鳳ED(8/1) |
8/1。朝。 「○○(主人公)さん、朝だよ。そろそろ起きた方がいいよ」 「ん〜……あと5分……」 「そうしてあげたいのは山々なんだけどね。もうすぐ朝食だし」 「え?あれ?この声ってもしかして……」 目を開けるとそこには鳳が! 「おはよう、○○(主人公)さん」 「うわっ!?び、びっくりしたぁ……ど、どうして鳳くんが……」 「さっき表で小日向さんに会ってね。キミがまだ寝てるから、起こしてくれって頼まれたんだ」 つぐみに感謝! 「もうじき朝食だよ。俺は外で待ってるから、一緒に食堂に行こう」 「あ、うん!起こしてくれてありがとう!」 「いいんだよ。それじゃ、待ってるから」 「うん!」 外に出ると、跡部は大分回復してきたらしいと言う鳳。 今日はまだ動けないが、もう心配はいらないのだと。 しかし、鳳は比嘉中メンバーの事が気になる様子。 色々揉めていたが、跡部が倒れてからそれがひどくなった気がするようです。 こういう時だからこそ協力しないといけないのにと言う主人公。 「うん……そうだよね」 とりあえずミーティングの時間なので食堂に向かいます。 ミーティング後。 鳳が比嘉中メンバーと話をしているのを発見。 険悪な雰囲気なので止めに入り、原因は何なのか尋ねます。 「簡単な事ですよ。そこのお坊ちゃんが、我々に協力を求めてきた。それに対し、我々はその気がない事を伝えた。それだけの事です」 「……肝心な事が抜けていますよ。我々氷帝学園に対する侮辱が」 今回の事故は氷帝が仕組んだ陰謀だと言われたようです。 「俺達氷帝は、そんな卑怯な真似など絶対にしませんよ!」 「そう思うのは勝手ですがね。我々はそんな策略に引っ掛かる程お人好しではない」 比嘉中は協力する気はないようです。 「……わかりましたよ。勝手にしてください」 鳳・・・(;´д`)。 昼。ミーティング。比嘉中は不参加です。 ミーティング後。 鳳の様子がおかしいので問い詰めると、今から比嘉中の人達と話し合いに行くらしい。 さっきあんな事があったのにと驚くと、だからこそ誤解をちゃんと解かないとと言われました。 「……そうだよね。鳳くんはそういう人だもんね。私も一緒に行く!」 「ああ、やっぱりそう言うんだ。そう思ったから、知られたくなかったのに」 比嘉中の人達は武術の達人らしいので、危ないかも知れないと言う鳳。 「だからキミはここに残って……」 「そんな事、出来る訳ないでしょ!私も行くの!」 鳳の身が心配だよ(> <)。 「ふぅ……やっぱりそうなるのか」 「当然!私と鳳くんは一蓮托生(いちれんたくしょう)なんだから」 死ぬ時は一緒だよ! 「ハハ……キミらしいな。わかったよ、一緒に行こう」 ついに鳳も観念したようです。 はなれロッジに行ってみたものの、誰もいませんでした。 海岸に木手の姿が見えたので行ってみます。 砂浜にて。 「……また来ましたか。しつこい人ですね」 「さっきは俺も頭に血が上ってましたから。今度は冷静に話し合いましょう」 比嘉中の仮説には大きな欠点があると言う鳳。 この強化合宿には全国大会に関係ない学校も参加している事を指摘します。 ルドルフの事かー!Σ( ̄ロ ̄lll) 「くだらない事を。忘れたんですか?聖ルドルフは、大阪の四天宝寺が辞退したから、代わりに選ばれた学校ですよ」 何と、そうだったのか!それは初耳だぞ! 跡部が蛇に咬まれるという事故にあっているという事実が比嘉中の仮説を覆えすと言う鳳。 しかし、あんなものは芝居に決まっていると言われてしまいました。 「我々は昨夜目撃したんですよ。跡部くんが氷帝の榊監督と会っている現場を」 「えっ!?」 これには鳳もびっくりです。 「これでわかったでしょう。さあ、帰ってもらえますか。我々はこれから、この島から脱出するつもりなんですから」 いくらなんでも危険すぎると止める鳳。 「ダメです!そんな危険な事をさせる訳にはいきません!まして、その原因が誤解に基づくものなら余計にです!」 「……なるほど。実力行使も辞さない、という訳ですね。面白い」 平古場と甲斐もやって来ました。何だかやばい雰囲気になってきたよ!? 「○○(主人公)さん!キミは合宿所に戻って、応援を呼んで来てくれ!」 「ダメよ!鳳くん一人だけになんて出来る訳ないじゃない!」 どうしてもこの島を出ると言うのなら、自分も鳳と一緒に皆を止めると言う主人公。 「心意気は買いますがね。そういうのを蟷螂之斧(とうろうのおの)と言うんですよ」 ※「蟷螂の斧:弱小のものが、自分の力量もわきまえず、強敵に向かうことのたとえ。」(Yahoo!辞書より) しかし主人公、このまま行かせたら木手達が危ないじゃないかと引き下がりません。 「永四郎!グズグズしてると他の奴らもやってくるぞ。チャッチャと片づけようぜ」 平古場!余計な事を!このままでは片付けられてしまう!!(> <) 今ならまだ間に合うからさがりなさいと言われたけど、こっちも引き下がれないよ! 「仕方ないですね……では!」 平古場の蹴りが鳳を襲う!(> <) 「ほう……よくかわしましたね。しかし、ヘタに動かない方がいい。急所に当たってしまうかもしれませんよ」 急所ってどこだ!?\(>▽<)/ 沖縄古武術は素人に太刀打ち出来るものではないと言う木手。 「くっ……」 「ほう、まだやる気か。根性だけは見上げたもんだ」(平古場) 「面白いな……次は俺がやるぜ、木手」(甲斐) 鳳がピンチだよ・・・(;´д`)。 「お、鳳くん……」 「さがって!キミは……どんな事があっても俺が守るから」 鳳、カッコいい!!(≧∇≦) 「カッコつけてんじゃねぇっ!」 おや、甲斐。ヤキモチですか?(*^^*) 「お前ら、その辺にしとけ!」 ここで跡部登場! 「フッ……どうやら黒幕がしびれを切らしてご登場の様ですね」 毒蛇に咬まれたのは、比嘉中がこれ以上無茶をしない様にと思って打った芝居だったらしい。 「一部始終は樺地から聞いてる。木手が何を考えていたかもな。全く……よかれと思った計画がこれ程裏目に出るとはな」 この遭難は計画されたもので、その目的は選手全員を危機的状況に置き、極限状態での精神力を鍛える事だったと言う跡部。 この島は地下にハイテク装置が張り巡らされていて、24時間大きな事故が起きない様監視していたらしい。 「ただ、今回のお前らの行動は突発的過ぎて、流石に対応が間に合わなかったがな。鳳、○○(主人公)。よくこいつらを足留めしてくれた。助かったぜ」 褒められちゃったv(*^^*) 他のメンバーにも事情を説明する為に合宿所まで戻ります。 この後、メンバーは残り二日強化合宿をし、主人公達は明日の船で帰ることに。 跡部が9時からミーティングを開くのでその時に送別パーティをしてくれると言ってくれました。それまでは自由時間です。 その後、鳳から声を掛けられたよ。 見せたい物があるから7時に広場に来てくれと言われます。はて、何だろう? 19時。広場にて。 ちょっと歩くというので付いていくよ。 森の中を歩いて行きます。 月を見ていると、あまり上ばかり見ずに足元には気を付けるよう言われました。 「あ、そうか。私、よく転ぶからね、あはは」 「笑い事じゃないよ。一緒にいる俺は、いつもハラハラしてるんだから」 鳳v(*^^*) 「あはは、ゴメンね」 「本当、キミからは目が離せないよ」 それはどういう意味ですか!?\(>▽<)/ 「そうかなー?ところで鳳くん。鳳くんって本は読む方?」 主人公、あっさりスルー!Σ( ̄ロ ̄lll) 「そうだな……読む方だと思うよ」 色々だけど、外国の文学作品が多いらしい。 お薦めの本を尋ねると、『宝島』が結構お薦めだと言われました。 「宝島って、シルバー船長の?」 「そうだよ。子供向けみたいに思われてるけど、心理描写とかよく出来てるんだ」 「へぇ……」 「キミは本を読む方かい?」 三択。「大好きだよ。一杯本は読んでる」を選択。 「そうなんだ。どんな本?」 「雑学の本が多いかな」 「へぇ、雑学好きなんだ」 「うん。役に立たない知識って好きなんだ」 わかる気がするなぁ(^_^;)。 「それは確かにあるね」 →「それが……ほとんど読まないんだ」 「あ、そうなんだ。本は面白くない?」 「字が多いと寝ちゃうから」 「そっか。それならしょうがないね」 →「マンガならよく読むよ」 「あ、俺もマンガは好きだよ。どんなマンガ?」 「やっぱり少女マンガかな。でも、少年マンガもそれなりに読んでるよ」 「俺もたまに少女マンガは読むよ。宍戸さんに勧めたら怒られたけどね」 鳳が読む少女マンガって気になるぞ! しかし、宍戸に少女マンガは似合わなさそうだなぁ(^_^;)。 キーワード「ピアノとバイオリン」発動! ピアノとバイオリンが趣味なので、鳳はお金持ちなのだと驚く主人公。 ピアノだけならともかく、バイオリンまで入ってくると話は違うと言います。 鳳が言うには、バイオリンは高いものは高いが、1万円くらいの安い物もあるらしい。 でも鳳くんが使ってるのは高そうだと言う主人公。 「何てったっけ……えーと、す、ストラディバリウス?そういうの使ってるんじゃない?」 「ハハ、いくらなんでもストラディバリウスは使ってないよ。俺が使ってるのはグァルネリだよ」 どっちも全然わかんないよ・・・( ̄□ ̄;)。 「……何だかそれも高そう」 やっぱりお金持ちなんだなぁ・・・。 バイオリンは弾くのは難しいんじゃないのかと尋ねます。 「よくマンガとかでバイオリン習ってる子が出てくるけど、大抵ヘタくそだもんね」 しずかちゃんのことかー!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「ああ、そういえばそうだね。でも、うまく弾ける様になると楽しいよ」 ぜひ聞かせて欲しいものです。 「ところで、鳳くんは長太郎って名前だよね?」 「うん、そうだよ」 鳳の事を名前で呼んでいるのは宍戸だけだと言う主人公。 しかし、同級生や合宿に参加していないテニス部の中では何人かいるらしい。 「あ、そうなんだ。宍戸さん以外に長太郎って呼ぶ人がいないから、何かあるのかと思った」 何かって何だ!?\(>▽<)/ そんな訳はないと言う鳳。 「キミだって、俺の事を長太郎って呼んでも、全然構わないよ」 何ですと!?(≧∇≦) 「え?いいの?」 「もちろん」 「それじゃ、私の事も名前で呼んでよ」 主人公、自分から言っちゃった!\(>▽<)/ 「いいのかい?」 「もちろん!」 「それじゃ……○○(主人公の名前)さん」 うん、鳳はやっぱり呼び捨てじゃなくてさん付がしっくりくるなぁ(*^^*) 「なぁに、長太郎くん」 「あ、あー……」 「な、何だか照れるね」 「うん。でも、きっと慣れるから」 慣れるくらいたくさん呼んでね(*^^*) 「そ、そうだね」 「うん」 到着したのは小川でした。蛍がたくさんいます。 「すごい……空と大地、両方に星空が広がってるみたい……」 「うまい事言うね。うん、そんな感じだ」 主人公の頭や鳳の肩にも止まっているようです。 何だか夢の中にいるみたいだと感動する主人公。 「どう?気に入ってくれた?」 「うん、とっても……こんな素敵な光景見たの、生まれて初めて」 「俺もだよ」 「長太郎くん、ありがとう。こんな素敵な場所に連れて来てくれて」 「気に入ってもらえて嬉しいよ。その……もうしばらく、ここにいていいかな?」 「うん、もちろん。明日には帰るんだから、しっかりと目に焼き付けておくよ」 「あ……そっか……そうだったね……」 寂しそうに呟く鳳。 「多分……一生の思い出になると思うから……」 「○○(主人公)さん……」 宇宙が現れ、親愛度アップ! 夜。送別パーティ。 宴の後。広場にて。鳳に声をかけられました。 「○○(主人公)さん」 「あ、長太郎くん」 「相変わらず明るいね、キミは」 「あはは、お蔭様で」 「キミのお蔭でこの五日間、色々と楽しかったよ」 「私も。長太郎くんには色々と助けてもらったしね」 「俺だって、キミには随分助けてもらったよ。ありがとう」 ここで宍戸がやって来たよ。打ち上げ花火が始まるらしい。 ジローも来ました。皆で花火を眺めます。 そして花火終了。最後にみんなで記念写真を撮ろうと言う跡部。 主人公+苦労人ルートメンバーの写真のCGをGETです。 |