好きなテレビ番組について |
「瑛くんって、いつもどんなテレビ番組見てるの?」 「テレビか……そう言えば、最近見てないな。」 「そうなんだ。お店が忙しいとか?」 「まあ、それもあるけど、テレビ見る時間があったらほかのことしたい。」 「たとえば?」 「勉強さ。高校生の本分は勉強だからね。」 この言い方がわざとらしいくらい爽やかです(笑)。 「……本気で?」 「なわけあるか。店、続ける条件だからな。成績落とすわけにはいかないよ。」 (瑛くん、いろいろ大変なんだな……) |
好きな食べ物について |
「瑛くんって好きな食べ物とかある?」 「あんまりこれってのは無いけど、辛いのはだいたい好き。」 「辛いのって、キムチとか?」 「なんでも。なんかさ、これみよがしに”激辛!”とか言われるとカチンと来るだろ?」 負けず嫌い!(笑) 「そ、そう?」 「ああ。それで色々チャレンジしているうちに、クセになった。」 「へぇ……そんなもんかな。」 「俺、そうとう辛いもんでも、平気な顔で食べる自信ある。」 得意げです。 (ホント、負けず嫌いなんだな……) |
好きなスポーツについて |
「瑛くんは好きなスポーツってある?」 「無駄。疲れる。興味なし。」 うわぁ・・・すれてるなぁ・・・(^_^;)。 「ふぅん……サーフィンとかは好きじゃないの?」 「おまえな、波乗りはスポーツなんかじゃないよ。」 「どうして?スポーツでしょ?」 「わかってないな。波乗りって言うのは、そうだな……人生なんだ。」 何だかカッコつけてます(笑)。 「じ、人生なんだ……。」 「……いいだろ。」 赤くなる瑛。 (照れるならやめとけばいいのに) |
学校のことについて |
「瑛くん、学校の方は、最近どう?」 「最近どうって、おまえはサラリーマンか。……まあ、相変わらずだな。」 その回答もサラリーマンっぽいよ(^_^;)。 「相変わらず?」 「煩わしいことばっかで、面白くもなんとも無い。早く卒業したい。」 「……瑛くん、本当にそう思ってるの?」 「ああ。俺、店あるし。学校の奴らとチンタラやってるヒマ無いし。」 「でも、せっかくの高校生活なのに、そんなの寂しいよ。」 「俺の高校生活だよ。ほっとけよ。」 瑛・・・(; ;)。 「…………。」 「ゴメン……でも、自分の問題だから。」 (瑛くん……) |
良く聴く音楽について |
「瑛くんは、どんな音楽が好き?」 「流行ってんのとか、あんまり聴かないけど……クラシックギターの曲かな。」 「へぇ、渋い感じだね?どうして?」 「ああ。店でかけてるの、昔から聴いてたからだろうな。」 「あ、もしかして自分でも弾く?」 「ちょっとだけ。店に、装飾用なんだけど、いいギターがあるから、それで時々。」 「じゃあ、今度聴かせてよ!」 「ヤダ。ちょっとだけって言ってるだろ?」 不機嫌そうに言われちゃいました(>_<)。 「あ、ケチ!聴かせてよ。」 めげない主人公。 「嫌だ。ヘタなんだ。」 本当に嫌がってるようです。 「またまた!瑛くんのことだから、ホントはスゴイんでしょ?」 「いや……ホントにヘタ。弾くのは好きなんだけど、どういうわけか……。」 これまた意外です。 「そ、そっか。」 (瑛くんでも、そんなことあるんだ) プリンスも完璧ではないようです。 |
趣味について |
「瑛くんって、なんか趣味持ってる?」 「あぁ、趣味なら波乗り……は、まあ、置いといて。」 「置いといて?」 波乗りは人生だもんね(笑)。 「店は、趣味っていうより、本業にするつもりでやってるし。」 「ふんふん。」 「ギターは、ちょっとな……ダメだ。俺には趣味が無い……。」 何ですと!?( ̄□ ̄;) 「そんなに厳しく考えなくても。う〜ん、じゃあ、一日の中で好きな時間とかは?」 「それなら……朝、コーヒー飲みながら海を見てる時だな。」 「海を?」 「知ってるか?夜明けのちょっと前って、海も空も短い間に、真珠みたいに色が変わる。」 「そう……綺麗だろうね。」 「ああ。一緒に見せてやりたい。」 瑛!!(≧∇≦) 「一緒に、夜明けの海を……。」 想像する主人公。 「……おまえ今、すごく不純なこと考えたろ?」 「考えてないよ!」 不純なことって何ですか!\(>▽<)/ 「やらし〜。」 「違うってば!」 |
将来の夢について |
「瑛くんは将来の夢って、ある?」 「あるよ。」 「やっぱり、お店のこと?」 「店もそうだけど、ちゃんと勉強してバリスタになりたい。」 「バリスタって……。」 何ですか、それは?( ̄□ ̄;) 「ああ。コーヒーの専門家。コーヒー淹れるだけじゃなくて、デザートも食器も店の装飾のことも――」 「最高のコーヒーを飲ませるために、あらゆる知識が必要なんだ。」 そんな職業があったなんて知りませんでした。 「大変そうだね……じゃあ、大学へは進学しないの?」 「考え中。店やるなら、やっぱり経営とか、経済とかキチンと勉強しないとな。」 「そっか。ちゃんと将来のこと考えてるんだね。」 「当たり前だろ?ガキじゃあるまいし。おまえはどうなんだよ?」 「わたし?わたしは、どうしよう……。」 「おまえな……じゃあ、幼稚園児みたいに可愛いお嫁さんとかにしとけ。」 「アハハ!うん、それもいいかも!なんて――」 「誰のだよ?」 突っ込まれた!もちろん、貴方ですよv(*^^*) 「えっ?」 「べつに、どうでもいいけど……」 赤くなる瑛が可愛いv (拗ねちゃった……もう、難しいんだから) 男心は複雑なんですよ(*^^*) |
異性の好みについて |
「ねぇ、瑛くんの好きなタイプってどんな感じ?」 「なに企んでるんだよ?」 何ですと!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「何も企んでないよ!もう、屈折してるなぁ……」 「悪かったな。……でも、まあ、そうだな。」 「……?」 「本当の俺を見ていてくれる人がいい。」 「本当の、瑛くん?」 「ああ。店に立ってるとき、学校にいるときとか……」 「ときどき、何がなんだか、どれが本当の自分か判らなくなる。言っててバカみたいだけど。」 優等生でいることに疲れちゃったのかな・・・? 「じゃあ、今は?」 「……え?」 「今、わたしが見てる瑛くんは、本当の瑛くん?」 「…………。」 「わからない。でも、そうならいいと、そうありたいと、思ってる。」 (瑛くん……) |
恋愛について |
「瑛くんは、恋愛ってどう思う?」 「……知るかよ。」 不機嫌そうに返されちゃいました(>_<)。 「……え?」 「うるさく追っかけてくると思ったら、急に連絡なかったりさ……」 「ちょっと優しくしてやろうと思ったら、ムカつくこと言ったりさ……どうなってんだよ!?」 誰の事言ってるんですか!?\(>▽<)/ 「どうって……瑛くん、恋愛って、どんな風に考えてるかと思って――」 「なんでそんなこと聞くんだよ!?こっちが教えて欲しいよ!」 逆ギレ? 「瑛くん、あの……」 「ウルサイ。あぁ、もう……俺なに言ってんだ!帰る!」 「怒らせちゃったみたい……。」 何だか理不尽だよ!(笑) その次の追加デートにて。 「なあ。」 「うん?」 「この間……ゴメン。急に、怒鳴ったりして。」 「ううん。」 「イライラするんだ。おまえと居ると、どんどん、自分が情けなくなってくみたいで。」 「わたしといると……どうして?」 「おまえが言ったこととか、なに考えてんのかとか、そんなことばかり考えるから。」 「こうしておまえといるようになる前は、毎日、なに考えて生きてたのか、うまく思い出せないくらい……」 (瑛くん……) それは恋!!恋ですよ!! 「想像つかないよ。もしおまえがいなくなったら、俺、どうなるんだろう……」 「わたしが、いなくなったら……」 「……これだ。イヤなんだ、こういうのが。」 「ど、どうしちゃったの?」 「ウルサイ。わかんないよ!……帰ろう。」 逆ギレされちゃいました(>_<)。 (ハァ……結局また怒るんだから……) |
キスについて |
※事故チューなし 「瑛くん……キスってどんな風に考えてる?」 「……。」 ため息をつく瑛。 「あ、あのね?大事なことだと思わない?」 「どうってことないね。」 「なんか、夢がないなぁ……。」 「失礼なヤツだな。俺だってちょっといいキスの思い出くらいーー」 「思い出?」 「いや、べつに……何でも。」 (キスの思い出……か) ※事故チューあり 「瑛くん……キスってどんな風に考えてる?」 「…………。」 「あ、あのね?ほら、大事なことだと思わない?」 「いつかのことだったら、悪かった。俺もちょっと不注意だった。」 赤くなってます。 「う、うん。わたしも……。」 「あれは事故だ。ああいうことは、その、ちゃんと、やり直そう。」 やり直そうって!!!!\(>▽<)/ 「……やり直すって、これから?」 「違っ……バカ!誰が今っつったよ!そのうちだろ!」 そのうち、やるんだ!!(≧∇≦) 「そ、そのうち……。」 「だ、誰もおまえとは言ってないだろ!」 焦る瑛。墓穴を掘ってます。 「わたしだって、そんなこと言ってないよ!」 「誰がおまえなんかと!」 「こっちの台詞だよ!」 泥沼です(笑)。 (もう!ドキドキして損した!) 素直になれない二人でした。 その次の追加デートにて。 「なあ。」 「ん?」 「この間さ、おまえ聞いたろ?その……アレのことだけど。」 「アレ?」 「……キス。アレでわかれよ。」 わかんないよ(笑)! 「あっ!……うん。」 「実は俺も……ずっと気になってる。」 「そ、そうなんだ……。」 「あの時、不思議な感じがしたんだ。それで、思い出したことがある。おまえは……」 「?」 「おまえさ、子供の頃、この町に住んでたんだよな?」 「うん。」 「そっか……うん、わかった。よし!話はこれでおしまい。」 何っ!?気になるよ〜!(>_<) 「瑛くん、どうしたの?なんか、いつもと違う……。」 「違うもんか!砂攻撃!」 砂攻撃って(笑)!!このお茶目な言い方が可愛いv(*^^*) 「アハハッ!」 ご機嫌な瑛。 (……ヘンなの。) 納得できない主人公でした。 |