アイドル(乾)
テレビ局に潜入したものの、荒井に追われて隠れているうちに眠ってしまった主人公。
気が付けば、海堂と乾の話し声が。(詳しい会話内容は海堂編参照)
意味深な会話に主人公が飛び出し、写真を撮りました。。
スクープかと思いきや、ただのマッサージをしていた二人でした。
結局メンバー全員+スミレに見つかり、スミレに追い出される主人公。負けないぞ!


スクープを撮るために、再びテレビ局に潜入する主人公。
荒井に見つかり逃げてる途中でメンバーと遭遇し、階段から落ちてしまいました。
気が付けば医務室。
「覚醒までの時間から推測して問題にするようなダメージはないだろう。」
乾!何をそんなに冷静に分析してるんですか!?Σ( ̄ロ ̄lll)
透けている乾に驚く主人公。
「思考もハッキリしているな。では言おう。いま、お前は、俺の身体の中に入っている。」
「本当ですか!?じゃあ、この身体は乾先輩の・・・。」
階段から落ちたショックで、主人公が乾の体の中に入ってしまったようです。
驚いている暇もなく、この後すぐにコンサートがあると言われ、スミレに連れて行かれました。

訳も分からず、ステージに立たされる主人公。
「まさか俺には身体を動かせなくなっているとはな・・・。いったいなにが原因なんだ?」
「事故に原因があるのかそれとも他に原因があるのか。とにかくデータが足りないな。」
「よくこんな状況で落ち着いていられますね。さすがというか・・・。」

「お前の演奏の腕前なら任せられると思って安心しているんだよ。」

乾〜〜〜!!!主人公を信じてくれてるんだね!!(≧∇≦)
っていうか、主人公、バッチリ演奏出来てるの・・・?
「演奏を習ったことはあるのか?こう言ってはなんだが俺のパートは易しくはない。」
ここで三択。ピアノなら少々・・・。」を選んでみます。
「ピアノなら少々かじったことはありますけど、この楽器は触ったこともないです。」

→「全然ありません。」を選んだ場合。
「ははは、楽器なんて全然触ったことありません。だから演奏経験ゼロなんです。」

→「カスタネットなら・・・。」を選んだ場合。
「カスタネットなら叩いたことはありますけど、この楽器は触ったこともないです。」


「でも、楽器を持ったら、自然と弾けるようになったんです。私も驚いています。」
「なるほど。身に付いた技術は2人で共有しているわけだ。興味深いな・・・。」
ここで主人公、音を外してしまいました(> <)。
「た、たまに失敗しちゃうみたいです。あはは・・・。ごめんなさい〜。」
「完全には共有していないのか。・・・気にせず弾き続けるんだ。俺は俺でこの状況を調べてみる。」
「なにか、わかったんですか?私、元の身体に戻れますか?」
「それはまだ分からない。ただ、お前が頑張ってくれれば手掛かりがつかめるかもしれない。」
「わっかりました!私、頑張ります!」
さすが主人公。単純です。

コンサートは何とか無事に終了。
桃城に声をかけられました。
「乾先輩。ギターの音あわせを頼めるっスか?ちょっと最後の演奏終わってから気になるんスよ。」
「じゃあ、私も楽器を用意しますから少し待っててください。」
「へ?いや、いつものように耳で聞いて、どれくらいズレてるとか言ってくれればいいんスけど。」
「乾先輩って、そうなんですか!?聞いただけで正確にわかるなんてすごいじゃないですか!」
「データを事前に調べておけば簡単なことだが・・・。いまそれを言っては困ることになるだろうな。」
「え?どうして・・・って、あ!」
おバカ、主人公!(> <)
「そんな他人事みたいに言うたぁお前、乾先輩じゃねーな。乾先輩じゃねーよ。」
「あわわ・・・。じ、実はですね、桃城先輩、みなさん。私は・・・。」

桃城に説明する主人公。
「乾先輩の身体に、2人が一緒に入ってるだってぇ〜?マジかよ!?」
「信じられないのも無理ないですけど本当のことなんです。ちゃんと乾先輩はここにいるんです。」
「ああ、わかってるさ。お前の言うこと信じるしかねーなぁ。信じるしかねーよ。」
「あれだけデータを用意したんだ。信じるのも当然だな。データは常にウソをつかない。」
あれだけって・・・一体何のデータを用意したのだ??( ̄□ ̄;)
「はぁ。ところで・・・これからどうしたらいいと思いますか?」
「しばらくはそのままでいいんじゃねぇの?乾先輩だって興味あるんだろ、その状況に。」
「さすが、わかってますねぇ乾先輩の性格を。データを集めるって言ってるんですよ〜!」

他のメンバーも皆納得してくれました。しばらくは乾として頑張るぞ!


乾の身体に入ってから一ヶ月が経過。
考え事をしていると、観客から歓声が沸き、驚く主人公。
「新曲をお前が弾き始めたから観客が反応したんだ。ただそれだけのことだ。」
「え?新曲ってアンコールのときに演奏するハズじゃないですか!どうしたら・・・。」
おバカ、主人公!(> <)
「ここで止めたら客も変に思う。他のメンバーも合わせてくれた。このまま新曲の演奏を続けよう。」
「せっかく観客の反応もいいんだ。思いっきり聞かせてやれ。できるな?」
「は、はい!」

ステージ終了後。スミレに主人公の面倒を見るよう頼まれた乾。
「面倒を見るか・・・。どうしたものかな。この状況では俺にできることは何もないのだが。」
「なにしろ身体を動かせるのはお前の方だからな。お前になんとかしてもらうしかない。」
「乾先輩が話を聞いてくれるだけでいいんですよ。それだけで私は安心できるんですから。」
アナタの優しい声が聞けるなら、もうそれだけで充分ですよ(*^^*)v
「やっぱり知識とデータが豊富な人はアドバイスも的確ですもんね〜。頼りにしていますっ!」
そっちの意味ですか!Σ( ̄ロ ̄lll)
「アドバイスはできる限りしよう。しかし不安を吹き飛ばすのはデータではなくお前の気持ちだ。」
「最近のお前のミスの多さは不安の大きさを表している。違うか?」
「・・・さすが乾先輩です。そんなところまで見ているんですね。」
「私、元の身体に戻れるんでしょうか?それとも・・・。」
「1度に2つのことを検証してもはじまらない。まずはお前が元の身体に戻れるかどうかを考えよう。」
(考えるっていってもどうやったら私が元の身体に戻れるかなんて・・・。)
主人公、考えを巡らします。

「乾先輩特製の、あのドリンク。あれでなんとかなりませんか?」
「前にメンバーの人が『飲んだら最後、意識が飛ぶ』って話してましたから、イケるかも。」

「誰がそんなことを言ったのかとても興味があるな・・・。教えてくれないか。」

乾〜〜〜!!!(≧∇≦)
「え?えっと、誰だったかなぁ。・・・それよりも、あのドリンクってそういう効果があるんですか?」
そういう効果って何!?
「そんなハズはないだろう。あのドリンクには疲労回復などに役立つ材料しか入れていない。」
当然、味のことは考えてないんだよねぇ・・・(^_^;)。
「まだまだ試行錯誤の段階だから、俺にも思いも寄らない効果があるのかもしれないが・・・。」
思いも寄らない効果って!!Σ( ̄ロ ̄lll)
「それって、飲んでも本当に安全なんですか?」
「当たり前だ。・・・そうだ!新作レシピを考えてみたんだ。お前が試してみるといい。」
主人公、ヤブヘビ・・・(;´д`)。
「新作って、え〜〜〜〜っっ!?私、実験台ですか!?パ、パスさせてください!!」
この後もいろいろ考えたけど、結局名案は浮かばないまま次の仕事に行く事に。

急いで車に向かう主人公。
「おい、もう少しゆっくり走ってくれないか。カバンの中にノートパソコンがあるんだ。」
「そんなこと言っても、もう時間がかなり押してるんです。急がないと!」
「それにノートパソコンって持ち運ぶために作られてるんです。これくらい、大丈夫ですよ!」
「それにしたって限度があるだろう。おい、聞いているのか。頼むから、もっとゆっくり・・・。」
乾、必死です。
「見えました!あの車ですね。よかった〜。まだ1台目が出るところみたいです!」
「おい。あそこにいるファンの子、あのまま歩いてると出てくる車にぶつかるぞ!」
「ちょ、ちょっと!あぶな・・・いっ!」
「この位置関係と速度では・・・ギリギリかっ!?」
さすが乾!こんな時でもデータマン!
「きゃああああああ・・・!」
画面暗転。薄れ行く意識の中で、ファンの子はどうなったのかと尋ねる主人公。
「助かっている。だが俺たちは・・・。確率を考えれば・・・元々分の悪い・・・成功率・・・だった。」
しかし、そのまま意識を失っちゃいました。

気がつけば、病院のベッドの上。そばには朋香が。主人公は元の姿に戻ったようです。
主人公は一ヶ月も目を覚まさなかったと言う朋香。
主人公、今までのことは夢だったのだと思うことにしました。

そして退院日。再びスクープを取ろうと張り切る主人公。
「スクープにはげむのもいいが、先にこちらを解決してほしいな。お前のせいで困っているんだ。」
この声は!(≧∇≦)
「病み上がりの私が、いったい誰に迷惑掛けたって言うのよ・・・って、この声は、もしかして・・・。」
「乾先輩!?私が乾先輩になにかしましたっけ?・・・いやいや、そうじゃなくって!」
「どうしてこんな場所にいるんですか?以前、どこかでお会いしましたか?」
「会ったどころじゃないだろ。これ、忘れたとは言わせないぞ。」
これって何・・・?
「乾先輩のノートパソコン!・・・なんだか汚れてますけど、もしかして壊れたりしてませんか?」
「ああ、壊れている。大事に扱えと言ったのに、車の前に飛び出した誰かのせいでな。」
「うそっ!あれって夢じゃなかったんですか!?」
「夢だといいなとは俺も思ったよ。この中には色々と大事なデータが入ってたからな。」
そういう大事なデータはバックアップとっとかないとダメだよ・・・(;´д`)。
「ご、ごめんなさ〜いっ。大事なデータっていうと、グループの活動記録とか・・・。」
「そういうものは事務所にバックアップも残しているからさほど問題じゃない。」
なんだ、ちゃんとバックアップしてたんだ。だったら、何だろう・・・?
「グループの記録以上に重要なデータ・・・。そんな大切な物を私、消しちゃったんですか!?」
「どどど、どうしよう・・・。データを直すって言っても、いまさら無理だし・・・。」
「いや、お前なら可能だよ。むしろお前にしかできないんだ。頼めるかな。」
「もちろんです!私にできることならなんだってします!」

「一番大切なデータは、お前と一緒に過ごした1ヶ月の記録だ。」

乾〜〜〜〜〜〜!!!!!!(≧∇≦)

「なくしたデータは、また初めから集めなきゃいけない。・・・協力してくれるかな。」

それはプロポーズですか!?(*^^*)
「・・・と、言うことは私はまた、乾先輩と一緒にいてもいいんですか!?」
「は、はい!そういうことなら喜んで協力します!また、よろしくお願いします!」



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