欧州貴族(忍足)
主人公はフランス王女。忍足は王族の護衛をする近衛連隊の隊長。
「あら、近衛連隊長の忍足准将。ごきげんよう。いつも警備、ご苦労さまです。」
(王族の護衛をするのが近衛連隊の仕事で、この人は隊長さん。)
(まだ若いのに准将なのは、貴族だから、なんだけどね。)
「もったいないお言葉です、王女様。」
「今日は誰かの護衛?それともあなたもパーティーに招かれていらしたのかしら?」
「ホンマ、お答えしにくいことを聞きますなぁ。・・・ここはご想像にお任せいたします。」
さすが忍足!何て意味深な言葉なんだ!(≧∇≦)
「あら、教えてくださらないの?まぁいいわ、許してあげる。」
主人公、偉そうだぞ!?Σ( ̄ロ ̄lll)(←王女なので偉いんだけど)

乾杯後、一人になりたいと、テラスに行く主人公。忍足がやって来たよv
「さっきは、俺の目が行き届かんで、申し訳ないことをしました。」
王女である主人公が日吉にぶつかったことを言っているらしい。
「忍足准将・・・。いいのよ、あなたは仕事中じゃなかったんだから。あら?そのジュース、私に?」
さすが主人公。忍足の手にあるジュースにまず目がいったよ!
「人いきれで、外へ出て行かれたんやと思いましたから。」
さすが忍足。気が利いてます。
「それは・・・ありがと。確かに喉カラカラだわ。・・・ねぇ。」
ここで三択。「いつも通りにしたら?」と言ってみます。(「もっと気を抜いてよ」「敬語はやめてよ」を選んでも結果は同じ。)
「小さい頃は一緒に遊んだ仲なんだから、ふたりきりのときくらい・・・。」
何と、跡部・樺地に引き続き、忍足までもが幼馴染設定のようです。
「それは駄目です、王女様。今はこうして、お側でお仕えする身ですから。」
「尚更気を付けないと、周りの者に示しがつきません。」
忍足、自分の身をわきまえてます。ビバ、身分差!禁断の恋!(≧∇≦)
「周りの者?」
「俺の部下がそこで見張ってるのに、ムチャ言わないでください。部下に捕まえさすつもりですか?」
「あ、そうだったわね。近衛兵がいるんだった。いつものことだから、目に入ってなくて。」
主人公!ついうっかりで忍足が捕まっちゃったらどうしてくれるんだ!(> <)
「そうは言うても、俺も王女様の相手として候補に挙がっているっていう話ですから・・・。」
もう、最有力候補ですよvv
「多少のことは、目をつぶってくれるんじゃなくて?」
「逆です。なんでもかんでも王様に報告が行って、ある日王女様は、言われんのです。」
「『あの男は、やめとけ』て。」
な、何で!?Σ( ̄ロ ̄lll)
「あはははは。」
主人公!!笑ってる場合じゃないよ!!
「『あはは』やないです、ホンマに。」
「ごめんなさ〜い。」
「もっと自覚を持っていただかんと。あとを継いだら、子供っぽいこと言うてられません。」
「子供っぽいかなぁ。あ、子供の頃みたいに話してって言ってるんだから、子供っぽいか。」

「大人の男が側についてればええ思いますけど。・・・たとえば、俺みたいな。」

忍足――――!!!(≧∇≦)
「う〜ん、なんか毎日叱られそう。」
主人公・・・。せっかくの忍足からのアピールなのに、何て現実的なんだ・・・(;´д`)。
「それは、今は立場ってもんがありますから。」
「さっきの一件もそうです。決めごと破ってんのは王女様の方です。」
「そ、そうなのかなぁ。」
「跡部の言うんが正しい。せっかく助けてくれた男爵やけど、近衛兵に任せとけばよかったんです。」
どうやら日吉とぶつかった時のことを言っているらしい。
「そんなぁ。だって彼が助けてくれなかったら転んでたわよ。」
「ぶつかったんが王女様の方でも気付いてよけられへんかった男爵の方が悪い。」
「・・・身分の差っちゅうんは、そういうことです。」
そんな・・・!日吉が気の毒すぎるよ・・・!(;´д`)
「納得いかないなぁ。」
「なら、あとを継ぐまでに猛勉強して身分をなくしますか?出来へんことではないですよ。」
そうすれば忍足とも問題なくお付き合いできるって訳ですか?(*^^*)
「猛勉強?」
ここで三択。
「まっかせなさい!」を選んでみます。
「そうですね。王女様やったら成し遂げられる・・・俺はホンマにそう思いますわ。」
「えっへへ〜。」

「すぐ調子に乗ってしまうところは直してもらわんと駄目ですけどね。」

性格を見抜かれている!!Σ( ̄ロ ̄lll)
「はうぅ・・・。もう私、中に戻ります!返事は期待しないでちょうだい!」
主人公、逃げちゃった。

→「自信ないけど、それしかないかぁ。」を選んだ場合。
「王女という身分に、どれだけ責任があるかも、ついでに勉強してもらえると助かります。」
「王女様、まだ世間を知らなさ過ぎです。」
あわわ。忍足に説教されちゃってるよ・・・(^_^;)。
「また叱るぅ。もう私、中に戻ります!返事は期待しないでちょうだい!」
そんなところが駄目なんだと・・・(汗)。

→「やだ、やだ、やだ――っ!」を選んだ場合。
「・・・泣いたって駄目です。ホンマに、まだまだ世間っちうもんを知らなさ過ぎです。」
「また叱るぅ。もう私、中に戻ります!返事は期待しないでちょうだい!」
主人公、まだまだお子様のようです・・・(;´д`)。



民衆の反乱が起こり、ピンチの主人公。
実はロシアの王女ということで、ロシアへ逃げることになりました。
誰か1人が王女について行かねばということで、名乗りをあげる忍足v

「みんな・・・すまんが、おとりになってくれ!王女は俺が、命に替えてもお守りする!」

忍足――――!!!(≧∇≦)
そして忍足と愛の逃避行ですv

「・・・息もあがっとるようやし、そろそろ休憩にするか。追っ手の姿もなさそうやしな。」
「ありがとう。そうね、ここなら、しばらく休めるかしら。・・・・・・ふぅ。」
「なにゃ・・・走らせ過ぎたか?俺のペースやったから、結構キツかったろ?」
「くすっ。昔の話し方なんだもん。本当にふたりっきりになっちゃったんだなって思って・・・。」
そうだよ、ふたりっきりだよ!今なら何をやってもOKだよ、忍足!(≧∇≦)(←お馬鹿)

「・・・そうやな。しかし王宮の中では立場ってもんがあるやろ?なんぼ頼まれても敬語で話すしかあらへん。」
「せやけど、今は緊急事態やし、それに・・・。いや、俺もやっぱり焦っとるのかもな。」
「いつも冷静な忍足准将が?信じられないなぁ。」
「・・・お前をロシアまで連れて行く責任っちゅうもんがあるんや。パレードの護衛とはワケが違うわ。」
「ロシアかぁ・・・。私がロマノフ王朝の王女だったなんて、信じられないよ。」
「せやけど、跡部の聞き間違いとも思われへんしな・・・。」
「全然会ったこともないのに。いきなりそんなこと言われても・・・ねぇ?」
「・・・ケルンからベルリン、そこからポーランド王国を抜けて・・・。」
「なんの話?」
「どこからロシア帝国まで行くかや。まず海路やと、港に追っ手がおったときに逃げ場がないな。」
「陸路で行くなら、商売に使うとる街道を行くのが楽か・・・。まぁ、見つかる危険性も高うなるけどな。」
さすが忍足!これから取るべき行動について、先の先まで考えているようです。
「ありがとう。私だけじゃ、どうやってロシアまで行ったらいいのかも、わからなかった。」
「わかっていなかったのはそれだけじゃないわね。」
ここで三択。「とても悔しいの。」を選んでみます。
「いま、とても悔しいの。もう遅いとはわかっているのだけど・・・。」

→「自分が恥ずかしいわ。」を選択した場合。
「自分が恥ずかしいわ。もう遅いとはわかっているのだけど・・・。」

→「どうしてだろう。」を選択した場合。
「どうして気がつこうとしなかったんだろう・・・。」


「国民が、反乱を起こすほど貧しかったなんて、知らなかった・・・。」
「学んだんやから、もうええやろ。ホンマは自分から外の世界に興味を持ってくれるのが理想やったが。」
もしかして、忍足はそれを待っていたんだろうか・・・?ごめんね・・・(; ;)。
「まぁ、なかば王宮に閉じ込められていたようなもんやし、仕方ないわ。」
「・・・それよりも今は先に考えるべきことがあるやろ?お前はこれからどうするべきやと思う?」
忍足と一緒になりたい・・・というのは駄目ですか?(^_^;)
「私がするべきこと?お父様の言ったとおり、ロシアに行くことかな?」
「出来ればフランスにとどまってお父様を助け出したいんだけど。」
「そいつは無理やな。兵の数で最多を誇る衛兵隊は民衆側に付きよった。・・・もう、軍は動かせん。」
「今、戻るんは、わざわざ捕まりに行くようなもんや。」
「じゃあ、ロシアに行くしか選択肢はないの?運命・・・なのかなぁ。」
「ま、いっか。お父様もそれを望んでたんだし。・・・あ、でも!」
「・・・なんや?」
「そうだよ、ロシアに行こう!フランスをなんとかしてって、頼みに行こうよ!」
「ただ逃げるんじゃなくて、援助を求めるの!」
「・・・なるほど、ええ考えかもな。なんもわかりませんって顔をしてちょっとは頭を使うとったんやな。」
「えへへ・・・あなたに誉めてもらえるだなんて、自信持っちゃうな!」
今のは素直に誉め言葉・・・と受け取っていいんだよね・・・?
「じゃあ、行こうよ。今すぐ、ロシアに!」
「休憩せぇって、言うとるやろ。」
「そんな、休憩なんてしてられないよ。ロシアに向けて、しゅっぱ〜つっ!」
「・・ホンマ、しゃあないな。せやけど、よそ見しとったらまた転ぶで・・・。」
「そんなこと、ないって・・・あ、きゃあっ!」
「・・・見てみぃ。言わんこっちゃない・・・。」
忍足・・・助けてくれないの・・・?(^_^;)。

王宮にいた頃はとりまきがいたが、本当に自分を大事に思ってくれているのは忍足だけじゃないかと考える主人公。
(一緒に来てくれたの、すごくうれしかった。)
(忍足准将・・・ううん、侑士さん。・・・ありがとう。あなたがいてくれて、本当によかった。)
侑士〜〜〜!!!(≧∇≦)


かなり歩いてきた主人公たち。
「だいぶ疲れとるようやな。足元がフラフラしとるけど、大丈夫か?」
「・・・ここらで少し休むか?」
忍足が心配してくれているvv
「平気、平気。まだ行けるよ。あ、あれぇ?」
「・・・まだ、旅は長いんや。無理せんでええ。」
忍足、優しい・・・v
「ご、ごめんなさい。やっぱり疲れてるのかな。乗合馬車でも酔っちゃったし。」
「ほら、俺の肩につかまり・・・。」
「あ、ごめんなさい。ありがとう。」
「遠慮せんと・・・もっと体重、掛けてもええからな。」
ここで二択。「恥ずかしい。」を選んでみます。
「た、体重って・・・。だって、身体が密着するもん。恥ずかしい・・・。」

→「重いでしょ?」を選んだ場合。
「だって、重いでしょ?それに密着して恥ずかしい・・・。」


「そんなもん、俺かて・・・いや、ぐだぐだ言うとる場合とちゃうやろ。」
「う、うん・・・。」
忍足!「俺かて・・・」何ですか!?続きを言って!!!(≧∇≦)
「今日はもう休んだ方がええな。この先の村で宿をとるか。・・・ん?・・・・・・なんや?」
氷帝メンバー登場!
「アーン?やはりこの街道を使っていたか。俺の予想したとおりだったな。」
「・・・王女と忍足を見つけたのは俺だろ。」
跡部&岳人だ!さっき追い越して行った乗合馬車に乗っていたらしい。
ここでジローの問題発言です。

「おい、忍足。王女にムリヤリ迫ったりしてねぇだろうな。」

「この緊急事態に、そないなこと、するか!」
ん?ってことは、緊急事態でなければやるかもってことですか!?(≧∇≦)
「それよりお前ら・・・わざわざ追って来よったからには、なにかあったんとちゃうんか?」
貴族の代表と民衆が話し合って和解し、革命は終わったらしい。王も解放されたって。
しかし、これからは議会が国を統治するので、王家はフランスにはないとのこと。
ここで主人公の身の振り方についての二択です。
身分を捨て、住み慣れたフランスでの生活を選びます。
誰が王女を養うかということで、皆が名乗り出ました。
「俺は、医者になれと言われて、その勉強もしとったからな。医学の研究者になるつもりや。」
「どこまで稼げるかわからんけど、まぁ、王女1人くらいはなんとかなるやろ。」
というわけで、忍足についていきますv
そして・・・。

「侑士さん、もう食事の時間だよ?」
「ああ、こっちに持ってきてくれへんか?もうちょっとなんや。」
「もうちょっと・・・。・・・・・・。」
「もう、聞いてるのかなぁ。また顕微鏡に戻っちゃった。やっほー!聞こえますかー?」
(侑士さんは、医学の研究の道を進み・・・いまではそこそこ有名な学者になっている・・・。)
(実験室にしてあるこの部屋にこもりきりで、ゆっくり話す時間もないくらい。)
(今度、どこかの大学に教授として迎えられるって話だけど、ますます時間がなくなっちゃう!)
「・・・かんにんな。もうちょっとで、この菌の生態がわかるんや。」
「病原菌の研究してるんだから、食事抜かしたら、体力が落ちて病気になることくらいわかるでしょ。」
「子供みたいに熱中しちゃって。・・・一緒に食事しようよ〜!」
「あ?なんや、食事の時間か?」
「今、言いました!」
「そないに声をあらげんでも・・・。」
「まともに会話もしてくれないんだもん。怒りたくもなるわよ〜っ!」
「・・・すまんな。この論文を書きあげれば時間も出来るから、もうちょっとだけガマンしてや。」
「ん〜〜〜?その言葉、何回聞いたかしらね?」

→料理パラが高い場合。
「・・・・せやけど、お前の料理を前にすると、なかなか実験に戻れへんようなるんや。」
「えへへ・・・・。言われた方が照れちゃうじゃない。」
「・・・・なぁーんて、時間稼ぎには乗りませんからね!」
「・・・はあ。こないにガミガミ言う嫁になるなんて、予想もせぇへんかったわ。」
嫁!!!(≧∇≦)
「誰が言わせてるのかな〜?」
「・・・俺か。」
「わかってるじゃない。食事はちゃんと時間にしようよ。身体を壊したら論文書けないよ?」
「・・・・そやな。ほなら、食堂に行くか。」
「今日は侑士さんの好物のサゴキシズシですからね!」

→料理パラが低い場合。
「・・・せやけど、お前の料理を前にすると、無性に実験に戻りたくなるんや。」
何ですと!?Σ( ̄ロ ̄lll)
「ど、どーゆー意味よ、それ!?」
「繁殖した菌のかたまりによう似とるし・・・。」
主人公・・・どんなひどい料理を作っているのだ!?
「もう、ひっど〜い。」
「・・・はあ。こないにガミガミ言う嫁になるなんて、予想もせぇへんかったわ。」
嫁!!!(≧∇≦)
「誰が言わせてるのかな〜?」
「・・・俺か。」
「わかってるじゃない。食事はちゃんと時間にしようよ。身体を壊したら論文書けないよ?」
「ほなら、食堂に行くか。菌のかたまりを食いに・・・。
「また言った〜〜〜!味はいいんだからね。」
「・・・味も悪かったら、よう食わんて。」
一体どんな料理を出しているのか、非常に気になります・・・(^_^;)。


(私は近所の子供たちにテニスを教えたり家事をやったり。)
(今度、ペンネームで『フランス王女の最後』なんて本を書こうと思っている。)
(侑士さんに止められるかなぁ。・・・・こんな調子で結構幸せ。フランスに戻ってよかった!)



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