欧州貴族(跡部)
主人公はフランス王女。跡部は伯爵家の跡取り息子。
まだ家を継いでいないから身分は伯爵らしい。
(お父様のお供で外国に行くことが多くて、その功績で伯爵の位をもらっているんだから、すごいわ。)
よくわからないけど、とにかく夢の中でも跡部様はすごいようです。

乾杯後、一人になりたいと、テラスに行く主人公。
跡部がやって来たv
「あまり長く外にいると身体を冷やしますよ。」
「もう、ひとりになりたいって言ったでしょ。あ、あら?そのジュースは私に?」
主人公!何て現金な!!Σ( ̄ロ ̄lll)
「喉が、かわいているかと思いまして。余計なことでしたか?」
「それは・・・ありがと。確かに喉カラカラだわ。・・・ねぇ。」
ここで三択。敬語はやめてと言ってみます。
「小さい頃は一緒に遊んだ仲なんだから、ふたりきりのときくらい・・・。」
なんと、樺地に引き続き、跡部も主人公と幼馴染設定!?
「・・・アーン?お前、宮廷の中で『ふたりきり』なんて状態が本当にあると思ってんのか?」
小声でつぶやく跡部様。態度豹変!Σ( ̄ロ ̄lll)
「・・・え?だって、今、他には誰もいないじゃない。」
「そこに近衛兵2人と、大広間への入り口に女官が3人いるだろ!」
「いるのが当たり前だからって人数から抜かすんじゃねぇよ。」
「あ、そうそう。そう言えば、いたわね。」

「なにかあったら告げ口されるのは俺なんだからな。ムチャな注文するな、バカ!」

バカって言われた!!Σ( ̄ロ ̄lll)
王女様に向かって何てことを!!
「ご、ごめんなさい。(バ、バカぁ!?ひっど〜い・・・。)」
「オホン!無邪気なのは結構。・・・ですが、この国を継ぐには少々無邪気すぎるのではないですか?」
そんなこと言われても・・・(^_^;)。
「む〜〜〜、どういう意味かしら?」
さすがの主人公もカチンときたようです。
「俺は父とともに王のお供で諸外国を訪れ、外交を学んでおります。」

「王女の夫には・・・次の王には、俺のような者がふさわしい・・・。」

な、何か逆玉の輿を狙っているのが見え見えで、素直に喜べないぞ!?( ̄□ ̄;)
跡部にとっては、「主人公の夫」よりも「次の王」という地位の方が重要なようです。
「王女の無邪気さを補うために、申し分ない経験があると思っておりますが?」
自信満々の跡部様。
「家柄もね。」
「それはどうも。お誉めにあずかり、光栄です。」
「だが、それは俺の能力とは関係のないこと。」
「語学に堪能なところなどを指摘してほしいものですね。」
「あ、そうね。ごめんなさい。(ドイツ語にギリシャ語だっけ。)」
(ラテン語だったら、ポイント高いんだけどな・・・。あれは世界中の教会で通じるもの。)
よくわからないが、そういうものですか・・・。
「俺に任せていただければ、あなたは、なにも心配することなく好きなことをやっていればいい。」
「式典やパーティーで、その可憐な笑顔を振りまいていてくださるだけで・・・。」
つまりはお飾りですか・・・(^_^;)。
「好きなこと、かぁ。」
ここで三択。「フライフィッシングでもしようかしら。」を選択してみます。
「ならば、俺がお教えしましょう。・・・さすがに毎日という訳には参りませんが。」
「肌を真っ黒に焼いたりしなければなにをやろうとも、俺は口を出しませんよ。」

→「1日中テニスでもやっていようかしら。」を選択した場合。
「肌を真っ黒に焼いたりしなければなにをやろうとも、俺は口を出しませんよ。」

→「テコンドーでもマスターしようかしら。」を選択した場合。
「・・・ケ、ケガなどに気をつけていただければ、なにをやろうと、俺は口を出しませんよ。」


(そうかなぁ。この人ならなんでも指図しそうだけど。結構、生真面目なトコあるし。)
主人公、わかってます・・・(^_^;)。
「アーン?なにをジロジロと見ているんです?」
「あ、なんでもない、なんでもない!・・・いつもの『アーン?』が出てしまっていてよ、跡部伯爵。」
「おっと、これは失敬。・・・それで、お返事はいつ頃いただけますか?」
「そうね、今すぐは無理よ。もうちょっと考えさせてくださる?」
私なら、もう即OKなんだけど・・・。
「ゆっくり考えてください。・・・考えるまでもないと思いますがね。」
ふふっ。どうしようかしら。私、そろそろ中へ戻るわね。」
主人公!意外と駆け引き上手!?(≧∇≦)


民衆の反乱が起こり、ピンチの主人公。
実はロシアの王女ということで、ロシアへ逃げることになりました。
誰か1人が王女について行かねばということで、跡部が名乗りを挙げましたv

「俺が王女と一緒に行く!悪いが、あとのみんなはおとりになってくれ。」

そして跡部と二人で愛の逃避行ですv

「少し休んだ方がいいんじゃねぇか?ここまで走りづめだったろ。」
「ありがとう。そうね、ここなら、しばらく休めるかしら。・・・・・・。」
「アーン?どうした?人の顔じろじろ見やがって・・・。」
「ふふっ。昔の話し方なんだもん。本当にふたりきりになっちゃったんだなって思って・・・。」
・・・ん?ってことは、跡部は子供の頃からこんな口調だったってこと?ちょっと嫌な子供かも(^_^;)。
「そうだな。王宮でお前にこんな口利いたら、不敬罪で捕まってるだろう・・・。」
「もうあの宮殿には帰れないのかなぁ・・・。」
「・・・王はロシアへ逃げろとおっしゃったが・・・。」
自分は本当にロシアの王女なのかと疑問に思う主人公。全然会ったこともないと。
「なにか事情があって会わせることも出来なかったんだろ。安心しろ、必ずロシアまで連れてってやる。」
跡部、カッコいい!!\(>▽<)/
ここで三択。「頼りにしてるわ。」を選びます。
「頼りにしてるわ、跡部伯爵。・・・そうだ。」

→「不安だわ・・・。」を選択した場合。
「でも、突然ロシアに行って受け入れてもらえるかしら?不安だわ・・・。」


「ねえ、フランスにとどまって、お父様を救い出すって・・・できないかな?」
「出来ねぇことじゃねぇだろ。どこの城にも隠し通路はある。王族はかなり逃げのびてるはずだ。」
「地方貴族を説得して、陸軍や海軍を出せれば・・・反乱は鎮圧出来る・・・おそらく。」
「私って、なにも出来ないのね・・・。」
「こんなときでさえ、誰かに聞かないと、どうすればいいかもわからない。」
「もっと勉強しておけばよかった。ううん、もっと国内のことを知っておくべきだった!」
「今更言っても仕方ねぇことだ。それより、今なにをするか・・・なにをするべきかが重要だ。」
「知りたいことがあったら、なんでも俺に聞けよ。大抵のことなら答えられるぜ。」
さすが跡部様!頼りになりますv
「うん、頼りにしてます。今なにをすべきか、かぁ・・・。最終的にはお父様を助けたい・・・。」
「でも、お父様はロシアに行けって。このままロシアに行くのがいいのかなぁ・・・。」
「ま、いっか。それが私の運命なら、従った方がお父様も喜ぶよね。・・・あれ?」
「なんだ?」
ロシアに行ってなんとかしてもらおうと提案する主人公。
「ただ逃げるんじゃなくて、まずロシアを味方につけて、それから地方貴族を説得するの!」
「フランスの王位継承権1位の私がロシアの王女でもあるんだもん。フランスが手に入ると思えば・・・」
「ロシアは動くな。・・・しかしお前が王位を継ぐことはもう・・・。」
逆玉を狙う跡部様にとっても重要な問題です。
「王位継承権2位以下の公爵たちが黙ってないんじゃねぇか?」
「でも、今のところ誰も知らないんだよ。私がフランスの王女じゃないってことは。」
「そうか。フランス王女がロシアに援助を求めたってことになるか。このまま戻るよりは名案だ。」
「ありがとう!じゃあ、さっそく行こうよ。」
「おいおい、休まなくていいのか?」
「休んでなんていられないもん。しゅっぱ〜つっ!!」
「ふん・・・今更、勉強なんてする必要ねぇじゃねぇか。」
「物事の本質を見る目はとっくに養われてるぜ。」
跡部に誉められた!(*^^*)
「本当?うれしいな、あなたにそう言ってもらえると。」
「おい、よそ見してるとまた転ぶぞ!」
「大丈夫だって。・・・あ、きゃあっ!」
こけちゃいました・・・(> <)。
「少し落ち着けよ、アーン?」
「あっちゃあ〜、失敗、失敗・・・。」

王宮にいた頃はとりまきがいたが、本当に自分を大事に思ってくれているのは跡部だけじゃないかと考える主人公。
(一緒に来てくれたの、すごくうれしかった。)
(跡部伯爵・・・ううん、景吾さん。・・・ありがとう。あなたがいてくれて、本当によかった。)
景吾さん!!(≧∇≦)


かなり歩いてきた主人公たち。
「疲れてねぇか?・・・なんだったら少し休んでもいいぜ。」
跡部、優しい!(≧∇≦)
「平気、平気。まだ行けるよ。あ、あれぇ?」
「おい、平気じゃねぇだろ。無理するな。」
この言い方がこれまたすごく優しいですvv
「ご、ごめんなさい。やっぱり疲れてるのかな。乗合馬車でも酔っちゃったし。」
「おい、肩につかまりな。」
「あ、ごめんなさい。ありがとう。」
「・・・遠慮してんじゃねぇよ。もっと体重、掛けていいぞ。」
甘いよ、跡部さん!\(>▽<)/
「た、体重って・・・。だって、体が密着するもん。恥ずかしい・・・。」
「恥ずかしがってる場合じゃねぇだろ?」
さすが余裕の跡部様です。
「う、うん・・・。」
「今日はもう休むぞ。この先の村で宿をとる。・・・アーン?」
氷帝メンバー登場!
「・・・この街道で正解やったか。」
「言っただろ、今、追い越したの王女と跡部だったって。」
忍足&岳人です。さっき追い越して行った乗合馬車に乗っていたらしい。
ここでジローの爆弾発言。

「おい、跡部。王女にムリヤリ迫ったりとかしてねぇだろうな。」

跡部ならやりかねない!?(≧∇≦)
「してねぇよ。」
あっさり否定されちゃった!(> <)
「本当かよ、王女。」
ここで二択。もちろん、「もちろんです!」を選びますよ♪
「じゃあ、そういうことにしといてやるかぁ。」
ジロー!何だその含みのある言い方は!!(≧∇≦)

→「実は・・・迫られたんです。」を選択した場合。
『ガーン!』というタライが落ちたような効果音が流れます。
「なっ!?」
目を見開いて驚く跡部様(笑)。
「ウソ!マジ?いやらC!」
ジロー、とっても嬉しそう!
「なぁんて、冗談です。そんなこと、される訳ないじゃないですか。」
「・・・ったく、人を窮地に追い込むんじゃねぇよ。」
まぁ、跡部ならやりかねないだろうしねぇ・・・(^_^;)。
「ごめんなさぁい。」


「ところで、お前たち・・・。わざわざ追って来たってことは、なにかあったのか?」
貴族の代表と民衆が話し合って和解し、革命は終わったらしい。王も解放されたって。
しかし、これからは議会が国を統治するので、王家はフランスにはないとのこと。
ここで主人公の身の振り方についての二択です。
ロシアでの王女の生活か、住み慣れたフランスで普通の女の子としての生活か・・・。
身分を捨て、住み慣れたフランスでの生活を選びます。
誰が王女を養うかということで、皆が名乗り出ました。
「アーン?俺は外国の王家に顔がきく。議員になって外交をやるつもりだ。」
「王女1人養うくらいワケねぇぜ。」
というわけで、跡部について行きますv
そして・・・。

「景吾さん、もう出かける時間だよ。」
「ああ、用意出来てるぜ。俺が留守の間、充分気をつけろよ。」
「今回は1ヶ月は家に戻って来られねぇからな。」
跡部・・・(; ;)。
「うん、大丈夫!お手伝いさんも来てくれるし。」
どうやら跡部は議員になって、外務大臣になっちゃったそうです。
しょっちゅう海外に出てゆっくり話す時間もないって。
「じゃあ、行ってくるぜ。2度と料理しようなんて思うんじゃねぇぞ。」
何ですと!?一体何があったのだ!?Σ( ̄ロ ̄lll)
「まぁ、洗濯くらいは許してやるが・・・。」
「裁縫はやるな。服は買えばいい。そうじは手伝いの婦人にやってもらえ。」
「もらい物のツボを割るのはいい加減にしろ。」
主人公・・・。一体、今までどれだけのことをしでかしたのだ・・・(;´д`)。
「は〜い。これでも、料理はうまくなって来たんですからね。」
「アーン?見た目がアレでもか?」
アレって何!?Σ( ̄ロ ̄lll)
「味がよければ見た目が少しくらい変だっていいじゃない。」
「料理はまず目で味わうんだ。それくらい覚えとけ。」
やはり跡部は亭主関白です。
「は〜い。(もう、こんなに指図ばっかりする人だとは思わなかったよーっ!)」
「アーン?なんか言ったか?」
「言ってない、言ってない。空耳なんじゃない?激務だから疲れてるんだよ。」
「・・・まぁ、そういうことにしといてやるか。じゃあな。行ってくるぜ。」
「いってらっしゃ〜い!」
(私は近所の子供たちにテニスを教えたり家事をやったり。)
(今度、ペンネームで『フランス最後の王女』なんて本を書こうと思っている。)
(景吾さんに止められるかなぁ。・・・こんな調子で結構幸せ。フランスに戻ってよかった!)



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