不動峰バッドED |
9/4。学園祭2日目。 順調だけど、客の入りはいまひとつのようです。 「確かに優勝を狙うにはやや心もとないが・・・何か手があるのか?」(橘) 「今すぐには思いつきませんね・・・」 「・・・そんな上手くポコポコアイデアが出てくる訳ないよな・・・」(伊武) 「とにかく全力を尽くす。それしかないでしょう」(石田) 「そうだな。諦めずに頑張るぞ」(橘) 「そうっスね」(神尾) ※この後は主人公一人で模擬店を回る事になります。 夜。キャンプファイアー。最後は社交ダンスで締めくくりです。 「こんな所にいたのか」(橘) 「探したぜ、まったく」(神尾) 「あ、みんな・・・」 「なんで急にいなくなるんだよ。探す方の身にもなって欲しいよな、まったく・・・」(伊武) 伊武が伊武なりに心配してくれている・・・!(T△T) 「どうしたんだ、こんな所で」(石田) 「え、ああ・・・模擬店コンテスト・・・残念でしたね。もう少しだったのに」 「やっぱり落ち込んでる・・・全く、面倒くさいヤツだよなぁ」(伊武) 伊武なりに心配してくれてる・・・んだよね・・・?(^_^;) 「気にするな。お前はよくやってくれたぞ」(橘) 「でも・・・私がもう少し頑張っていれば・・・」 「そんな事ねぇって!」(神尾) 「そうだよ。お前のおかげで俺たちは随分助かったんだ」(石田) 「この二週間、お前のおかげで楽しませてもらったよ。礼を言わせてくれ。ありがとう」(橘) 「そんな・・・私こそお礼を言わせてください。ありがとうございました」 そしてED。 主人公のモノローグです。 「こうして、二日間の学園祭は無事、終了した。 運営委員としての仕事もきちんとまっとうできたし、学生生活の中でとてもいい思い出ができたと思う。 今でもテニス部のみんなとは、一緒に頑張った仲間として、友達として、いい関係を続けている」 「でも・・・少し、ほんの少しだけ実は後悔している。あの楽しい日々の中で、私はある人のことが気になってきていた。けど、どうしてもあと一歩が踏み出せず、その人とは今も距離が離れている」 「もしも・・・もしもあの時、ちょっとした勇気が私にあれば、と、今でもときおり想像してしまう。いつか再び、こんな機会が訪れたらその時はきっと・・・きっと私は、失敗を恐れずに小さな一歩を踏み出してみたいと思う」 バッドEDでした! 伊武!もうちょっとだけ素直になって!ちょっと自信をなくてしまいそうだよ!(> <) |