壬生屋未央
壬生屋参戦!
「ふつつかものですが、よろしくお願いします。……って、嫁入りみたいですね。」



「はじめまして。わたくし、壬生屋未央(みぶやみお)と申します。」
「お見知りおきをお願いしますね。なんちゃってー。」
「なんちゃってー」って・・・。何ですか、この軽いノリは!?( ̄□ ̄;)



「熊本と比べると、ここはのんびりしていますね。ここの部隊は、実戦慣れしていないように見えます。」
「いくつか、私が教授出来る事があるといいんですが。」
「…。」
「火力集中、わかりますか?兵を分散させれば、視界は広がりますが火力は弱くなります。」
「逆に言えば兵を集中させれば、火力は集中して同じ時間当たりの攻撃力はあがります。」
「結局用兵は、いつ、どこで兵を分散させ、あるいは集中するかですよ。それを覚えておいてください。」



「それと、わかってるとは思いますけど、ここは寒いので、暖かくしてくださいね?」
「ウォードレスにも寒冷地装備のものが、青森でつくられたんです。」
「ホワイトスノーがありますから、それを使えばいいと思いますよ。」



「人型戦車には弱点があります。背が高くて視界がいい代わりに、足元があんまり見えないんです。」
「だから、タンクデサント(戦車騎跨兵)かスカウト(戦車随伴兵)が必要になります。どちらも基本はただの歩兵です。」
「歩兵の視界で人型戦車の視界を補うんです。」
「普通の戦車の場合は射程が長いので、前の方に歩兵をおけば、射程の長さを生かせると思いますよ。」



「どんな武器にも使い道というものがあります。単に威力で見るだけでなく、使い方というものを考えた方がいいと思いますよ?」



「今は確かに戦時中で、戦況は厳しいですね。」
「でも、だからといって眉間にしわをよせているとそのうちとれなくなりますよ?」
「こんなふーに。」
『壬生屋は、あなたの顔真似をしてみせた。』
「ふふ…、めー。ほら、元気出してください。」
「あなたが渋い顔をしていると、太陽も隠れてしまいますよ。」
壬生屋ってこんなにお茶目だったっけ?



「昔はもっと真面目で思いつめた性格していたんですけどね。」
「…人間は、変わるんですよ。」
「昔は雪を見るだけで気分が塞いでいましたけど、今はそうではありません。」
「それはきっと、いい事ですよ。」
「ほら、元気を出してください。世界はそんなに不機嫌ではないですよ。」
どうやらマーチの時と比べて変わったようです。心境の変化?



「この格好ですか?」
「…いや、似合うよって言われたので…。」
誰にですか!?\(>▽<)/
「私、好きな人に褒められたりすると他の人よりずっと嬉しくなるんです。」
「ちょっとルール違反だけど、秘密にしてくださいね。」



「今ですか、そうですね。悲しい時もあるけれど、それとは仲良くやる事が出来ていると思います。」
「あ、でも私は弱虫ですから、時々泣いてしまう時があるんですけどね。」
「…でも、基本的には幸せです。今までになく。」



「また考え事かなにかですか?…。」
「うーん。私、あんまり物事を深く考えられない方なんですよね。」
「勉強は得意なんですけど。」
「大体、深く考えても結局は好きな人に付いて行くんだから、あんまり考えなくても良かったり。」
瀬戸口を追って、厚志に泣きついて連れて来てもらったんだしねぇ(*^^*)
「ふふっ。」
「あなたも、そういうタイプなんじゃないですか?」



「昔の部隊の友達に、手紙を書いているんです。みんな、筆不精だから、私くらいは書いて差し上げないと。」
「昔はただの思い出だとかいう人もいますけど、そういう人だってきっと、昔が嫌いなわけではないと思うんですよね。」
「ふふふ。」
「それ一つ気づくのに、私、一年もかかりました。」



「人を罰する事で自分が安心する人って、いますよね。」
「でも一番なのは、泣く事なんです。」
「泣いちゃうとみんなオロオロして…。ふふふ。」
「罰を下すより悲しいと表現する方が、私には似合っていたんですね。強がりは、ダメって事ですよ?」



「人間って、弱点を直す事は出来ないと思いますよ。」
「出来るかもしれないけど、無駄だと思います。」
「好きこそものの上手なれです。同じ時間を使うなら得意なものを伸ばした方がいいと思います。」
「弱点の補強には他人を頼ればいいんです。」
「人間もどんな生き物も一人じゃないんだから。」



『壬生屋は、わずらわしそうに髪をかきあげている。 ずいぶん重そうだ。』
二択
→「切ったら?」「大変だね」(結果は同じ)
「確かにそうですね。時々はこの髪が嫌だと思う時もあります。」
「でも…髪だって、私の身体の一部ですから。」
「せっかく長く付き合ってきたんです。今日、たまたま重たいからって、見捨てる必要はないんじゃないですか?」
「それに…、髪ごと愛してくれる人がいたりいなかったり…きゃっ。ふふふっ。」
「きゃっ」て!



『壬生屋は、優しく微笑んでいる。』
二択
→「人はどうやって変わるのかな」「どうやって君は変わったの?」(結果は同じ)
「うーん、そうですね。」
「心の奥底から勇気が湧いたら、人は変わると思います。」
「このままじゃ駄目だ…と自分の心が言うのなら、変わるしかないんです。人というものは。」
「もう一つ、ありますよ。私は、こっちの方です。」
「愛されているとわかったら、人間は変わると思いますよ。」
わかったんだ・・・。
「ふふ、照れましたね?私も、照れちゃった。」



「……希望ちゃん。きっと将来、すごい美人になると思うんです。」
「今から私、楽しみなんですよ。」
「どんな服をきせようか、どんな髪型させようか。元がいいので、気合が入ります。」
「今は毎日がパレードのよう。」
「さっさと戦争を終わらせて、パレードだけを楽しみたいと思います。」



「私、どうせだったら和を乱すくらいの人の方が好きです。」
「乱れたものを直すのは私がやります。」
「二人で一組なら、きっと上手くいきますよ。」
「一人で何もかもやろうなんて、思う必要はないと思います。」
「だって、子供だって一人じゃ出来ないんだから。」
何を言い出すのだ!\(>▽<)/
「ふふふ。わたくし、殿方をからかうのが大好きかもしれません。」



「疲れると、殿方の肩にこてんと寄りかかりたい気分になりますよね?」
「…なりませんか?」
「わたくし、だけかしら…。」
いくらでも貸しますよ(*^^*)



「私、嫉妬深いんです。それに泣き虫だから、何時間でも人目をはばからずに泣いちゃいます。」
「…そうならないように、お人形のように大事にしてくださいね。時々は抱きしめて寝てください。」



「困っているようですね。そういう時は私に言わなくちゃ。」
『壬生屋は、嬉しそうに笑った。』
「人は変わるんですよ。昔出来なかった事が、今はそうじゃないわ。」
「人が世代を重ねるのは、きっと今までにない何かに変わるためでしょう。手を、出してください。」
『壬生屋は、あなたの手に、模様のようなものをかいた。』
「これで、よし。希望号やMAKIちゃんから教わった魔術です。」
「何かを殺すためでない力を、矛を止めるから武という事を、証明してください。誰でもない、何もかも殺せるあなたが。」
「効果は、保証します。」
「そのゲンコツでばーんと、この空を覆うほの暗いものの何もかもを叩き潰してくださいませっ。」
『精霊手を手に入れた。』



「……あなたの手に書いたものは、太陽って意味なんですよ。」
「わたくしの大切な友達が、教えてくれたんです。」
「……がんばって、くださいね。なんでも殺せるあなたならきっと、絶望や悲しみだって殺せるはずです。」
「私、一生懸命応援していますからっ。」
一枚絵登場。
両手をグッと胸の前で構えるファイティングポーズの壬生屋の図。
バックは袴です。



ED

『え、急に敵が撤退した時の、感想ですか?
そりゃーもう、もう購買部で食糧買いまくりました。
実家に帰って妹や弟に、食べさせてあげたかったんから。』
(108警護師団に配属されていた学生兵の手記より)



『その日はやる事がなくて雪の溶けた道をぼんやりと歩いていた。 その隣りを、いつのまにか壬生屋が歩いている。』
「……終わりましたね。」
二択
→「今のところは」「……」(結果は同じ)
「……いい風ですね。」

二択
→「春だ」「……」(結果は同じ)
「……はい。」
「……あの。」

二択
→「……?」「……」(結果は同じ)
「二人で、歩きませんか。春の、道を。なにもないかも知れないけれど。少し暖かいから。」

『あなたと壬生屋は、一度だけお互いの顔を見ると、ゆっくりと歩き出しました。』



マーチと比べて変わったなぁ。ずいぶんとはじけちゃった印象です。
瀬戸口とのイベントがなかったのはちょっと残念。彼を追って来たはずなのにー。
良くも悪くもイベントで精霊手がついてきちゃうので、攻略する時は注意が必要です。


2007/5/25
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