乾ED(本当は出来るヤツ) |
乾の本当は出来るヤツルートで行ってみます。 静かに、優しく諭してくれそうな気がしてちょっと楽しみ(*^^*)v 3/3。練習試合。宍戸&鳳と対戦。 「氷帝のあのふたりが相手か・・・。これは気が一瞬足りとも抜けないな。」 「理想のペアって呼ばれてるくらいですからね。」 「ああ、お互いの特徴を活かしたいいペアだ。」 「勝利後も浮かれることなくクールダウンする冷静さと次の勝利に向かう貪欲さを持つ。」 「手ごわい相手ですね・・・。だけど、負けるもんか!」 (あ、でも、『理想のペア』っていう異名以外は何も知らないんだよね。・・・データ聞いとこうかなぁ?) というわけで、乾にデータを聞いてみます。 「宍戸亮、9月29日生まれ。身長172cm、体重60kg。スタイルはカウンターパンチャー。」 「身長もパワーもない彼の武器は反応時間を極限まで高めたカウンターでのライジングだ。」 (ライジングカウンターかぁ。必殺技を返す能力があるって聞いたことがあるなぁ。) (宍戸さんに対しては、必殺技のゴリ押しパターンは賢い手段とは言えないかもね。) 主人公も、冷静に分析しております。 「鳳長太郎、2月14日生まれ。身長185cm、体重72kg。スタイルはサーブ&ボレーヤー。」 「長身から繰り出されるスカッドサーブには要注意だ。」 (サーブ&ボレーヤーでありつつビッグサーバーってことは、短期決戦型ってことだよね。) (それって、粘っていればコントロールミスが多くなるってことかな・・・?) 本誌(ジャンプ)では既にそれは克服したようですが・・・(^_^;)。 1ゲームリードされたところで、宍戸&鳳のCG登場! 「残念だったな、乾。○○(主人公)は、もう終わりだ!」 「おい、○○(主人公)はもう終わってるそうだが・・・?」 「冗談じゃありません!乾先輩こそ、データ採れたんですか?」 「ああ、バッチリな。ご苦労さん。」 「よーっし、勝負はこっからだ!!」 原作通りの展開だ!\(>▽<)/ しかし敗北。本当は出来るヤツルートに入ります。 自分のテニスが出来ていなかったと、落ち込む主人公。 乾がやって来たよv 「負けたこと以上に問題のある試合だったな。」 「どうやら、いまのお前は自分のテニスを見失っているようだ。」 「わかってますよ、私だって!だから悩んでるのに・・・。」 「自分のテニスを持ってる乾先輩には私の気持ちなんて、わかるはずないんです!」 主人公、逆ギレ!(> <) 「もう、ほっといてください!」 「おい、○○(主人公)・・・・!?」 (怠けてるわけじゃないのに!わかってるのに!) (乾先輩のバカーッ!!) ごめんね、乾・・・(;´д`)。 夜。散歩に出ると、図書室にて乾を発見。 「・・・どこかに見落としがあるかもしれない。もう一度、計算してみよう。」 深刻な顔でパソコンに向かっているようです。 気になるので、ちょっと近づいてみる主人公。 「・・・あいつの潜在能力はこんなものじゃない。ミクスドで頂点も夢じゃない。」 (あいつって・・・もしかして私のこと!?) 「本当なら、もっとやれるはずだ。そのあいつに有効なアドバイスができないのは俺の責任だ。」 「データにミスがあるとしか・・・。」 そんな!乾は悪くないよ!!(T△T) 「ダメだ!もう一度最初からだ。」 (乾先輩・・・。私のこと、そこまで・・・!) (でも・・・それに応えることがいまの私にできるの?) (・・・・・・。) (とりあえず、見つかっちゃう前に戻ろう。) 乾〜〜〜!!!(T△T) 3/4。練習試合。ブン太&ジャッカルと対戦。乾と組みます。 全国でもトップクラスの立海ペアが相手で、かなり厳しい戦いになりそうだと言う乾。 「だが、いまの○○(主人公)にはちょうどいい相手だろう。」 「ど、どういう意味ですか?」 「・・・この試合が終わればわかる。」 「・・・・・・。」 (なんか、すごく冷たいよ、今日の乾先輩・・・。いったい、どうしたんだろ?) そして敗北。 この悔しい思いを練習にぶつけようと、コートにやって来ました。 「よし、今なら誰もいないから、思いっ切りやれるぞ!」 「私のテニスへの情熱、テニスが好きだって心、全部、ぶつけてやるんだ!」 ここで乾登場! 「お前というヤツは・・・。」 「本当に、よくも悪くも思い込んだら前しか見えなくなる性格だな。」 それは誉め言葉と受け取っておきます(*^^*)v 「乾先輩!?どうしてここに!」 「お前の取る行動は簡単に想像がつく。」 「・・・私って、そんなに単純ですか?」 「ああ。過ぎるくらいにな。今のお前の思っていることも容易に想像出来る。」 「誰も自分を理解してくれない。誰も助けてくれないと思ってるだろう?」 「!?」 「少しくらい頼りにしてくれてもいいと思うが?俺はずっとお前を見ているんだぞ。」 乾〜〜〜〜〜!!!!(≧∇≦) 「好調時の正確なフォーム、不調時の反応の鈍さ・・・。」 「お前のすべてが俺の頭の中に入ってる。」 すべてって、そんな、恥ずかしい・・・!(*/∇\*) 「先輩・・・よろしくお願いします!」 (このあと、乾先輩に練習の相手をしてもらった。) (練習量は多くなかったけど、色々アドバイスもしてもらって気分もだいぶ落ち着いたみたい。) (これで、明日からはもっといいテニスが出来そう。これも乾先輩のおかげだね。) 3/5。3時。 色々考えたが、今の自分にとって一番の敵は自分を甘やかしてしまうことだと気づいた主人公。 というわけで、午後の練習をサボって自主練習で特訓することに。 「なるほど。悪くない考えだ。」 「わあっ!?い、乾先輩?聞いてたんですか。」 「練習に来ないから捜しに来たんだ。また悩んでいるんじゃないかと思ってな。」 乾・・・心配して来てくれたんだ・・・(; ;)。 「それで、どうするんだ?ここで自主練習する気なら、手伝うが・・・。」 「えっ?それじゃ、乾先輩も午後の練習に参加出来ませんよ?」 「気にするな。お前との時間はなにより貴重なデータ収集の場だ。」 「そういうことなら・・・じゃあ、お願いします!」 「よし。もう一度、基本からお前のテニスを見直そう!」 「はいっ!」 そして特訓開始です。 「ハァ、ハァ、ハァ・・・。」 「どうした?足が止まっているぞ!」 「まだまだぁっ!次、お願いします!」 「行くぞ!」 ここで乾が何かミスをしたようです。 「・・・しまった!(こんなときにコントロール・ミスするとは!)」 主人公の足のCG登場。 「絶対に、諦めない!!」 お次はラケットのCGです。 「なんのっ!・・・てぇーいっ!!」 「あ、あれ?」 (い、いま・・・なにが起こったの!?) (乾先輩が打ったボールが止まって見えたよ!?) 「・・・すごい瞬発力だな。俺が打ち損ねたボールにまで追いつくとは・・・。」 「そ、そうでしたか?よく覚えてないんですけど。」 「そうか!無意識に出た力・・・。」 「それこそがお前の本当の力なんじゃないか?」 「あっ!?そうかもしれないですね。」 「乾先輩、いまの感覚を忘れないうちに続けましょう!」 「ならば、その能力を完全な物にするための練習へ移行するとしよう。」 「はいっ!レッスン2ーっ!!」 というわけで、特訓再開。特殊技能「鼻息」を習得! 「乾先輩、ありがとうございました!」 「・・・よく頑張ったな。」 この言い方がすごく優しいですvvv(*^^*) 「この合宿でのお前の成長は俺の予想をはるかに超える物だ。脱帽だよ。」 「それは乾先輩のおかげです。本当にありがとうございます。」 「そうか?そう言ってもらえるのはうれしい物だな。」 「でも、あとで私のデータ、ちゃんと書き換えといてくださいよ。」 「こう、パパーッとノートからグラフの線がはみ出るくらい。」 「そうだな。お前専用の、新しいノートが必要だな。」 主人公用のマル秘別冊ノートですか!?(*^^*) 「あはっ、そうですね。じゃあ、今度プレゼントします!」 「楽しみにしているよ。」 「・・・そうだ、今からなら練習試合には間に合うんじゃないか?」 「行きましょう!特訓の成果、見せちゃいますよ!」 そして勝利! 3/6。練習試合。バネさん&ダビデと対戦。 「氷帝100人斬りの天根と黒羽が相手か・・・。」 「古豪・六角のレギュラーというのは伊達じゃない。」 「総合力では向こうの方が上なのは確かだ。」 乾、そんな弱気なこと言わないで・・・(;´д`)。 「だが、パートナーへの信頼感なら負けてはいないつもりだ。」 「はい!もちろんです!」 恒例のデータを聞いてみます。 「黒羽春風、9月29日生まれ。身長184cm、体重73kg。スタイルはサーブ&ボレーヤー。」 「高い運動神経とパワーを兼ね備えたプレイヤーで、プロネーションを駆使したサーブには要注意だ。」 「天根ヒカル、11月22日生まれ。身長180cm、体重69kg。アグレッシブ・ベースライナー。」 「パワーテニスを得意とし、あの氷帝との練習試合で100人斬りをやってのけた男だ。」 しかし、勝利です。 夜。乾から電話。裏庭へ向かいます。 「悪かったな、こんな時間に。」 「いえ、構いませんけど。あの・・・ひょっとして、明日のことですか?」 「正解だ。実は明日の試合なんだが、俺はミクスドで出ようと思う。」 「ええっ、ミクスドに!?」 「ああ。お前とペアを組みたいんだ。」 「わ、私と!?私が乾先輩のパートナーに?」 「・・・迷惑か?」 そんな聞き方は卑怯ですよ!(≧∇≦) 「そんなことないです!でも、どうしてなのか全然わからなくて・・・。」 「確かに俺とお前が組んでも、絶対に上へ行けるという保証はどこにもない。」 なぬっ!?何か、いきなり弱気な発言だよ!?( ̄□ ̄;) 「は、はぁ?」 「だが、うまく行けば誰よりも、どんなペアよりも力を発揮出来ると思う。」 「・・・これはあくまでも俺の推測に過ぎない。何度計算をし直しても50%の数字が出ないのも確かだ。」 「こんな不確かな提案は本来すべきではない。・・・だが、今回は目に見えない物を信じてみたいんだ。」 あの乾がデータにもない物を信じるなんて・・・。 それはやはり、愛ですか?(*^^*) 「乾先輩・・・。」 「・・・○○(主人公)、どうだろう?俺と組んで、可能性に賭けてみないか?」 「はいっ!そこまで言われたら断ることなんて出来ません!」 「たとえ、勝率が0%であっても、私とペアを組んでください。お願いします!!」 「そうか。・・・ありがとう。」 こちらの方こそ、選んでくれてありがとうですよ(*^^*)v 「乾先輩の足を引っ張らないように精一杯やりますね!」 「心配無用だ。充分に勝機はある。それにこの合宿で、俺はお前のことをより知った。」 「そして、お前も俺のことを、な。・・・そうだろう?」 「はいっ!」 3/7。Jr.選抜当日。 「いよいよだな。データどおりの実力を発揮すれば、勝機は充分にある。」 「はいっ!頑張ります!」 決勝戦のお相手は、リョーマ&早川ペア。勝利。優勝です。 「やったぞ、○○(主人公)。俺たちが優勝だ!」 「はいっ!」 「お前が期待に応えてくれたことが優勝の原動力だった。・・・それが何よりうれしい。」 乾・・・。そう言ってもらえて、私も嬉しいよ・・・!(T△T) 「はいっ!ありがとうございました!」 そしてED。 「お前の成長はかなりのものだ。だが、決して弱点がなくなったわけではない。」 「俺のデータが役に立つこともあるだろう。また一緒にプレイしないか?」 「はい、乾先輩!こちらこそ、よろしくお願いします!!」 本当は出来るヤツルート乾EDでした! 主人公のために、一生懸命データの見直しをする乾にホロリ・・・(; ;)。 あの乾が、データよりも主人公を信じてくれたのに感動しましたv |