気にするなって言われても、気になりますよ」 「直角にストローが立ってるし、色だって水とはかけ離れているし…」 「…それ、本当に美味しい水なんですか?」 「ああ、『おいしー水』だよ」 「美味しい」ではなく「おいしー」と言うところがあやしい!! 「な、なんで、『し』の次が『ー』なんですか?」 「おいしーとは、オイスター&シー。つまり、牡蠣の海という意味だ」 「牡蠣エキスと海洋深層水、その他にも昆布の旨味成分など…」 「海からの恵みをふんだんに取り入れた自信作だ」 ヒィィ…!!(;´д`) 「もしかして、これをクールボックスに入れて来たんですか?」 「そうだ。熱中症の防止のためには水分補給は欠かせないからな」 「牡蠣には、のぼせ、ほてり、汗を止めるといった効果もあるらしいですが…」 さすが主人公。詳しいです。 「漢方の知識もあるようだね。…なら、このドリンクの有用性が納得のはずだ」 「だけど…しかし…」 主人公、躊躇してます。有用性と味とはまた別の問題だよね…(^_^;)。 「さあ、飲んでくれ。キミの感想が聞きたいんだ」 (乾さんのおいしー水…。絶体絶命のピンチかも!) ここで三択。覚悟を決めて「飲む!」を選択。 (せっかく乾さんが用意してくれたんだから!) (よーし!) 「い、いただきます!」 ああ、飲んじゃった!! (こ、これは…!なんというか、言葉にならな…) (…い…) 倒れる主人公。 「○○(主人公)!大丈夫か、○○(主人公)!」 (うーん…) 画面暗転。 (…………) (…………) (あっ、わたしが小さい時に死んじゃった、ひいおばあちゃん…) (なんでだろう、遠くで手を振ってる…) 行っちゃダメ―!!Σ( ̄ロ ̄lll) (…………) (…………) (…………) (あれ…波の音) 目を開けると乾が。 「…乾さん?」 「○○(主人公)、起きたのか」 「わたし、どうして…?…これって、氷まくら?」 (パラソルで日陰が作ってある…) 「キミはおいしー水を飲み干した途端、倒れてしまったんだ」 「それで、ずっと看病してくれていたんですか?」 「ああ、当然だろう」 まあ、こうなった責任は乾にあるんだしなぁ…(^_^;)。 「俺の配合が間違っていたのだろうか…。キミにはすまないことをした」 申し訳なさそうな乾。悪気はなかったんだろうなぁ…。 「そんな…」 「わたし、きっと熱中症で倒れたんです」 「乾さんのおいしー水は悪くありませんよ」 乾をかばう主人公。優しい…(; ;)。 「そうだろうか」 「わたし回復しましたから、浜辺でもうちょっと遊んでいきませんか?」 「本当にもう大丈夫なのか?」 「はい!おいしー水のおかげで元気出てきました!」 「それに…乾さんと遊び足りないです」 主人公ったらv(*^^*) 「キミがそう言うなら、行こうか」 「だが、病み上がりなんだ。無理はしないようにな」 「少しでも、ふらつき、めまいなどを感じたらすぐに俺に知らせるんだぞ」 「はーい。じゃあ、行きましょうか!」 (そのあと、乾さんと海でたくさん遊んだ) (とても楽しかったな!…あのドリンクは強烈だったけど) →「逃げる!」 「あ、あの…その…」 「どうした?遠慮することはないぞ」 「ご、ごめんなさい!それだけは…!」 主人公、逃走(笑)。 「どうしたんだ?待つんだ、○○(主人公)!」 (きゃっ!砂に足を取られて…) こけちゃいました。 「○○(主人公)!大丈夫か、○○(主人公)!」 (うーん…) そして画面暗転。 (…………) (…………) (…………) (あれ…波の音) 目を開けると乾が。 「…乾さん?」 「○○(主人公)、起きたのか」 「わたし、どうして…?」 「突然駆け出したキミは、つまずいて転び、気を失ってしまったんだ」 「すぐに目を覚ましてくれてよかったよ」 「ご、ごめんなさい。迷惑かけちゃいましたね」 「いや、それよりもすぐに病院に行こう」 「えっ、そんな、たいしたことはありませんよ。もう痛くないですし」 「いや、少しの間とは言え、気を失っていたんだ」 「念のため、病院で診てもらった方がいいだろうな」 心配してくれているようです。 「そうですか」 そして…。 (検査の結果はなんともなかったけど…) (もっと乾さんと海で遊びたかったな…) →「飲ませる!」 「乾さんも疲れてますよね?」 「わたしは大丈夫ですから、ここは是非乾さんが飲んでください!」 「そうか、キミは優しいな」 「では、遠慮なく…」 (えっ、ほんとに飲んじゃうの!?) 乾の運命やいかに!?(> <) 「こ、これは…!」 「…理屈じゃない!」 倒れちゃった!! 「乾さん!大丈夫ですか、乾さん!」 そんなものを主人公に飲ませようとしてたなんて…(;´д`)。 そして…。 「…………」乾 「…○○(主人公)か?」 「乾さん、起きたんですか」 「俺は一体…。これは氷まくらか?」 「パラソルで日陰が作ってあるようだな…」 冷静に今の状況を分析する乾。 「おいしー水を飲み干した途端に倒れちゃったんです」 「そうか。気をつけていたんだが、熱中症のようだな」 ちがーう!!Σ( ̄ロ ̄lll) (ち、違う気が…) 「それで、ずっと看病してくれていたのか?」 「は、はい、まあ…」 (飲ませちゃったの、わたしですし…) 責任を感じていたようです。でも飲ませなかったらこうなってたのは自分なので仕方ない!(> <) 「そうか。せっかく遊びに来たというのに…」 「○○(主人公)には、すまないことをしてしまったようだ」 「そんな…」 それより乾汁を飲ませようとしたことを反省してください(> <)。 「もう、だいぶ回復したようだ。浜辺でもう少し遊んでいこうか?」 「本当にもう大丈夫なんですか?」 「せっかく海に来たのに、これだけで終わらせるつもりはないよ」 「それに、おいしー水のおかげで元気が出てきたからな」 (え…っ!ほんとかな…) 味はともかく、効果はあった様子? 「…分かりました。乾さんがそういうなら、行きましょうか」 (そのあと、乾さんと海でたくさん遊んだ) (とても楽しかったな!…あのドリンクは、もう勘弁だけど) ※菊丸と二股していた場合。帰りに菊丸と遭遇します。 「乾さん、今日は一緒に練習できて良かったです」 「ああ、俺もいい練習になった」 「じゃあ、今度また…」 「…○○(主人公)?」 菊丸登場! 「あっ!?菊丸さん…」 「○○(主人公)、なにしてるのかにゃー?」 「え、えっと、その…これは…」 あわわわわ…(;´д`)。 険悪な雰囲気! 「…いい機会だから、ひとつ、聞いてもいいか?」菊丸 「…な、なんですか?」 「ストリートテニス、キミは誰と組んで出場するつもりなんだよ?」 「え、えっと、それは…」 三択。 →「乾さんかな」 「乾さんかな。ダブルス組んで、しっくりくるのは」 「…!」 ショックを受けて退場する菊丸。(菊丸ルートで他キャラを選んだ時と同じ反応です) そして笑顔になる乾。 「○○(主人公)…。俺を選んだことを後悔させない」 乾…!かっこいい!!惚れちゃう!!(≧∇≦) 「乾さん…」 「明日から覚悟しておくようにな」 「…えっ?」 「大会までもう2週間もない。特別練習メニューを組もう」 「はい、分かりました!よろしくお願いします!」 「そうだ、キミのために新作のドリンクも用意しておこう」 ヒィィ!!(;´д`) 「それは、ちょっと勘弁してください…」 「…………」乾 ちょっと残念そうな乾でした(笑)。 →「菊丸さんだよ」 「菊丸さんだよ。菊丸さんと組んで大会に出たい」 「…!」 驚く乾。 「…そうか、なるほどな」 「ごめんなさい、乾さん…」 「いや、キミが謝る必要はない」 「大会では敵同士になってしまったが、お互い、ベストを尽くそう」 (乾さん…) 「…じゃあ」 乾退場。 これ以降は菊丸ルートで菊丸を選んだ時と同じです。 →「まだどっちも選べないよ…」 (そうだよ。誰かひとりを選ぶだなんて、そんな…) 「…どうしても決められないのか?」菊丸 「…はい」 「ふう〜っ。…じゃあ、仕方ないにゃー」 「あっ、菊丸さん!?」 行っちゃいました(> <)。 「ちょ、ちょっと、待ってください!!」 乾もいなくなっちゃった! (> <) 7/21(火) 朝。 ランニングをしていると、駅まで乾を発見!立ち止まって何かしているようです。 「おはようございます!乾さんもトレーニングですか?」 「ああ、○○(主人公)か。おはよう」 「トレーニングがてら、街の木を見て回っていたんだ」 「街の木?」 「ああ、ランニングコースに生えている街の若木の樹高や胸高周囲を」 「およそ1ヶ月ごとに測って、ノートに記録しているんだ」 「樹木の種類や太陽の当たり具合、土の養分によっても成長速度が違う」 「なかなか面白いデータが取れるよ」 (若木の樹高を測ってるのかぁ) テニス以外のデータにも興味あるのか…ちょっと意外です。 ここで三択。「わたしの来るずっと前からこの街を見ていた木なんですよね」 「そうだな。お前が旅立ってしまった後もここに残り続ける木だ」 「いつの日か、またこの木を見に帰ってきてほしい」 乾…あなたに会いに戻ってくるよ(; ;)。 「乾さん…」 →「帰ってきた時には大木になってるのかなぁ」 「わたしが帰ってきた時には大木になってるのかなぁ」 「さあ、案外まだ若木のままかもしれないな」 「機の成長速度はあまり早くないからね」 「この木が、大木にならないうちに帰国したいですけどね」 →「乾さんの背丈はもっと伸びるんですか?」 「さあ、どうだろうな」 「俺は今、184cmだが、成長は18歳くらいまで続くそうだからね」 「じゃあ、まだまだ伸びますね!」 「それにしても、184cmかぁ。大きいですよね」 「そうだな、身長はある方だが、海外では普通の身長だと思うよ」 「向こうに行ったら乾さんよりも大きい人がたくさんいる訳ですよね…」 「わたし、生きていけるかなぁ」 何でそうなる!?( ̄□ ̄;) 「大きいからといって取って食うわけじゃないが…」 「潰されそうになるかもしれないな。くれぐれも気をつけるように」 「が、頑張ります…」 午後。乾と練習後。 「今日はひとつ提案があるんだが」 「なんですか?」 「俺達のフィニッシュ・ショットを開発するべきではないだろうか」 それなら高速サーブやマジックスリーパーがあるじゃないかと言う主人公。 「いや、個人の決め技ではなく、ふたりの決め技のことだよ」 「ダブルスとして、力を合わせて繰り出す決め技が必要だとは思わないか?」 主人公、確かにそんな技があればもっと強くなれるかもしれないと納得します。 「ああ。今から、それを開発してみないか?」 「えっ!?い、今からですか?練習終わったばかりで、すぐ?」 「試したいアイディアがあるんだ。それに、早い方がいいだろう」 「そういうことでしたら…わたし、やります!」 「○○(主人公)なら、そう答えてくれると思ってたよ」 というわけで特訓開始。 そして…。 ついに完成! 「ふたりのラケットから放たれる高速のショット…」主 「今のショットがあればどんな相手でも怖くないです!」 いろいろ発動条件があるものの、二人の必殺技が完成しました。 「あとは名前があれば完璧だな。ネーミングは重要だからね」 というわけで技名を考えます。 「…『ナイアガラ・インパクト』というのはどうだろう?」 「『ナイアガラ・インパクト』…」 「わたし達の必殺技にピッタリですね」 というわけで決定です。 7/22(水) 乾と組んで柳&切原と対戦。 「これも運命か…。またお前と戦うことができるとは」 「15分で充分っしょ」 「来い蓮二。再度、雌雄を決する時が来た」 そして勝利。 7/23(木) 乾からメール。件名は『予定を聞かせてほしい』。 『今日の午後の予定を聞かせてほしい。 部で桃城の誕生日を祝うことになっているんだが、キミにも来てもらいたい。 桃城も待っているそうだ。 場所は添付の地図を見てほしい。』 というわけで参加しちゃいます♪ かわむらすしにて。乾の隣に座るよ(*^^*) 「乾さん!わたし、隣りに座ってもいいですか?」 「ああ、構わないよ」 「ふふっ、バースデーパーティーなんてなんだか懐かしいな」 「今日はわたし、たっくさん騒いじゃうつもりです!」 「…声のキーが上がっているな。いつもよりもテンションが高いようだ」 「桃城くんの誕生日パーティーだもの。盛り上がっていかないと!」 「なるほど、○○(主人公)もいろいろ考えてるというわけか」 ここで乾が近づいてきたよ。 「なら、この新作ドリンクを是非試してもらいたい」 何故そうなる!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「ほどよい酩酊(めいてい)状態が味わせるノンアルコールドリンクだ」 「副作用や中毒の恐れは一切なく、中学生でも飲めるぞ」 「うわぁ、効能からしていつもよりも危険そうですね!」 主人公!ハッキリと言っちゃった!\(>▽<)/ 「キミが飲まないというのならば、本日の主役、桃城に…」 「ま、待ってください。それだけは…!」 卑怯だぞ、乾!!(> <) 「…おっと、こぼしてしまったようだ。もったいないことをしたな…」 (桃城くん、今、誕生日が命日になるところだったよ…!) 危機一髪の誕生日でした。 そして乾杯前にいつものように桃城とケンカになりかけた時…。 「どうやら、お前達の飲み物だけ特製ドリンクに変えた方が良さそうだ」 「うっわあぁっ!そ、それだけはカンベンっスよ!」 「俺は…もらいます」 慌てる桃城と素直に受け入れる海堂が対照的です。 (ええっ!?海堂くん、玉砕覚悟なの!?) サラバ、海堂!!(> <) そして乾杯。楽しい寿司タイムが始まりました。 「あの、乾さん…ひとつ質問してもいいですか?」 「ああ、いいよ。…それで、質問は、なにかな?」 「桃城くんと海堂くんって、いつもあんな感じなんですか?」 「あんな感じ、というと?」 「だから…顔を合わせるとケンカしてばかりっていうか…」 「ああ、普段通りだよ」 「心配じゃないんですか?」 「いや、特に心配はしていないよ」 「月並みな表現だが、ケンカするほど仲がいいとも言うしね」 「それに、あのふたりのライバル関係は、互いの成長に不可欠な物になっている」 「時として、あのふたりが羨ましく思えることがあるよ」 (ライバル、かぁ…) その後、みんなでアミューズメントパークで遊びました。 7/24(金) 手塚&リョーマと対戦し勝利。 7/25(土) 白石&金太郎と対戦し勝利。 試合後。 「それにしても、いい汗かきましたね。…疲れてませんか?」 「スタミナはつけているつもりだが、今日は、さすがに疲れたようだ」 「わたしも、疲れちゃったみたいです。向こうで少し休んでいきませんか?」 「それは構わないが…。ここで眠らないようにな」 「こんなところで寝ませんよ」 そして…。 「乾さん…乾さんってば!」 乾の方が寝ちゃいました。お約束です(^_^;)。 というわけでイタズラしちゃうよ! しかし、失敗してしまった!Σ( ̄ロ ̄lll) 「…なにをしてるんだ?」 起きちゃった!(> <) 「このいたずら…。どういうつもりでこれを?」 「うう、ごめんなさい。つい出来心で…」 「…いや、寝るなと言っておきながら、先に寝てしまった俺も悪い」 「この件は、おあいこということにしておこう」 さすが乾。大人の対応です。 「はは…ありがとうございます」 7/26(日) 乾と練習後、レストハウスで休憩。 話題選択。「呼び名を変えたい」を選びます。 「乾さんのこと、これからは別の呼び方で呼んでもいいですか?」 「構わないが、なんと呼びたいんだ?」 ここで三択。「貞治さん」を選択。 「『貞治さん』かな」 「部活の仲間にも呼ばれたことがないが、まあ、いいだろう」 やったね!\(>▽<)/ →「貞ちゃん」 「『貞ちゃん』がいいです」 「…貞ちゃんと聞こえたが、間違いないか?」 「は、はい…。駄目ですか?」 「いや…親戚の一部にしか呼ばれない呼び方だったからね、少し驚いた」 「しかし、キミがそう呼びたいのであればそれで構わないよ」 えっ、いいの!?Σ( ̄ロ ̄lll) →「やっぱりやめる」 「…と思ったけどやっぱり今のままでいいです」 「そうか」 更に三択。「テニスの話題」を選択。 割と盛り上がったようです。 その後、街を散策。書店にて乾を発見。 「乾さん!今日はすごい量の本を抱えてますね…」 「常にアンテナを張っていないと、時代に取り残されてしまうからね」 「これ、もしかして全部読むんですか?」 「買った本を読まないで、どうするつもりなんだ?」 「で、ですよね…」 「と、言いたいところだが、実は本を買っても読まない部分もたくさんある」 「えっ、どういうことですか?」 「情報を得るための読書とは、どんな風に行われるべきだと思う?」 「文学ではない、ハウツー本などを読む時の方法を考えてみてくれるかい」 (情報を得るための読書?難しくてよく分からないけど…) ここで三択。「目次から読みます」を選択。 「目次から読みます。どんなことが書いてあるかなーって」 「そう、それがベストだね」 →「最初から読みます」 「もちろん、最初から読みます。物事は筋道立てて理解しないと」 「それが理想なんだが、その方法では本の量をこなすことができない」 「書物が氾濫(はんらん)するこの時代で多くの本を読もうと思ったら…」 「目次から目を通すのがベストなんだ」 →「結論から読みます」 「結論から読んじゃったりして。犯人とか気になるじゃないですか」 「実はそれも間違いではない」 「結論からでもいいが、本当は目次から目を通すのがベストなんだ」 「…えっ?」 「…えっ?」 「意外そうだね」 「良い情報量というのは、目次に全エッセンスが凝縮されているものだ」 「目次を見て、全体を把握してから必要な章を読めばいい」 「または、今、読む必要がない本ならしまっておくのもいいだろう」 「だから、読まない部分もたくさんあるってことですか?」 「そうなるね」 「なんだか意外です。全部読まないと理解できないって思ってたから…」 「もちろん、良書は丁寧に読むべきだね」 「だが、キミが釣りを始めようとしたとして」 「釣りの入門書を一字一句丁寧に読む必要はない。そういうことだ」 7/27(月) 乾と練習。 7/28(火) 乾と練習。 7/29(水) 乾と練習。 7/30(木) 乾からメール。件名は『急用があるのだが…』。 『今日の16時、河原に来てくれないか。○○(主人公)に話があるんだ。 …待っている。』 何やら深刻そうだよ。 河原にて。 「突然、こんな場所に呼び出してすまなかったね」 「あ…いえ。それより、お話ってなんですか?」 「実は、ひとつキミに確認しておきたいことがあったんだ」 「はい。…なんでしょう?」 「ストリートテニス大会のパートナーはもう決まっているのかい?」 「あっ…!?…決めていませんでした」 「…なるほど」 「…なら、俺と組んで出場しないか?」 「えっ、わたしでいいんですか?」 「もちろんだ」 「ありがとうございます!是非、組ませてください!」 「そうか。じゃあ、少し急ごうか。大会のエントリーは今日が締め切りだ」 「あっ、そうでした!急がなきゃ…」 というわけで二人でエントリーです。 「終わったのか?」 「はい、特に問題もなかったですよ」 「そうか。なら、あとは試合を待つだけだな」 「試合か…明後日なんですよね、大会」 心の中で、とにかく悔いを残さないよう精一杯やるだけだと誓う主人公。 「心拍数が上昇しているようだな。緊張しているのか?」 「それは、してますよ。大会前ですから」 「気合が入るのはいいが、あまりプレッシャーを掛け過ぎるなよ」 「ヤーキンズ・ドットソンに提唱された法則によれば…」 「慣れていることをする時は、緊張や期待が強い方がうまくいくらしいが…」 「今から緊張していては、さすがに疲れてしまうだろう」 「そうですね。あまりガチガチにならないようにしないと…」 「ああ、そうだね」 「ところで、明日はあいてるかな?」 「えっ?あ、はい、大丈夫ですけど…なんですか?」 「最終調整をしないか。軽く打っておきたいんだ」 「いいですね!やりましょう!」 「では、また明日」 「はい、また明日!」 ※バッジが足りていなかった場合は7/30に敗者復活戦が行なわれます。 7/29の跡部からの緊急連絡後、乾から電話が。 「はい、もしもし?」 「敗者復活トーナメントにはキミも出場するのかい?」 「えっ…あ、はい。もちろん、そのつもりですけど」 「言いにくいことだが、現時点での実力ではキミが勝ち残れる確率はかなり低い」 う…!(;´д`) 「えっ、そ、そんな…。始まる前から絶望的なこと言わなくても…」 「落ち着け、○○(主人公)。現時点の実力では、と言っただろう」 「はい…確かに」 「今から特訓を行おう。できるだけ急いで、公園のコートに来てくれ」 「えっ!?と、特訓って…この時間から!?」 「女子をこんな時間に呼び出すなんて、常識から大きく逸脱した行為だ」 さすが乾!紳士です。 「しかし、朝まで待っているような余裕はないんだ」 (そ、そうだった…トーナメントは明日の朝なんだ) 「これ以上の無理強いはしない。だから、自分で選択してほしい」 選択の余地を与えるなんて優しいなぁ…。そんなに言われて断れるわけないじゃないか! (…練習するなら、もう今夜しかない!) 「分かりました!今から、そっちへ行きます!」 公園にて。 「よく来てくれたね。かなり厳しい特訓になるが、耐え抜いてほしい」 「もちろん!どんな特訓だってやり抜いてみせます!」 「テンションは良好か。その意気で頑張れよ」 「はいっ!」 菊丸、海堂、手塚、観月もいます。 自分のために集まってくれた皆に感謝する主人公。 「時間がない、すぐに始めるとしよう。まずは俺と、1セットマッチだ」 というわけで特訓です。 7/30。 敗者復活戦のトーナメントで優勝。 試合後。ダブルスのパートナーをどうしようか悩んでいると乾がやってきたよ。 「ナイスゲーム、○○(主人公)」 「あっ、貞治さん!?」 「これでキミも大会に出場できる訳だな。おめでとう、○○(主人公)」 「貞治さんの応援のおかげです。本当にありがとうございました!」 「それはそうと、ひとつキミに確認しておきたいことがあったんだ」 「はい。…なんでしょう?」 「ストリートテニス大会のパートナーはもう決まっているのかい?」 「…いえ、決めていませんでした」 「…なるほど」 「…なら、俺と組んで出場しないか?」 「えっ、わたしでいいんですか?」 「もちろんだ」 「ありがとうございます!是非、組ませてください!」 「そうか。じゃあ、少し急ごうか。大会のエントリーは今日が締め切りだ」 「あっ、そうでした!急がなきゃ…」 ※菊丸との三角関係が発生していた場合。 試合後。ダブルスのパートナーをどうしようか悩んでいると菊丸がやってきたよ。 「試合、観てたよん」 「あっ、菊丸さん!?」 「大会に出場できるんだってな。やったじゃん!」 「菊丸さんの応援のおかげです。本当にありがとうございました!」 「…すまないが、俺も同席させてもらうよ」 乾もやって来た! 「キミの答えを聞かせてもらわないとね」乾 (答えって…なんのこと?) 「さっき、ふたりで話してたんだけどさ…俺達じゃ、答えが出ないんだよね」 「どっちがダブルスパートナーになるか、○○(主人公)が決めてくれないか?」 「えっ!?わ、わたしが決めるんですか?」 「あったり前だろ!」 「キミが決めてくれないと、俺達ふたりとも困っちゃうんだよなぁ」 「え、えっと、じゃあ…ジャンケンとか?」 「真面目に聞けって!」 菊丸に怒られちゃった(> <) 「ああっ、ウソ!ウソです!!わたしがちゃんと決めますから」 「うん、偉いぞ」 ここで二択。 →「乾さんかな」 「乾さんかな。ダブルス組んで、しっくりくるのは」 「…ほいほい、了解だよん」 これ以降、菊丸が退場するまでの流れは菊丸ルートと同じです。 「…俺が選ばれる確率は50%。こんなに危険な賭けに出たのは初めてだよ」 「…はい。なかなか言えなくて、ごめんなさい」 「いや、確率2/1の賭けもたまには悪くない」 「えっ?」 「いや、こっちの話だ」 「それより、少し急ごうか。大会のエントリーは今日が締め切りだ」 「あっ、そうでした!急がなきゃ…」 →「菊丸さんだよ」 「菊丸さんだよ。菊丸さんと組んで大会に出たい」 「…そうか」 「ごめんなさい、乾さん…」 「謝る必要はないよ」 「キミに決断を迫れば、選ばれない未来もあり得る。それは理解していた」 「今日までのデータを越える姿を大会では見せてほしい」 (乾さん…) 退場する乾。これ以降は菊丸ルートと同じです。 ※三角関係が発生していて7/20に乾を選んでいた場合。 試合後、乾がやってきます。 「勝ち残れたか、計算通りだな」 「あっ、乾さん…」 「しかし、まだ気は抜くなよ。本戦は今日の比ではないだろうからね」 「敗者復活戦で勝ち上がったキミは、出場選手中、最弱ということを忘れるな」 「はい、そうですね…」 厳しい乾の言葉ですが、素直に聞き入れる主人公。 「キミの潜在能力は、こんなものではないはずだ。期待しているよ」 「えっ…本当ですか?」 「見込みがなかったら、特訓に誘ったりしていないよ」 (乾さん、期待してくれてるんだ…) (…うん、頑張らなきゃね) 「では、そろそろ行くか」 「えっ、行くってどこにですか?」 「どこにって…○○(主人公)は出ないのか?」 「俺の記憶が正しければ、今日は大会のエントリーだったはずだ」 「エントリー…あっ!」 (今日はストリートテニス大会の出場申し込みをする日だっけ) 「ここのエントランスで受付でしたね」 「ああ、心の準備はいいかな?」 「はい!」 |