欧州貴族(樺地) |
主人公はフランス王女です。 王宮に集う貴族たちの中に、樺地もいました。 「あら、樺地中将。もうフランスに戻っていらしたのね。久しぶりの故郷はいかが?」 (海軍将校の彼は、カリブ海まで行くこともあるから、長く国をあけているのよね。) 「・・・ウス。少し・・・街の雰囲気が変わりました。」 樺地がしゃべった!\(>▽<)/ 「あら、そうなの?あまり街には出してもらえないから知らなかったわ。」 そして乾杯後、一人になりたいと、テラスに行く主人公。 王女って大変だとつぶやいていると、樺地がやって来た。 「・・・陸の風も、気持ちよいもの・・・ですね。」 「樺地中将・・・。あら、そのジュースは私に?」 「新鮮なフルーツなど・・・海上ではなかなか手に入りません・・・。」 「王女様は・・・飲みあきていましたか?」 樺地とちゃんと会話が出来てる!!!(≧∇≦) 「それは・・・ありがと。確かに喉カラカラだわ。・・・ねぇ。」 ここで三択。「もっと気を抜いてよ。」「いつも通りにしたら?」「敬語はやめてよ。」の3つ。 「もっと気を抜いてよ。」を選択します。(どれを選んでも結果は同じです。) 「小さい頃は一緒に遊んだ仲なんだから、ふたりきりのときくらい・・・。」 何ですと!?主人公と樺地は幼馴染設定!? 「そういう・・・ワケには・・・。それに・・・。」 「あ、そうね。女官たちのことを忘れていたわ。いつもいるから、慣れちゃってて・・・。」 「・・・ウス。」 ここで、カリブ海の話を聞かせてと頼む主人公。海賊を追いかけたりしているのだろうと。 「伝説の幽霊船には会った?」 「・・・あれは・・・伝説です。海賊も・・・もう、追いかけるほどは・・・。」 「あら、そうなの。」 「・・・もともと海賊は・・・いつの時代でも・・・いました。」 「カリブの海賊は・・・南アメリカから戻ってくるスペイン船を・・・国の許可を得て襲っていた航海者です。」 「でも、スペインと条約を結んだのは何十年も前よ。今でも略奪を続けてるんなら犯罪者でしょ?」 「・・・・・・。そのとおりです。」 「樺地中将、やさしいのね。そんな人たちの心配までしてるんだ。」 「彼らの航海技術は・・・惜しいです。腕のいい船乗りが・・・多いです。」 「そうね、スペインの無敵艦隊が破れてから、海の主役はすっかりイギリスですものね。」 「我が海軍も・・・負けておりません。・・・フリゲート艦は・・・どこの国の艦より・・・速いです。」 「あら、そうなの。あははは。軍の事情って、うとくて・・・。」 「軍こそ・・・国力の象徴です。あまりうといようでは・・・国を継がれたときが・・・心配です。」 「そ、それを言われるとツライわ。」 樺地に心配されちゃった!(> <) 「詳しい者を・・・おそばに置く・・・というのは・・・いかがですか?」 「え?それって・・・。」 樺地、さりげなく自分をアピールしてる!?(≧∇≦) 「まだ・・・アメリカ大陸には・・・誰にも支配されていない・・・土地があります。」 「幸い・・・アメリカ独立に・・・力を貸したフランスは・・・好意的な関係を・・・続けています。」 「アメリカを拠点に・・・中国大陸への航路を・・・各国が開こうと・・・しています・・・。」 「・・・出遅れる訳には・・・いきません。」 (ど、どうしよう。チンプンカンプンなんですけど。) 主人公!!王女様になってもやはりこの人は変わりません!\(>▽<)/ 「・・・・・・。堅苦しいお話をして・・・すみません。」 「私が・・・あなたの相手として・・・候補に上がっているのでしたら・・・そういったことも・・・。」 樺地、口説きモード!?(≧∇≦) 「そ、そうよね。私は外交だけやればいいんだし。」 って、主人公!そんな簡単に決めたのでいいの!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「それも・・・私が・・・。あなたは・・・来賓を笑顔で迎えてくだされば・・・。」 こんなにシャイな樺地に外交が出来るの!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「来賓が来ない日は・・・あなたは好きなことを・・・していてください。」 ここで三択。 樺地の趣味を考慮し、「ボトルシップに挑戦しようかしら。」を選択します。 「よろしければ・・・お教えします。・・・毎日という訳には・・・参りませんが・・・。」 →「テコンドーでもマスターしようかしら。」を選択した場合。 「・・・!」 「あ、ケガには充分気をつけるからそんなに心配しないで。」 「そう・・・ですか。どうも、私は・・・心配性で・・・。」 →「1日中テニスでもやっていようかしら。」を選択した場合。 「・・・日に焼けるのは・・・!」 まさか樺地にそのような心配をされるとは!!Σ( ̄ロ ̄lll) 「屋内でも出来るからその心配はなくてよ。」 「そう・・・でしたか。私は遊びにはうとくて・・・。」 「では・・・考えていただけますか?」 「ゆっくり考えさせてくださる?・・・中に戻るわ。冷えてきたから。」 「ウス。」 こんなにたくさんしゃべる樺地は初めてみたよ!これはちょっと期待できるかも!? 民衆の反乱が起こり、ピンチです。 実はロシアの王女だった主人公。というわけで、ロシアへ逃げることになりました。 「・・・一刻の猶予も・・・ありません。早く・・・逃げてください。」 樺地・・・(; ;)。 誰か1人が王女について行かねばということで、樺地が名乗りを挙げましたv 「私が・・・お守りします。みなさんは・・・申し訳ないですがおとり役を・・・お願いします。」 というわけで、樺地と愛の逃避行です。 「・・・追っ手は、もう・・・いないようです。・・・少し・・・休みましょう。」 「うん、そうね。走りすぎて、足も痛いし・・・・心臓がバクバク言ってる。」 「・・・ウス。」 「あ、そんなに心配するほど痛いワケじゃないから。気にしないで。」 今のは心配されてたんだ・・・(^_^;)。 「気に・・・します。あなたの体力を・・・考えずに・・・走ってしまいました・・・。」 「大丈夫だって!いつもお父様の目を盗んでテニスやってたから・・・。」 「その辺のお姫様よりは、体力には自信があるんだから。・・・・・・。」 「・・・?どうしました?」 「もう、あそこのコートでは走り回れないのかなって思ったら急に色々思い出しちゃって。」 「・・・あなたは、ロシアの王女・・・だと。」 「跡部伯爵の聞き間違いじゃないよね。暴徒に捕まるときにお父様が冗談言うはずないもの。」 「私がロマノフ王朝の王女だなんて。・・・今まで会ったこともないのに・・・。」 「きっと・・・事情があるんです。」 「そうだよね。ロシアに行けば、わかるかなぁ?」 「必ず・・・お連れします。」 「ありがとう・・・。」 樺地、カッコいいぞ!!(≧∇≦) 「・・・ねえ、樺地中将。私、なにも知らなかった。国内のこと・・・。」 ここで三択。「とても悔しいの。」を選択してみよう。 「いま、とても悔しいの。もう遅いとはわかっているのだけど・・・。」 「反乱が起きるほど、みんなの生活が貧しかったなんて・・・。もっと見ておけばよかった!」 「・・・・・・。これから見れば・・・いいんです。」 樺地・・・ありがとう・・・!(T△T) 「ロシアに行かずに、お父様を助け出すことは出来ないかしら?」 「出来なくは・・・ないでしょう。軍隊が・・・動かせれば。」 「しかし・・・まず、今・・・やるべきことを・・・しましょう。」 「いま、やるべきこと?暴徒に捕まったお父様を助けるのはやりたいこと・・・だわね。」 「ロシアに逃げるのが、私のやるべきことなの?」 「あなたの無事が・・・王の望みです。」 「・・・ロシアに逃げるしかないかぁ。ま、いっか、それがお父様の望みなら・・・。あれれ?」 「・・・?」 主人公、何かをひらめいたようです。 「そうだよ、ロシアに行こうよ!ロシアに行って、助けを求めるの!なんとかしてもらうの、ロシアに!」 「ただ逃げこむんじゃなくて、交渉して・・・。だって、私はフランスの王女。」 「たとえ養女だったんだとしても、王位継承権1位なんだもの。」 「フランスが手に入るかもしれないとわかれば、ロシアだって動くよ、違う?」 「可能性は・・・大いにあります。」 「でしょう?」 「・・・賢い判断・・・です。行きましょう・・・ロシアに。交渉は・・・任せてください。」 「うん、私も頑張るけど、足りないところは、任せます。」 二人の連携プレイで頑張りましょう(*^^*)v 「なにも知らなかった・・・そんなことは・・・ありません。」 「交渉の第1歩・・・ご自分の持つ、カードの内容は、しっかり・・・わかって・・・いらっしゃる。」 「そ、そうかなぁ。えへへっ。あなたに誉められるなんてうれしいな。」 「じゃあ、行こうよ。今すぐ、ロシアに!」 「まだ充分・・・休んでいません。」 「だって、決めたからには早い方がいいでしょ?いざ、ロシアに、しゅっぱ〜つ!」 「・・・!よそ見してると・・・また・・・。」 「転ばないってば・・・。あ、きゃあっ!」 ズデンとこける主人公。やはりお約束・・・(^_^;)。 「足元は・・・よく見ましょう。」 王宮にいた頃はとりまきがいたが、本当に自分を大事に思ってくれているのは樺地だけじゃないかと考える主人公。 (一緒に来てくれたの、すごくうれしかった。) (樺地中将・・・ううん、崇弘さん。・・・ありがとう。あなたがいてくれて、本当によかった。) 崇弘さんだって!!(≧∇≦) 樺地、口数は少ないけど、言うべきところではきちんと言ってくれたよv なかなかいい感じかも(*^^*) 樺地と主人公、かなり歩いてきたようです。 「この辺りで・・・休みましょう。・・・顔色が・・・よくないです。」 「平気、平気。まだ行けるよ。あ、あれぇ?」 「無理は・・・しないでください。」 樺地、優しい・・・vvv 「ご、ごめんなさい。やっぱり疲れてるのかな。乗合馬車でも酔っちゃったし。」 「肩に・・・つかまってください。」 樺地・・・!(≧∇≦) 「あ、ごめんなさい。ありがとう。」 「・・・遠慮しないで。もっと体重・・・掛けていいですよ。」 「た、体重って・・・。だって、身体が密着するもん。恥ずかしい・・・。」 乙女主人公!\(>▽<)/ 「緊急事態・・・ですから、そんな・・・恥ずかしがらずに。」 そういう樺地も目を逸らしちゃって、照れてますよvv 「う、うん・・・。」 (身長差があり過ぎて、つかまりにくいってのもあるのよね・・・。) 本音はそれか!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「今日は・・・これ以上進むのは無理です。・・・この先の村で・・・宿をとりましょう。」 樺地とお泊まり!?(≧∇≦) ・・・と、ここで氷帝メンバー登場。 「樺地やったら、この街道を選ぶ・・・睨んだとおりやったな。」 「言っただろ、今、追い越したの王女と樺地だったって。」 ビバ、忍岳!(*^^*) 「・・・もしかして、さっき追い越して行った乗合馬車に乗ってたの?」 ここでジローが爆弾発言を。 「王女。樺地にムリヤリ迫られたりしてないよな。なーんて、樺地がやる訳ねぇか。」 さすが樺地。しっかり信用されてます。 ここで二択。 当然、「もちろんです!」を選びますよ。 「だろうな。なぁ、樺地。」 「ウス!」 樺地、身の潔白を表明! どちらかというと、迫るとしたら主人公のような気がする・・・(^_^;)。 →「実は・・・迫られたんです。」を選択した場合。 『ガーン!』というタライが落ちたような効果音が流れました(笑)。 「!?」 慌てる樺地。 「ウソ!マジ?いやらC!」 ジローもびっくり。だけど何だかすごく嬉しそうだよ!?\(>▽<)/ 「なぁんて、冗談です。そんなこと、される訳ないじゃないですか。」 「ウス!」 樺地、必死で身の潔白を主張してました(笑)。 「みなさん・・・なにか・・・ありましたか?」 貴族の代表と民衆が話し合って和解した、革命は終わったらしい。王も解放されたと。 しかし、これからは議会が国を統治するので、王家はフランスにはないとのこと。 ここで主人公の身の振り方についての二択です。 ロシアでの王女の生活か、住み慣れたフランスで普通の女の子としての生活か・・・。 身分を捨て、住み慣れたフランスでの生活を選びます。 誰が王女を養うかということで、皆が名乗り出ました。 樺地からのアプローチは・・・。 「私は・・・軍人です。軍人としてしか・・・生きられません。・・・フランスには・・・残れません。」 「イギリス海軍に・・・行きます。少し不自由を掛けますが・・・それでも・・・よろしければ・・・。」 樺地と一緒ならどこにでも行きますよvvv ジローの「好きな男について行け」という助言どおり、樺地を選びます! そして・・・。 「崇弘さん、もう出掛ける時間ですよ。」 「ウス。・・・またしばらく・・・留守にします。」 「アメリカまで・・・行きますから・・・半年はかかる・・・でしょうか。家のこと・・・頼みます。」 樺地・・・(; ;)。 「うん、大丈夫だって!お手伝いさんも来てくれるし。」 樺地はイギリスに亡命後、海軍に入って将校にとりたてられたらしい。 しょっちゅう航海に出て、ゆっくり話す時間もないくらいだと。 「ウス。なにか珍しい物を・・・お土産に・・・持ち帰ります。」 「なにか・・・リクエストは・・・ありますか?」 「う〜ん、アメリカ合衆国の硬貨なんていいかも。この国じゃ、なかなか見かけないもんね。」 「わかりました。・・・あの・・・そうじのときは気をつけて・・・ください。」 「ご、ごめんなさい。せっかく作ったボトルシップ、壊しちゃって・・・。」 「ケガがなかったんです。・・・気にしないで。」 さすが樺地。とっても優しいですv 「はい・・・。これからは、そうじはお手伝いさんに任せます・・・。」 「さみしくなったら・・・手紙をください。必ず・・・返事を書きます。」 樺地・・・(; ;)。 「うん、手紙は書くけど、フランスから亡命してきた貴族が結構いるから、さみしくはないよ。」 「近所のみなさんも、ティー・パーティーに呼んでくれるし。」 主人公、なんてのんきなんだ!Σ( ̄ロ ̄lll) 「そうですか。それなら・・・いいんですが。」 「あなたこそフルーツを欠かさずに取るようにしてくださいね。」 「大丈夫・・・です。・・・行ってきます。」 「いってらっしゃ〜い!」 しばしの別れに感傷に浸るわけでもなく、あくまでマイペースで見送る主人公でした(^_^;)。 (私は近所の子供たちにテニスを教えたり家事をやったり。) (今度、ペンネームで『フランス最後の王女』なんて本を書こうと思っている。) (崇弘さんに止められるかなぁ。・・・こんな調子で結構幸せ。) (イギリスに亡命はしたけど、あのとき戻ってよかった!) |