転生學園幻蒼録プレイ日記


プレイ後感想(ちょっと辛口批評)
プレイ前にいろんなサイトで評判を見てたら、どうやらイマイチという反応が多かったので、あまり期待しすぎずプレイしようと思ってました。
魔人学園とは別物というのは知ってたので、魔人と比べても仕方ないとは思ったけど、あれだけシステムが似通ってて魔人学園を意識するなというのはまず無理でしょう。
というわけで、魔人学園を意識したプレイ後感想になるのでご了承ください。

キャラデザは、かなり好みでした。一般的にも受け入れられやすそうな絵柄。魔人はどちらかというと独特の雰囲気があったので・・・。ま、あの世界観に合ったキャラデザだと思うので、あれはあれでいいと思うんだけどね。
一部とはいえ、アルバムモードでシーン回想ができるのも良かった。
キャラ別EDがあるのも良いです。

・・・でも、やっぱり気になる点の方が目立つんだよね・・・。
結構いろんなサイトで書かれていることではあるんだけど、まず主人公の扱いがお粗末。
セリフがない・無個性っていうのは別にいいんだけど、存在を無視されてる感じが強いです。
周囲が勝手に物語を進めていっているような感じ。感情入力できる場面が少なくて、主人公がその場にいるのかどうか疑いたくなるところが多いです。実際、本当に主人公がその場にいない場面もあったんだけど、いつものように放置されてるのかと思って、主人公不在に気づかなかった(^_^;)。
あと、視点変更が結構あるんだけど、唐突に変わるので、誰の視点で見てるのかわからなくて混乱するところもありました。

ストーリーとしては、専門用語というか、造語や独特な言い回しが多くて、理解しづらいところも多数あり。よくわからないまま物語は進んでいくので、主人公とプレイヤー置いてけぼりな感じが強いです。
そして全12話というのはちょっと少ない気がします。キャラがこれだけいるんだったら、もっと話数を増やして、もうちょっと深いところまで掘り下げて欲しかったな。案の定、謎だらけのままゲームが終わってしまったし。消化不良な感じです。発売前からドラマCDなど他メディアを意識してたみたいだけど、そこで明かすつもりなのかな?ゲーム中である程度は完結して欲しかったと思います。

何より一番気になったのは、月詠の登場が遅かったこと。(←かなり私情が入ってます(^_^;))
敵対していた彼らとの対立、和解、協力をもっと練りこんで描いて欲しかったなぁ。
気がついたら何となく仲間になってたし。

戦闘に関しては、いろいろ言われているようですが、私は特には気になりませんでした。
もともと戦闘苦手なので、それほど戦略性を求めてるわけでもないので。
簡単に出来るならそれに越した事はありません(^_^;)。
ただ、相陣連技発動条件でキャラの配置まで指定があるのはちょっと参ったかな。
魔人学園ではとりあえず敵を囲めばよかったので、関連のありそうなキャラを集めて自力で探すのも楽しかったんだけど、今回は配置パターンが正しくなければ発動しなかったから自力で探すのは大変そう・・・。


・・・何だか愚痴みたいになってしまいました(汗)。
だけど、私はこのゲームが嫌いではありません。むしろ好きな方です。不満はあるけどね。
次回作が出たら予約して買うでしょう。ドラマCDなど、他メディアには手を出しませんが。
今後に期待です。


2004/6/21
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