石田咲良 神話「過去の記憶を探す」シナリオ
<幼いころの写真入手後>

「私…子供の頃の記憶なんてない。あるけど、それはみんな嘘。」
「私と同じタイプは、みんな同じ記憶になっている。」
ラボ出身の石田。作られた存在であるため、記憶も作られたものなのでした。
「私は…私はそれでいいんだろうか。そのせいで、みんなとあわないんじゃないだろうか。」
「自分が知らない事を、みんなが知ってるのは怖い。」
「黙っていると震え始めるくらいに。だから、早口で偉そうに私はしゃべる。」
普段石田があんな態度を取っているのには、こういう理由があったのでした。
いつも自信にあふれているように見えたので、ちょっと意外。


<おもちゃの指輪入手後>

「偽者でない記憶が一つある。怖くて、怖くて、ずっとしまってた記憶。」
「間違って私は目をさまして、同じタイプが並んでる光景を見てしまった。失敗品が、どんどん捨てられていく…。」
「私の製造を担当している人が、私のカプセルに手を当てて、あらーどうしようかねって言うんだ…。」
ラボでの恐怖体験・・・(;´д`)。
こんな記憶が唯一の本物の記憶だなんて・・・(涙)。


<昔書いた作文入手後>

「製造されて出荷されて、それで私を出迎えてくれた人は空先生だ。」
「私は、空先生大好き。優しいから。何でも教えてくれる。何でも許してくれる。」
空先生が大好きな石田。それは石田攻略時に嫌と言うほど伝わってきました(笑)。
「でも、クラスのみんなは嫌いだ。優しくないから。」
「何でだろう。模造記憶にはそんな事への対処法なんかのってない…。」
それはこれから学んでいくんだよ(*^^*)


2006/10/6
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