忍足ED(7/30) |
7/30。 10時。忍足がいないので不二と会話。 10時30分。ロッジにて。 「あ、忍足さん。大きなあくびですね」 「ん?見られたか」 忍足、油断していたようです。 「寝不足ですか?」 「まあな。昨日の夜、遊び足りんから夜中、桃城と菊丸と不二の4人で集まってトランプしてたんや」 何だか不思議なメンバーだなぁ。 「遅くまでやったんですか?」 「そうやな。本当は二、三回のはずやったんやけど、ババ抜きに異様に盛り上がってな。結局寝たんは3時頃や」 「うわぁ。じゃあ、3時間位しか寝てないじゃないですか」 「そやから、眠たいんや」 「少し寝てきたらどうですか?午後の作業、疲れてしまいますよ」 「そうやなぁ。軽く寝よか。お勧めの昼寝スポットあるか?」 ここで三択。「食堂の椅子」を選びます。 「仮眠なら食堂の椅子とかはどうですか?ミーティングに遅刻する心配もないですし」 「ああ、寝心地は悪いけどそれはええ案やな」 「ふふ。ゆっくりしてくださいね」 「おお、ありがとうな」 →「ハンモック」 「やっぱり、ハンモックの所かな。日陰もあるし涼しいですよ」 「そうやな。ただあそこはもうちょっと、静かやったらええんやけどな」 「え?静かだと思いますけど」 「ん?たまに皆が練習しとるやろ。なんか、掛け声が聞こえるで。どーんとか下剋上だとかな。ホンマ、みんな静かに打てんのかいな」 桃城・・・日吉・・・(^_^;)。 (確かに、それはうるさいかも) →「ロッジ内のベッド」 「ロッジ内のベッドかな。寝心地もいいですし」 「ああ、そうやな。風が吹かんから窓とドアを開けたらなあかんけど」 「そうですね」 ここでキーワード「従兄弟」が発動! 「あの、向日さんから聞いたんですけど、忍足さんには従兄弟がいるんですよね?」 「……自分、変な事聞くなぁ。普通、親に兄弟がおったら大抵従兄弟位おるやろ」 「あ、そういう意味じゃなくて、同い年でテニスをやってる従兄弟がいるって聞いて」 「ああ、そういう事か。謙也の事やな」 「あ、そうです。ラケットに名前が書いてありました」 「で、その謙也の事で、何か知りたいんか?」 確かに気になることはいろいろありますが。 「あ、いえ……忍足さんに似てるんですか?その、謙也さんって」 「んー、イマイチ似てへんなぁ」 普通、従兄弟ってあまり似てないよね。 「テニスしてるんですよね?上手なんですか?」 「ああ、大阪の四天宝寺中でテニス部のレギュラーや。めっちゃうまいで」 「へぇ……」 残念ながら全国大会では活躍の場はありませんでしたが・・・(;´д`)。 「自分、何でそないに謙也の事聞いてくるんや?気になるんか?」 もしかしてヤキモチですか?(*^^*) 「あ……その、忍足さんに関係ある人なので、つい興味がわいちゃって」 「ふーん、お嬢ちゃん、可愛い事言うてくれるやん」 どうやら嬉しかったようです。 11時。広場にて。忍足と桃城が会話しているのを発見。 「どないや、調子は?」 「絶好調っスよ」 「ほう……そいつはええこっちゃ」 「そういう忍足さんこそどうなんスか?」 「もちろんええ調子や。全国大会でも負ける気はせえへんな」 「へぇ、そいつは楽しみっスね」 「今度自分とやったら、もう負けへんで。全国でリベンジさせてもらうわ」 そういや、忍足は前にダブルスで負けてるんだっけ。 「組み合わせが当たれば、の話っスけどね。それに俺、ダブルス組むかどうかはわかんないっスよ」 「そらそうか。ま、ダブルスは止めといた方がええな。自分、ダブルスに向いてないで」 「……その向いてないダブルスで負けたのは立海相手の時だけっスけどね」 あら、そうだったっけ。意外と勝ってるんだ。 「……へぇ、言うてくれるやん自分。それは俺らに勝ったっちゅう自慢か?」 「ハハハ、ま、そういう事っスかね」 「ほな、今度はシングルスで勝負しょうか」 「あれ?忍足さんダブルス専門って言ってなかったっスか?」 それは誰もが感じていた疑問です(笑)。 「元々はな。けど、シングルスでもええなと最近思い始めてな」 最近の話ですか!?( ̄□ ̄;) 「へぇ、そうっスか」 「ちょっと本気出してみたい相手がおるんでな」 「本気……っスか」 「ああ、ダブルスやとどうしてもパートナーの事を考えてプレイせなあかんからな……無意識の内に、自分の力をセーブしてしまう癖があるんや」 それは暗に岳人が足を引っ張っていると・・・(^_^;)。 「へぇ……忍足さんの本気、見てみたいっスね」 「ま、機会があったらな……覚悟しときや」 「へへ……楽しみにしてるっスよ」 (へぇ……あの二人って、ライバルなのかな?) 何だかそういう流れになっているようです。 11時30分。管理小屋にて。 忍足が竹やぶで竹を切ると言うのでついて行きます。 竹やぶにて。 鉈を渡され、使い方を知っているかと聞かれました。 ここで二択。「はい、知ってます」を選んでみます。 「ほな、ちょっとやってみ。見たるわ。そこの竹切ってみて」 「はい。やっ!」 しかし、うまく切れなかったようです。 「んー……ちょっと力が足りんなぁ。もう少し細い竹でやってみよか」 「は、はい」 今度はきちんと切れた模様。 「ああ、ええ感じや。なかなかうまいもんやな」 「ありがとうございます」 「けど、ちょっと構えにムダがあるな。そのままじっとしとき」 「え?あ、はい」 →「えーと……すみません、知りません」 「よし、ほな教えたろ」 ここでCG登場!発売前から目にしていたあのセクハラシーンです(笑)。 「あ、ちょっ……忍足さん!?」 「やり方教えたるから」 何か違う事を教えてくれそうな雰囲気です。 「え?あ、はい……」 「あんまり振りかぶって力入れる必要はないんや。鉈の重さを使うて自然に振り抜く。ええか?」 「は、はい」 (こ、こんなにくっつかれると……) それどころじゃない主人公。 「鉈は力入れ過ぎて握ってもあかん。小指に力入れて、それ以外の指の力は抜いといてかまへん」 何でそんなに鉈の扱いに詳しいのだ? 「あ、はい」 「ええな?ほなやってみよか」 というわけで、竹を割ってみます。 「ああ、ええ感じや。うまいもんやな」 「いえ、忍足さんが教えてくれたからです」 「そう言うてくれると、教えた甲斐があるわ。ほな、お嬢ちゃんは今位の細い竹を切っといてな」 そして・・・。 忍足に言われたとおり、10本の竹を切った主人公。 忍足は20本以上切ったようです。 「手伝うてくれてありがとうな。お陰ではかどったわ」 褒められた!(*^^*) 14時。忍足と探索。森を歩きます。 「雑木林の中って、涼しくていいですね」 「そやな、空気もうまいし」 「合宿所の広場なんて、フライパン置いとくと目玉焼きが出来そうな位暑いですからね」 「ああ、特に午後はひどいな。たまの雨が降らへんかったら、とてもやないけどやっとれんわ」 真夏だしなぁ。 「ここの雨ってすぐに止みますけどよく降りますよね」 「ああ、あれで少しは涼しなるな」 「忍足さんは晴れと雨、どっちが好きなんですか?」 「そらやっぱり晴れやろ。雨もええけど、雨の日は外でテニスするとえらい事になるからな」 氷帝なら室内練習場とかありそうなものですが。 「あ、やっぱりテニスが基準なんですか」 「そらな。それで、お嬢ちゃんは晴れと雨、どっちが好きなん?」 ここで三択。「晴れ」を選びます。 「私も晴れが好きですね。やっぱり気持ちいいですし。でも、日差しが強いのは困ります」 「自分、日焼けに弱そうやな」 「はい、だから日焼け止めは一杯持ってきてるんですよ」 「ああ、そういや自分ら、南の島に行く予定やったんやなぁ」 そうだった。すっかり忘れてました。 →「雨」 「雨の日が好きなんです。何だか落ち着くので」 「そうなんか」 →「曇り」 「晴れや雨より、曇りの日が一番好きです」 「……けったいなやっちゃな」 呆れられた!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「暑くもなし、寒くもなし、ちょうどいいと思いませんか?」 「まあ、そういう見方もあるか」 「こういう森の道を歩いてるとつい歌いたくなりませんか?」 主人公、いきなり何を!?( ̄□ ̄;) 「……歌は止めとき。色々問題があるから。それにここは森やのうて林やで」 問題って何!? そして場所表示には「森」と出てるんですが・・・。 「でも、歌では森の中ですし」 「歌いたいんやったら、鼻歌にしとき。多分ギリギリセーフや」 著作権か!!何ですか、このやけに生々しいネタは!!Σ( ̄ロ ̄lll) 「わかりました。ルルール、(ルルール)、ルルルッルル、(ルルルッルル)、ルルルルンル、(ルルルルンル) ルルール、(ルルール)、ルルルルルンルンルンルンル〜」 一人で歌い出す主人公。しかも輪唱・・・。 「チャレンジャーやな、自分」 「忍足さんも歌いません?」 「止めとく。さっきから頭ん中、その曲がリフレインしとる」 私もです。 「そうですか」 一体どうしちゃったんですか、主人公・・・(;´д`)。 「ところでどないや?今日でこの島来て三日目やけど今の生活、少しは慣れたか?」 二択。「はい、もうすっかり」を選びます。 「はい、もうすっかり慣れました」 「そうか、それならええんや。なんか困った事があったらいつでも言うてええからな」 「はい」 「ああ、頼ってな」 ガンガン頼りますよ!(*^^*) →「それが、なかなか……」 「なんや?なんか困っとるんか」 「朝起きると筋肉痛なんですよ」 「ああ、それはしゃあないな。普段運動してないとそうなる」 「何かいい方法ないですか?」 「運動前、運動後のストレッチが必要や。帰ったらやり方教えたるわ」 「あ、お願いします」 お願いしちゃって・・・大丈夫かな・・・?ちょっと警戒しちゃいます(笑)。 「少しはマシになると思うで」 「ところで忍足さんは兄弟いるんですか?」 「おるで。姉貴が一人」 「あ、そうなんですか。姉弟仲はいいんですか?」 「ええ方なんちゃうかな。知らん人が見たら」 何ですか、その意味深な言い方は。 「え?」 「ウチの姉貴は人前やと猫被るからな。なかなかその正体を明かさへん」 「その、正体って?」 「……それは言われへん」 気になるぞ〜。 「それはまた……なぜです?」 「俺も命は惜しいからな」 忍足姉、何者なんだ!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「な、何だかすごそうですね」 「今の話、もし俺の姉貴に合う事があっても、絶対言うたらあかんで。二人だけの秘密や」 「あんまり嬉しくない秘密の共有ですね」 主人公・・・(^_^;)。 「それはともかく、自分はどうなん?兄弟はおるんか?」 ここで二択。「弟がいます」を選んでみます。 「弟がいますよ」 「ほな、ウチと境遇はおんなじやな。自分もやっぱり……アレなんか?」 「アレって何ですか、アレって」 「そやから俺の口からは言われへんって」 「もう……ウチは仲がいいですよ」 「今、『ウチは』って言うたな。俺んトコと違うって言いたそうやな」 「忍足さんの姉弟仲って、いいのか悪いのかどっちなんですか?」 「そやからええって言うたやろ。……知らん人が見たら」 「結局姉弟仲は普通なんですね?」 「まあ、そんなトコや」 ま、そういうことにしておきましょう。 →「一人っ子です」 「私、一人っ子なんです」 「そうか、ほな天国やな」 「天国?もしかして忍足さんのお姉さんって怖いんですか」 「そうとは言うてへん」 「もう」 「秘密やからな」 「あの……忍足さんってどんな風な学校生活を送ってるんですか?」 「どんなって言われてもなぁ。自分と変われへんと思うで」 「それじゃ、得意な科目ってあります?」 「得意な科目言うたら、そうやな、数学と科学、技術やな」 「一杯あるんですね」 羨ましい・・・。 「まあな。それで、お嬢ちゃんは何が得意や?」 「私は……」 三択。「数学」を選びます。 「私も数学なら結構得意です」 「ほう、中二やったらそろそろ連立方程式か?」 わ!懐かしい言葉! 「あ、はい。習い始めたトコですけど」 「あそこでつまずく人間、結構おるからな、気ぃ付けや」 「わかりました」 →「国語」 「国語ならなんとか」 「国語か。ほな漢字とかは得意なんやな」 「そうですね。結構得意だと思いますよ」 →「ない」 「それが……得意と言える程の科目はちょっと……」 「そうか……気ぃ落とさんとき。人間、勉強が全てやないからな」 同情された!Σ( ̄ロ ̄lll) 「う……そんな風に言われると逆に落ち込みますよ」 「ん?なんや煙みたいなん出てきたな」 「あ……ホントだ。煙というか……もや?」 行ってみると、そこは温泉でした。ビバ、温泉!\(>▽<)/ こんな所に温泉なんてと驚く主人公。 「ほう、湯加減もちょうどええ感じやん」 「露天風呂ですね」 「どうや、一緒に入るか?」 セクハラ発言!!\(>▽<)/ 「ええっ?」 「冗談や。けど、これがもっと近くにあったら、みんなで入りに来れるんやけどなぁ」 合宿所から来るにはちょっと遠いようです。 「それにしても温泉があるとはな……この島、火山島か?」 「そうかもしれませんね」 「あ、足元気ぃ付けや。その先、岩の割れ目があるで」 「え?」 ここで何か音が聞こえてきました。 「なんや?この音……地鳴りか?」 「地震ですか?」 「いや、ちゃうな。この音、前に聞いた事あるで」 「え?」 「あかん!お嬢ちゃん伏せて!」 忍足が近づいてきました。画面が真っ白に! そして・・・。 忍足に押し倒されるCG登場! 「!?忍足さん!」 「じっとしとき!」 地面が割れ、お湯が噴出しました。 「あっ……お湯?」 「良かった……大した温度やなかったな」 「あの……忍足さん……」 「ああ、もう大丈夫やろ。収まったみたいやな」 どうやら忍足がかばってくれたようです。 「これ……噴水ですか?」 「間欠泉や。お湯や水が一定期間で吹き上げる、天然の噴水やな。ま、出てくるんは温泉やけど」 「あ!忍足さん、びしょ濡れですよ」 水も滴るいい男です。 「ああ、見事にお湯が掛かったからな。けど、お嬢ちゃんが無事で良かったわ」 忍足・・・v(*^^*) 「あ……すみません!かばっていただいたのに、お礼も言わないで……」 「ああ、気にせんでええ。驚いとったんやろ」 「どうもありがとうございました。それで、服、どうします?」 「天気もええし、帰り道で乾くやろ。気にせんでええ。ほな、帰ろか」 「あ、はい」 背景にピンクのバラが咲き誇りました。親愛度大幅アップ! 16時。忍足がいないので切原とミニゲーム。橘の銀メダルをGET! 16時30分。忍足がいないので不二とミニゲーム。海堂の銀メダルをGET! 19時。ロッジにて。 「忍足さんは関西出身ですよね?」 「ん、そうやけど」 「じゃあ、関西の人がお好み焼きとご飯を一緒に食べるというのは本当ですか?」 基本の質問です。 「ああ、普通やで。お好み焼きも、たこ焼きもおかずやからな」 「そ、そうなんですか」 「あと、一家に一台たこ焼き機はあったりとか」 「うわ、そんな感じします」 「なんや、その驚き方は。自分家で作るたこ焼きはおいしいんやで」 「忍足さんはたこ焼き作るのうまいんですか?」 「ふっ、よう聞いてくれた。氷帝のレギュラーメンバーが絶賛する位の腕前や」 得意げな忍足(笑)。 「すごいですね。うぅ、食べてみたいです」 「ほな、今度食べさせたるわ」 やったー!\(>▽<)/ 「楽しみに待ってます」 ここでキーワード「粕汁」が発動! 「そうだ、忍足さんって粕汁が好物なんですよね?」 「ああ、そやな。冬場には身体が温まって言う事ないわ」 「作りたいんですけど、肝心の酒粕がありませんから……」 「ああ、そんな事気にせんでええ。お嬢ちゃん、俺の為に作ろう思てくれたんやな。偉い偉い」 褒められちゃった(*^^*)。 「ど、どうも……」 「それに、もし酒粕があってもこの暑い時期に無理に食わんでもええしな」 それは確かに・・・(^_^;)。 「参考までに教えてください。どんな具を入れるのが好きなんですか?」 「そやな……野菜は大根とニンジンで、肉は鮭でも豚肉でも鯨でもええな」 何だかこだわりがあるようです。 「え?鯨なんて入れるんですか?」 「ああ、コロっちゅう皮の部分を入れると結構いけるで」 「そうなんですか……知りませんでした」 私も知りませんでした。 19時30分。広場にて。 「忍足さん」 「ああ、お嬢ちゃん。待っとったで」 待たれていた!(≧∇≦) 「え?」 「お嬢ちゃん、さっきのミーティングの話……どない思う?」 さっきのミーティングと言うと、伊武が真新しい缶詰を発見した事ですか? 「私は……お父さん達の持ち物だったらいいなとは思いますけど……でも、手塚さんや柳さんの言う事もよくわかるんです」 「そうやな」 「お父さんは……無事だと思いますか?」 「ああ、安心してええ。あっちには榊監督もおるしな。あの人はかなり常識外れやけど、能力に関してはケチの付け様のない人やから」 能力って何の!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「は、はい」 「……榊監督か……」 何か考え込む忍足。 「?どうかしたんですか?」 「いや、考えてみたら、あの榊監督がこない簡単に遭難するもんかと思てな……」 「そんなすごい人なんですか、榊さんって」 「ああ、アホみたいな金持ちや」 「お金持ち……ですか」 「そうや……榊監督ならGPS携帯も持っとるやろうし、衛星通信かて……けど……まさかな……」 どうやら榊に疑いを持ち始めた様子? 「忍足さん?」 「お嬢ちゃん、ちょっと思い付いた事があんねん。明日、一緒にちょっと遠出せぇへんか?」 デートの約束だ! 「遠出?」 「ああ。明日の10時に広場で待っとる」 「は、はい。でも、どこへ?」 「それは明日になってからや。この事は誰にも言うたらあかんで」 「あ、はい」 二人だけの秘密です。 20時。岳人と会話。 練習をしているのかと尋ねると、ただの遊びだと言われました。 「よっ!F&D(フェイクアンドドロップショット)……なんてな」 「何ですか、それ?」 「あれ?知らね?侑士の得意技の物真似」 「へぇ、それが忍足さんの得意技なんですか」 「流石に全部は真似出来ねぇけどな。なんせアイツは『千の技を持つ男』だからよ」 キーワード『忍足:千の技を持つ男』をGET! 「え?そんなに得意技を持ってるんですか?」 「まあ、本当に千あるのかどうかは知らねぇけど」 100ぐらいだったらまだ信憑性はあったかも。 20時30分。炊事場にて。 「氷帝学園の制服って可愛いですよね」 「……いきなりやな。確かに女子の制服は可愛いと思うけど、何で知ってんねん?」 「以前ファッション誌で学校の制服特集があって、結構上位に入ってたんですよ」 「……そんな特集あるんやな」 「はい。やっぱり、チェックが人気ですね」 「ふーん。自分はどんな制服なん?」 ここで三択。「セーラー服」を選びます。 「セーラー服ですよ。ブレザーとかの方が良かったんですけど……」 「へぇ、セーラー服かぁ。定番やけど、ええんやないか?可愛いと思うで」 「そうですか?」 →「ブレザー」 「ブレザーですね。個人的には気に入ってます」 「ええなぁ。今度見せてもらおか」 「……同じブレザーなら氷帝の方が可愛いと思いますよ」 「それは、見てみなわからんやろ」 →「私服」 「制服がなくて私服なんです。服装検査はゆるゆるで助かるんですけど、毎日、着る服に悩むので大変です」 「それは、あるなぁ。まあ、私服なら個性もあって楽しいやろ」 「そうですね」 ここでキーワード「千の技を持つ男」が発動! 「向日さんに聞いたんですけど……」 「ん?なんや」 「忍足さんって、得意技を千も持ってるんですか?」 「そうやなぁ……まあ、それ位はあるんちゃうかな。数えた事ないけど」 結構いい加減です。 「す、すごいですね」 「けどな、一番すごいのは俺の千一番目の技や」 何だそれは!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「千一番目って……さっき数があやふやみたいな事、言ってたのに……」 「細かい事は気にしたらあかん。どうや、お嬢ちゃん。俺の千一番目の技、受けてみるか?」 何だか嫌な予感がします。 「私、テニス出来ませんよ」 「テニスの技やないねんな、これが。男相手にも女相手にも効果絶大やで」 何だか意味深です(笑)。 「な、何だかよくわかりませんけど、すごく嫌な予感がするので遠慮します」 「そうか、残念やな」 しかし、一体何だったんだろう・・・。 |