藤堂平助
黎明録で何人かクリアしてきたけど、やっと友情を育めた気がします(笑)。
沖田は酷すぎたし、土方とはそれほど仲良くなれなかったし(山崎との友情はあったけど)、芹沢は友情とはまた違った感じだし、斉藤とはちょっと距離があったからなぁ…。

平助は純粋で真っ直ぐでいい奴でした。
最初からフレンドリーだったし、裏表なく素直に接してくれたし。
一生懸命悩んで、迷うこともあるけれど、でもそれは決して弱さではなくて…。
流されっぱなしの龍之介に対して、自分が取るべき道をしっかり考えて自分で決めろと助言する姿が印象的でした。
あれはやっぱり、龍之介に過去の自分を重ねていたのかな。

「大丈夫だよ。天に誓って、おまえのことは絶対に死なせたりしねえから!」
潜伏している新見さんのところに乗り込む場面でのこのセリフに惚れた!
カッコよすぎる!!(≧∇≦)

秘密を知り過ぎている龍之介の事をずっと心配してくれていました。
話の流れ的にもしかしたら龍之介が新選組隊士になるという道もあるのかなーなんて思ってたけど、残念ながらなかった(> <)。
自ら剣を取って戦う場面があったからもしかしてーと期待してたのに。
龍之介があれだけ嫌がっていた武士の道に目覚めても面白かったのになぁ。
そうなると本編との整合性がとれなくなってきちゃうからかな?

別れのシーンにて。
「…おまえに斬られるなら、諦めもつくってもんだよな」
龍之介…(T△T)。
しかし、平助は龍之介を斬るつもりはなく…。
「龍之介。おまえは、生きろ」
逃がしてくれた!
同じ逃がすのでも川に突き落とした誰かさんとは違います(笑)。
その後、龍之介を守るために山南さんと土方にバレバレの嘘を貫き通す平助に涙です。

ラスト、龍之介がいきなり商売を始めててビックリしました。全くそんな伏線なかったし。
一緒に商売を始めた友達というのがどんな人なのか気になる!!
龍之介は商人として生きていくことになったのかな。
斉藤の時の浮世絵師といい、手先が器用だというのが彼の才能なのかもしれない。

そしておまけの藤堂夫婦。
「死にたくないなあ。……千鶴を残して死にたくない」
「おまえは生きろよ、千鶴。オレの分も、新選組の皆の分も」
「寂しくても、悲しくても、おまえはちゃんと、生きてくれ」
ああ、切ない…(T△T)。

ところでバッドEDにはビックリしました。まさか龍之介が羅刹になるとは…。
挿話まであるなんて!これは必見ですね。
本編で変若水を飲んだ山南さんと平助だからこそ、重く感じるものがあります。


2011/9/28
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