青の厚志 神話「過去の記憶を探す」シナリオ |
<幼いころの写真入手後> 「幼い頃は、幸せだった。それは、今ほどではなかったけれど。」 「愛されていたし、愛してもいた。母は優しい人で、絵本を良く読んでくれた。」 「父は、肩車をしてくれたようなそんな気がする。」 「親子3人で行った花見。桜の花が奇麗だった事を思い出した。」 幸せだった過去を思い出す厚志。 「勇美は……そうか、あの頃に、会っているんだ。」 「そうか……。」 そういや、厚志と新井木は幼馴染だったんだっけ。 <おもちゃの指輪入手後> 「7歳の時に、人間扱いされるのが終わった。父親が反体制の運動をしていたと、そういう事で逮捕された。」 「実際どうだったか、わからない。」 「ただ意味もなく殴られた事と、泣きながら許しを請うた事しか覚えていない。」 「ラボに入れられ、そこから先はいいところが実験材料、あるいは玩具というところだった。」 厚志がラボ送りになった経緯です・・・。 「今は思い出しても、どうともならないけれど、心残りは両親の事。」 「特に優しかった母の事、苦しまずに死んでいてくれたらいいのにと、思っている。」 厚志・・・(涙)。 <昔書いた作文入手後> CGは手を差し伸べる舞の姿。逆光で顔が見えませんが(^_^;)。 「14の時に人生は変わった。忘れる事なんか出来そうもない。僕はあの娘に会い、そして運命が変わった。」 「世界を守ろうという馬鹿な事を言う少女。でもその姿は幸せそうで、馬鹿は僕の方じゃないかと思った。」 「彼女の心は優しくて、世界を守らなければ彼女が死ぬと思った。だから僕は、世界を守る。」 「誰が決めたものでもない。僕が決めたのだ。彼女を守ろうと、そのために世界を守ろうと。」 舞のために世界を守ろうと決意した厚志。 「でなければ、誰が僕や両親を苦しめた世界を守ってやるものか。」 「どれだけの苦労も絶望も越えて見せる。それが、僕、青の厚志。絶望の天敵にして彼女のHERO。」 舞なくしては青の厚志はありえないという話です。 |