忍足ED(7/31) |
7/31。 10時。広場にて。 「忍足さん」 「ああ、来てくれたか。ほな、行こか」 「は、はい。でもどこへ?」 「初めは昨日伊武が行ったっちゅう花畑に行こか思たんやけど、多分あそこはもうなんもない。そやから島の海岸をちょっと回ってみよか思うてな」 あれ?デートじゃないの・・・?( ̄□ ̄;) 「え?どうして海岸に……」 「勘や。何となく手掛かりがありそうな気がすんねん。それに自分のお父さんらかてボートでここに着いたんやったらボートの痕跡位あるやろ」 どうやら真面目に調査するつもりのようです。ちょっと残念。 「あ……そうですね」 「そういう訳や。どないする?」 「……わかりました。一緒に連れて行ってください」 「よし、ほな行こか」 砂浜にて。 自分達が漂着したところまでやって来ました。何だか懐かしい。 「ここに来たのが三日前……何だか、もう随分昔の事みたい……」 「色々あったからな」 「……お父さん」 「……○○(主人公)さん」 忍足が主人公の事をお嬢ちゃんじゃなくて名字で呼んだ! 「えっ?あっ……は、はい」 「泣きたい時は泣いた方がええで」 「えっ?ご、ごめんなさい!私、泣いてました?」 「謝らんでええ。色々思い出したんやろ」 「は……はい」 「ここに来たんは失敗やったな……お嬢ちゃんにつらい事、思い出させてしもたからな……」 お嬢ちゃんに戻っちゃった。(> <) 「……っ」 「お嬢ちゃん……」 ここで画面が真っ白になりました。 CG登場!主人公を自分の胸に抱き寄せる忍足の図!! 「!?お、忍足さん?」 「泣き顔、見せたないんやろ。ほら、こうしとったら泣き顔、見られんで済むで」 忍足!(≧∇≦) 「あ……」 「我慢せんでええ。今までずっと我慢しとったんやろ。さっきも言うたけど、泣きたい時は泣いた方がええねん。その方がスッキリする」 「うぅっ……うっ……うぅっ……」 「よしよし、ええ子や」 この言い方が優しいです(*^^*) 「ぅっ……うっ……ぅっ……」 「よしよし」 「ぅっ……っ……」 そして・・・。 「落ち着いたか?」 「は……はい……」 「少しはスッとしたか?」 「はい……ありがとうございます」 「そうか、良かったな」 「あの……私、目赤くないですか?」 「ああ、大丈夫や。ちょっと位赤い方が可愛いで」 忍足ったら!(≧∇≦) 「えっ?赤いですか?」 「冗談や。ほとんどわかれへん」 「もう、忍足さんったら……ふふ」 「ああ、お嬢ちゃんはやっぱり笑とる方がええな」 「え?そ、その……」 「結構時間使てしもたな。そろそろ戻らんと」 「あ、はい」 「これからも……泣きたぁなったらいつでも胸、貸すで」 忍足!!(≧∇≦) 「あ……はい……」 それ以外の時でも貸していただけると幸いです。 背景にピンクのバラが咲き、親愛度大幅アップ! 11時。忍足の水汲みのお手伝い。 湧き水にて。 忍足がポリタンクを運んでくれたものの、主人公の水汲みはもうしばらく掛かるようです。 その間ちょっと話でもする事に。 「そやな……お嬢ちゃんはどんな音楽が好きや?」 ここで三択。「クラシック」を選びます。 →「ロック」 「ロックがいいですね。特に80’sは好きですよ」 「へぇ、そうなんや。人は見かけによらんもんやな」 →「J−POP」 「J−POPが好きですね。やっぱり一番馴染みがありますし」 「ふうん、普通やな」 「クラシックが好きなんですよ。特にモーツァルトが好きで」 「へぇ、ホンマか?」 疑われている!? 「ほ、ホントですよ」 「ほな質問するで。モーツァルトのケッヘル番号525番はなんや」 何ですかこのマニアックな質問は!Σ( ̄ロ ̄lll) 「えっ?えーと……」 三択。「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を選びます。 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク……です」 「正解や……ホンマに知っとるとは思わへんかった」 こっちこそ、アナタがそんな事言い出すなんてびっくりですよ。 →「ピアノ協奏曲」 「ピアノ協奏曲……かな」 「残念」 「正解は教えてくれないんですか?」 「自分で調べ」 意地悪!!(> <) →「ドン・ジョバンニ」 「ドン・ジョバンニ……ですよね?」 「疑問系になっとる時点でアウト」 「正解は教えてくれないんですか?」 「自分で調べ」 「それで、忍足さんはどうなんです?どんな音楽が好きなんですか?」 「それは秘密や」 「えっ?ずるいですよ、それ」 「ほな、教えたったら何でもするか?」 何ですかそれは!\(>▽<)/ 「そ、その取引きは不公平ですよ」 「ほな、秘密や」 「も、もう……」 意地悪忍足でした。 11時30分。広場にて。 「あ、忍足さん」 「○○(主人公)さんか。ちょうど話したい思てたんや」 「え?何か用があるんですか?」 「……はぁ、そうやない。そうやないんや」 がっかりする忍足(笑)。 「??」 「そうやな。自分は、好みの髪型とかあるか?」 「髪型ですか?」 「例えば、」 「A、不二や伊武みたいな直毛サラサラ系」 「B、俺や手塚みたいなナチュラルクセ毛系」 「C、桃城や宍戸みたいなさわやか短髪系」 ここで三択。もちろん「B」を選びます。 「ナチュラルクセ毛系ですよ」 「ホンマか。やっぱそうやろ」 嬉しそうな忍足。 「私、クセっ毛だから親近感わきます」 「そんなもんなんか?その心理はわからへんなぁ。まあ、現状のままでええっちゅう事は収穫や」 収穫なんだ(笑)。 →「A、不二や伊武みたいな直毛サラサラ系」 「え、えっと。サラサラ系です」 「な、なんやて?」 驚く忍足。 「自分がクセっ毛だから、憧れます。いいですよね、サラサラストレート」 「そうか……。わかった。……しかし、流石に俺には似合わへん」 案外似合うかもしれませんよ。 「髪型変えるんですか?でも、忍足さんは今のままで十分似合ってると思いますよ」 「ホンマか」 「はい」 意外と単純な忍足でした。 →「C、桃城や宍戸みたいなさわやか短髪系」 「さわやか短髪系かなぁ」 「え?何でや?」 「男の子ってイメージがあるからかな。さわやかな感じしますし」 「なっ!俺も十分、この髪型でさわやかやで。自分、さわやかなんが好きか」 自分でさわやかって・・・。珍しくムキになる忍足が可愛いぞ(笑)。 「まあ、そうですね」 「……わかったわ」 何がわかったんだろう・・・? 14時。忍足と水汲み。 「自分、夏休みの宿題どないした?」 ここで三択。「全部終わらせましたよ」を選びます。 「私、もう全部終わらせましたよ」 「ほう、そら早いな」 「旅行の計画決めてましたから、猛スピードで上げていったんです」 「大したもんや。偉い偉い」 褒められちゃった。 →「まだ半分残ってます」 「毎日コツコツやってますから、まだ半分残ってます」 「ほな、帰ったら休んだ分取り返さなあかんな」 →「まだ全然……」 「それが……まだ全然……」 「困ったもんや。帰ったらえらい目に遭うで」 「それで、忍足さんは宿題終わってるんですか?」 「まあぼちぼちやな」 「ぼちぼちですか」 「ぼちぼちや」 「便利な言葉ですね、ぼちぼちって」 主人公!(笑) 「そやろ。関西人の知恵の結晶や」 14時30分。炊事場にて。 「忍足さん」 「○○さんか。最近よう話すな」 「そうですね」 「ふ、自分俺の魅力にメロメロやな」 メロメロって!\(>▽<)/ 「…………」 主人公の冷たい視線が・・・。 「ああ、無視はあかんで。無視は」 「そうやって、いっつも茶化すからですよ」 「それはな……」 「それは?」 「……茶化さんとホンマの事言うたら、自分困るやろ。例えば……自分めっちゃ可愛いな」 忍足ったら!(≧∇≦) 「え?お、忍足さん……」 「なんてな」 「もう、またからかって」 「からかってないんやけどな。……そうやな、自分と話すんは楽しいと本気で思うで。また話そ」 「は、はい」 (忍足さん……。一瞬真面目になるから……心臓に悪いよ) 15時。岳人と会話。 「向日さん」 「よっ、○○(主人公)。また来たな。侑士の事が知りたいんだろ」 バレバレのようです。 「え……ま、まあ……」 「へぇ、素直になったじゃん。んじゃ、取って置きのネタ、教えてやるよ」 「取って置き?」 「ああ、アイツの好みのタイプなんだがな……」 「は、はい」 「脚がきれいな子が好みらしいぜ」 キーワード「脚がきれいな子」をGET! 「え?」 「だから、脚がきれいな子が好きなんだってよ」 「だ、男子の好みって、そういうものなんですか?」 驚く主人公。まあ、普通、そうだよね。 「いや、アイツの場合、かなり特殊だと思う。オヤジくさいし」 岳人・・・(^_^;)。 15時30分。炊事場にて。 「あれ、忍足さん。キョロキョロして何か探してるんですか」 「ああ、もう見つかったからええよ」 「?」 「自分、ちょっと手ぇ出して」 「こうですか?」 「って、手の甲を出してくるとは流石やな。普通に手のひらでええで」 流石って何ですか(笑)。 「はい。……あ、飴ですね」 「自分いっつも頑張ってるからご褒美や。俺の元気印入りやで」 「ありがとうございます。でも、元気印?」 「ほら、よう見てみ」 「……袋にメガネが書き込まれてる」 何てお茶目な!(笑) 「トレードマークやからな」 メガネがトレードマークのキャラは他にもたくさんいますが、それはまあ、置いといて・・・。 「ふふ。大切にしますね」 「おお」 16時。忍足と薪拾い。 主人公が忍足に林間学校の思い出があるか尋ねます。 「林間学校なぁ……特に変わった事はなかった気がするけど……」 しかし、ひとつあったと言う忍足。 夕飯のバーベキューで炭火の火が弱かったので、担任の先生がガソリンを撒いてしまったらしい。 「当然、無茶な燃え方するし、その先生はびっくりしてガソリンの缶落とすし……」 先生が軽いヤケドをしただけで済んだものの、当然バーベキューもパーになってしまったそうです。 「その先生、どうしてガソリンなんて撒いたんでしょうね?」 「ガソリンかけたらよう燃えると思たんやろ。大人でも物知らん人はおるもんや」 主人公の方は、オリエンテーションで迷子になったのが思い出らしい。 当時は自分が方向音痴だと思ってなくて、班長だからと張り切って指示を出したら班の5人とも迷子になっちゃったそうです。 「……自分、リーダー向きやないな」 何で班長になっちゃったんだろう・・・? 16時30分。忍足がいないので岳人とミニゲーム。岳人の銀メダルをGET! 19時。日吉と会話。 「あ、日吉くん」 「何だよ。話し掛ける相手、間違ってないか?」 意地悪日吉!\(>▽<)/ 「え?」 「俺は忍足先輩じゃないぜ」 さすが日吉。そんな意地悪なところが素敵です。 「そ、そんな事……」 「フッ……冗談だ。わかりやすい奴だな、お前は」 「う……」 「忍足先輩はな、ああ見えてラブロマンス映画が好きでな」 キーワード「忍足:ラブロマンス映画」をGET! 「え?」 「そういう意味じゃ、お前は簡単に手玉に取られそうだよな」 「う……」 何ですか、このいじめっ子日吉!思わず萌えちゃうじゃないか(笑)! 19時30分。広場にて。 「忍足さん」 「おう、お嬢ちゃん。ええ事教えたるわ」 「いい事、ですか?」 「ああ、関西弁講座や」 何ですかそれは!Σ( ̄ロ ̄lll) 「へぇ、面白そうですね。教えてください」 「ほな、まず基本からな。あの犬チャウチャウちゃう?ちゃうちゃう、チャウチャウちゃうんちゃう」 基本です。 「な……何ですか、それ?」 「標準語で言うとな、あの犬はチャウチャウじゃないか?ちがうちがう、チャウチャウじゃないのでは……となるんや」 「はあ……チャウチャウだらけでよくわかりません」 「こんなトコで挫折しとったら立派な関西人になられへんで」 「いえ、関西人になるなんて私、一言も言ってませんから」 でも将来的には・・・もしかして・・・? 20時。炊事場にて。 「忍足さん」 「……お嬢ちゃんか」 何だか様子がおかしいです。 「どうしたんですか?何か考え事でも……」 「そうやな……色々とちょっと気になる事があってな」 「あ、お邪魔でしたら私、向こうに行きますけど」 「かまへん……と言いたいトコやけどちょっとだけ考えまとめたいから今は独りにしといてくれるか」 珍しく真面目モードの忍足。 「はい、わかりました」 「すまんな。後でまた、お嬢ちゃんに話がある様になるかもしれへん。そん時は声掛けるわ」 一体どうしたんだろう?? 20時30分。ロッジにて。 忍足が珍しいものを見つけたと言うのでついて行きます。 森にて。 「これや」 「あ……この花、もしかして」 見せられたものは、月下美人でした。 「きれい……確か、月下美人って年に一回位しか咲かないんですよね?しかも、夜にだけしか」 「ああ、せやからこれはえらい偶然の巡り合わせやな」 「ええ、年に一度だけの偶然ですね」 「それだけやないで」 「え?」 あの船に主人公が乗り合わせた事も、事故でこの島に辿り着いたのも偶然だと言う忍足。 「その上さらに、年に一回しか咲かん花を一緒に見れるっちゅうんはもう、偶然を超えて奇跡やな」 さすが忍足。ロマンチスト。 「あ……そ、そうですね。ホント……偶然とは思えない位です」 「そやろ。俺とお嬢ちゃんは、何か目に見えんもんで繋がっとる……そんな気がせぇへんか?」 もしかして、口説かれている!?(≧∇≦) 「は……はい……」 バックにピンクのバラが咲きました。 21時。 忍足に声を掛けられました。 「お嬢ちゃんを捜しとったんや。ちょっと一緒に来てくれるか?」 食堂までやって来ました。真田がいたよ。 「む……どういう事だ?なぜ、彼女を連れてきた?」 「思う所あってな。お嬢ちゃんにも今回の一件関係ありそうやから」 柳もいたよ。 「ほう……どうしてそう思う?」 「大した理由はあらへん。単なる勘や」 女子を巻き込む事は関心しないと言う真田。 「心配いらへん。俺がお嬢ちゃんを守ったるからな」 忍足v(*^^*) 「ふぅん、言うね、忍足も」 不二!ごめんね、今回は忍足ルートなので・・・(> <)。 「……いいだろう。お前が責任を持つと言うならそれでいい」 真田の許可が出たよ。 「すまんな」 明日の作業時間に手塚に秘密で廃村を調査することに。 「お嬢ちゃん、ここでの事は一切他言無用やで。わかってるな?」 もちろんです! |