日吉ED(7/28〜29) |
お次は日吉で行ってみます。 最初に攻略した不二は潜入ルートでしたが、それ以外のルートも気になったので。 洋館ルートの誰にしようか迷ったんだけど、最近自分の中でキノコブームなので日吉に決まりです(笑)。 でも今回の日吉はあんまりキノコじゃないですね。カッコいいキノコです。 7/28。 16時。広場にて。 「日吉くん」 目を閉じた状態から、キラキラの背景&軽やかな音楽を背負ってゆっくりと目を開く登場シーンがやはり笑えるんですが・・・(笑)。 「ん?ああ、○○(主人公)……だったか。何の用だ?」 「合宿所の周り調べてるんでしょ?手伝うね」 「好きにしな」 さすが日吉。優しくないよ(笑)! 「うん」 竹やぶにやって来ました。 「これ、竹やぶだよね」 「ああ、そうだな。竹があれば色々と細工物が作れるし、利用価値が高いぞ、こいつは」 「ねぇ、タケノコ生えてないかな」 「タケノコか……食料にはなるだろうけど、今は夏だぞ。あれは春のものじゃないのか」 「あ、生えてるよ、タケノコ」 日吉の立場が・・・(笑)。 「どれ……ああ、確かに。食えるのか?」 「これだけ大きくなったらもうダメね」 「そういえば、売ってるタケノコはもっと小さかったな……」 「確か、タケノコって朝に掘るもんじゃなかったか?」 「へぇ、よく知ってるね。朝、地面から出掛かってるのを掘るんだよ」 何で二人ともそんな事知ってるんだ・・・( ̄□ ̄;)。 「だったら、朝ここに来ればタケノコが採れるかもしれないな」 「うん、探してみてもいいかも」 「フン、お前も少しは役に立ったな」 何て偉そうな日吉!そんなところが大好きです(*^^*) 20時。憩いの場にて。 「日吉くん……」 「あ?何だ……お前か 何の用だ」 「あのね……ミーティングの時の話なんだけど……遅くても10日以内に救助が来るって……」 「ああ、その事か。そんなの俺にわかる訳ないだろ?」 「それに、お前ちょっとイジケ過ぎじゃないのか?」 さすが日吉。容赦ないです(^_^;)。 「あ……う、うん」 「俺達が先生方やお前のお父さんを見つけてやるから安心しな」 日吉!!(≧∇≦) 「う、うん……」 7/29。 10時。日吉と会話。 「日吉くん、水汲み?」 「ああ、そうだ」 「私も手伝うね」 「そうか、なら頼もうか」 おや、意外と素直です。 湧き水までやって来ました。 「お前は水を汲んどけ。俺はポリタンクを運んでくる」 「わかった」 そして・・・。 「こっちは運び終わったぞ。水汲みはまだだな?」 「うん、もう少し掛かると思う」 「お前はトロいからな。ゆっくり待っててやるよ」 この嫌味な言い方が日吉らしいです(笑)。 「もう……そういえば日吉くんって泳げるの?」 何ですか、突然・・・( ̄□ ̄;)。 「何だ、いきなり?」 「うん、時間があったら海で泳ぎたいなって思って。それで日吉くんはどうなのかなって思ったから」 「ふーん、それは遠まわしに俺と泳ぎたいと言ってるんだな?」 日吉〜〜〜〜〜!!!\(>▽<)/ 「えっ?あっ……そ、そうじゃなくて……その」 「フン、そんなに慌てて否定する所を見るとますます怪しいな」 自信満々の日吉(笑)。 「も、もう」 「言っておくが、俺は泳ぎはうまいぞ」 「そうなの?」 「ああ、特に遠泳が得意だ。5〜6kmは楽に泳げる」 「へぇ、すごい」 「お前は泳げるのか?」 ここで二択。「泳げる」を選びます。 「もちろん泳げるよ」 「そうか。なら機会があれば一緒に泳ぐか」 誘われちゃった!(*^^*) 「うん」 →「泳げない」 「……実は泳げないの」 「何だ、泳ぎを教えて欲しかったのか?だったら最初からそう言えよ」 何か、主人公はあくまでも日吉と泳ぎたがってる事になってるようです(笑)。 「うん」 「とりあえずノルマは達成だな」 「そうだね。お疲れ様」 「ああ、お疲れ」 10時30分。炊事場にて。 「日吉くん。トレーニングご苦労様」 「○○(主人公)か」 「うん、頑張ってるね」 「それ……水持ってきたんだろ」 「あ、ゴメンね。今あげるから」 「思ったよりは気が利くな、お前」 一言余計です(^_^;)。 「思ったよりはって……私、そんなに気が利かなさそう?」 「気が利かないって言うか、トロくて三歩歩けば物事忘れそうな感じだな」 ひどいよ!Σ( ̄ロ ̄lll) 「そんな、人を七面鳥みたいに」 「それを言うならニワトリだ」 ぼぼーん!Σ( ̄ロ ̄lll) ここでキーワード「テニス」発動! 「そういえば、日吉くんってどんな感じのテニスをするの?」 「何だ?そんな事知ってどうするんだよ」 「あ、うん。ちょっと興味があって」 「テニスもしないのに変な奴だな。まあいい、俺のテニスは短期決戦型だ」 「早めに決着をつけるの?」 「ああ、変則的なプレイスタイルに相手が戸惑っている内に一気にケリを付ける」 「奇襲戦法なんだ」 「言っておくがな、別に長期戦に弱い訳じゃないぞ。どちらかというと短期決戦に強いっていうだけだ」 言い訳する日吉が・・・(笑)。 「うん、わかってる」 でもリョーマ戦といい岳人とのダブルスといい、長期戦で負けてばっかりだよね・・・? 11時。日吉がいないので不二と会話。 11時30分。ロッジにて。 「日吉くん」 「○○(主人公)か、眠そうだな」 「朝、ロッジの壁にセミが張り付いていてうるさかったんだよ」 「セミなんて別にめずらしいもんでもないだろう」 「ものすごい大きなセミだったよ 6cm位あったかな。『シュワシュワ』って鳴いてた」 「クマゼミだろ。関東では珍しいかもしれないが関西には沢山いる」 「へぇ、そうなんだ。日吉くんって虫に詳しいんだね」 何でクマゼミ知ってただけでそんな話に!?( ̄□ ̄;) 「別に。偶然知ってただけだ」 12時。管理小屋前にて。父親の事を心配していると日吉登場。 「おい、○○(主人公)」 (お父さん、ホントにこの島に辿り着けたのかな……) 主人公、気付いてません(^_^;)。 「おい!○○(主人公)」 「えっ!?あ……日吉くん」 「何を暗い顔して考え込んでんだよ」 「そ……それは……」 「ふう……全く、手間の掛かる奴だな、お前は。」 「どうせ、考えたって始まらない事をグダグダと考えてたんだろ」 ズバッと言う日吉。 「う……」 「わかりやすい奴だな、お前は。見事に顔に出てるぞ」 「…………」 言い返す元気もない主人公。 「ふぅ……しょうがねぇな」 「…………」 主人公、まだ無言です。 「大丈夫だ」 「えっ?」 今、何と?? 「お前の父さんは、この俺が見つけ出してやる。だからもう心配するな」 日吉〜〜〜!!\(>▽<)/ 「う……うん」 「全く、手間の掛かる奴だ」 素直じゃない日吉が可愛いぞv(*^^*) 14時。管理小屋にて。薪割りをしている日吉を発見。 「ああ。あんまり不用意に近づくな。割った薪が飛んでいく事もあるからな」 主人公の事を気遣ってくれている!?(*^^*) 「う、うん……」 「何だよ?まだ何か用か?」 「あ、うん。何か手伝えないかなって」 「お前、薪割れるのか?」 「やった事ないけど……」 「じゃあ止めとけ。ケガするのが落ちだ」 それなら終わった薪を拾うと言う主人公。 「そうだな……それ位なら出来るだろう。飛んでいく薪には気を付けろよ」 やっぱり何か優しいぞv(*^^*) ここでCG登場!あの独特の構えで薪を割ってます。 「……おい、そこ。何見てる」 「あ……ゴメン。変わった構えで薪を割るのね」 「この方がしっくり来るんだよ」 薪を割るのにもその構えというのも無理がある気もしますが・・・(^_^;)。 そして・・・。 「おい、こっちはもう割り終わったぞ」 「ゴメン、もうちょっと待って。今そっちに持って……」 「きゃっ!」 ここで衝撃音が。 「おい、何やってんだ!折角集めた薪をぶちまけやがって」 どうやら主人公、こけちゃったようです。 「ご、ゴメン。今集めるから……」 「ったく……しょうがねぇな。手伝ってやるぜ」 日吉!!\(>▽<)/ 「ゴメンね」 「何度も謝るな。うっとうしいんだよ」 「う、うん……」 素直じゃない日吉でした。 「よし、こんなトコだろ。ここに固めとけ」 「うん。ゴメンね」 主人公、また言っちゃった!(> <) 「また謝ったな」 「あっ、ゴメ……っと!危ない、危ない」 「フッ……お前、なかなか面白いな」 日吉に興味を持たれた!?彼の萌えポイントがいまいちわからないぞ!? 「え?」 「手伝ってくれた事に礼を言おうと思ったが、余計な手間も増えたからな。貸し借りなしだ」 やはり日吉はツンデレでした。素直じゃない!\(>▽<)/ 14時30分。憩いの場にて。 「日吉くん。ツンデレって知ってる」 いきなり何を言い出すのだ、主人公!!Σ( ̄ロ ̄lll) 「ツンデレ?知らないな」 アナタの事ですよ、日吉!! 「昨日、彩夏が言ってたんだけど普段はツンケンしているけど実はデレデレの事なんだって」 「何だそれは」 「うん……よくわからないね」 知らない人にそんな説明したって、わかる訳ないよ・・・(汗)。 「くだらない事、聞いてくんな、邪魔だ」 「うん。邪魔しちゃってゴメンね」 何ですか、この会話・・・?( ̄□ ̄;) ゲーム中でツンデレなんて言葉が出てくると妙に不自然な感じもするのですが・・・(^_^;)。 15時。日吉と会話。 日吉は食料探しをしているようです。 「何を探すの?」 「キノコだ」 キノコ!!!(≧∇≦) 「…………」 何ですか、主人公!この沈黙は!!(笑) 「何か言いたそうだな?」 ドッキーン!自覚ありですか!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「あ、ううん。何でもない。私も手伝うね」 「フン、勝手にしろ。もう少し奥に行くぞ」 森にて。 「キノコってのはどの辺りを探せばいいのか、知ってるか?」 日当たりが良くて風通しのいい所だと答える主人公。 「ほう、よく知ってたな」 主人公、図鑑で少し勉強したようです。 ここで主人公がキノコを発見。食べられるキノコか悩んです。 「どれ……うぉっ!な、何だこの色は?」 ビビる日吉が何だか可愛い(笑)。 「紫色のキノコって、初めて見た」 「こりゃ、毒キノコだろ」 図鑑で調べたところ、ムラサキシメジっぽいと判明。 「フン……そのまんまの名前だな。で、毒キノコなのか?」 「ううん、食べられるって。あ、でもよく見たらこっちの方が似てるかも。コムラサキシメジ」 「何だ、その紛らわしい名前は」 「しょうがないじゃない、近い種類のキノコなんだから」 結局、コムラサキシメジの方だったようです。 「それで毒キノコだったら怒るぞ」 「大丈夫、食べられるキノコだから。おいしいみたいよ」 「見た目によらないって事か」 でも紫のキノコってあまり食べたくないような気が・・・(^_^;)。 大量のコムラサキシメジが採れたので、合宿所に持って帰ります。 15時30分。忍足と会話。 「忍足さん、ちょっと聞きたいんですけど」 「なんや?」 「日吉くんって誰かライバルみたいな人っているんでしょうか?」 主人公、何で唐突にそんなことを・・・?( ̄□ ̄;) 「どうやろ……氷帝の中ではおらんな。鳳はライバルっちゅうには優しすぎるし、樺地は別格やし。」 別格って何だ!?(笑) 「ああ、そうや。思い出したわ。確か去年の新人戦で立海の切原とええ勝負しとった」 そういや、そんな話を聞いた事があるような・・・。 キーワード「ライバルは?」をGET! 「切原くんですか?」 「ああ、確かその試合、負けたはずや。アイツの事やから切原辺りをライバル視しとるんちゃうかな」 何かこの二人の接点はあまり見つからないんだけど、そうなのか・・・? 個人的には跡部かリョーマあたりだと思っていたんだけどなぁ・・・。 「そうなんですか」 16時。炊事場にて。 「こんにちは、日吉くん」 「ああ、お前か……」 「今日も暑いね。日吉くんは何してたの」 「別に……お前には関係ないだろ」 何て冷たい・・・!さすが日吉!!\(>▽<)/ 「そ、そうね……そ、そういえば。日吉くんって独りでいる方が多いよね」 「俺は馴れ合うのが嫌いなんだ。それに同じ二年の鳳と樺地は海側だからな」 別に鳳・樺地との仲良しシーンも見たことないですが・・・。 「だったら桃城くんや海堂くん、立海の切原くんや不動峰の伊武くん、神尾くんもいるよ」 まだ出会ったばかりのメンバーの学校&学年をしっかり把握している主人公がすごいです・・・( ̄□ ̄;)。 「馴れ合うのが嫌いだって言ったろ。全国大会では敵同士だからな」 (日吉くんって友達少ないのかな?) 主人公!それは言っちゃダメ!!(> <) ここでキーワード「ライバルは?」発動! 「日吉くんって、誰かライバル視してる人っているの?」 「お前、妙な事に興味持つな。忍足さんから聞いたぜ。お前に変な事聞かれたって」 忍足のおしゃべり!(> <) 「だって、気になって。忍足さんは切原くんじゃないかって言ってたけど」 「切原か……確かにアイツは強いさ。けど、ライバル視する程の奴じゃない」 切原に対してちょっと失礼です。 「あ……もしかして越前くんとか」 「アイツか……強いのは強いが一年相手にライバルってのは俺の性に合わないな」 その一年に負けたくせに・・・(^_^;)。 「それじゃ、誰なの?」 「……笑うなよ。……跡部さんだ」 やはり跡部でした。 「えっ?跡部さんを?」 「ああ、あの人のすごさは充分わかってるがな……全ての面であの人を超えたいんだよ」 「全ての面って……」 「実力、人望、指導力、その他テニスに関わる事一切でだ」 下剋上です。 「あ、でもそれって目標を高く設定するっていう意味では有効かも」 「……お前、今何気に失礼な事言ったぞ」 日吉に突っ込まれた!\(>▽<)/ 16時30分。日吉と会話。 「日吉くん、水汲みだよね」 「ああ」 「私も手伝う」 「そうだな、やってくれ」 おや?日吉が何だか素直です。 湧き水にて。 「運んできたぞ。水はまだなんだろ?」 「うん、まだ」 「慌てなくていい。なんか話すか?」 何ですか、この優しい日吉は!?何か企んでる??Σ( ̄ロ ̄lll) 「そうだね……じゃ、最近観た映画の話は?」 「最近か……最近観たのはDVDだが『フィアアイランド』だ」 「?知らない、その映画」 「ああ、知らなくていい。あんまりヒットしなかったしな。観ても面白くない」 どうやらハズレだったようです。 「お前は何か面白い映画観たのか?」 「私は……」 ここで三択。「二人の信長」を選びます。 「『二人の信長』を観たよ」 「フン、いい選択だ。あれはなかなか傑作だった。原作には負けるがな」 どうやら日吉好みの回答だったようです。 「あ、日吉くんもそう思う?私も原作のファンだったから。カットされたエピソードが悔しくて」 「ああ、俺もだ。お前なら、原作のどのエピソードを入れて欲しかった?」 「私は比叡山焼き討ち。残酷かもしれないけど、あれがないと光秀がどれだけ信長に憧れてたかって心理が中途半端な気がして」 「いい所に目を付けたな。俺は金ヶ崎の退き口だ。あそこで秀吉に加勢するシーンがないと、二人の確執がうまく伝わらない気がする」 「日吉くんマニアックだね」 「フッ、お前こそな」 信長の話で盛り上がる二人って・・・(^_^;)。 →「アンナ・ジェンセンの場合」 「『アンナ・ジェンセンの場合』を観たよ」 「確か……ラブロマンスだったか?」 「うん、ちょっとコメディタッチの」 「フン、お前らしいな」 →「ビフロスト戦記」 「『ビフロスト戦記』を観たよ」 「フン、ミーハーだな」 な、何でそうなるんですか?どんな映画か知らないけど・・・( ̄□ ̄;) 「でも、面白かったよ」 「俺はダメだな、あれは」 「どうして?」 「主演の俳優が嫌いなんだよ」 「そんなの、気にしないでいいのに」 「大体アイツ、大根だろ」 「少しはうまくなってるよ」 「『少しは』程度じゃなぁ。俺はアイツのデビュー作で心底嫌になったぞ」 どうやら相当嫌いなようです。 「よし、これで終わりだな」 「うん、そろそろ時間だし」 「じゃ、この時間は終わりだ」 「うん」 19時。リョーマと会話。 「あ、越前くん。聞きたい事があるんだけど」 「……何?」 「越前くんは日吉くんと試合した事あるよね?」 「あるけど」 「どうだったの?」 「打つ時に変なポーズしてた」 確かにあの構えは印象的だったよね(^_^;)。 「変なポーズ?」 「左手左足を前にして、半身になってんの。何か、古武術の型って聞いたけど」 キーワード「古武術ストローク」をGET! 「古武術?あ、そういえば最近、スポーツに古武術取り入れるって流行ってるもんね」 流行ってんの!?主人公、どこでそんな事聞いたんだ・・・??( ̄□ ̄;) 「ふーん、そうなんだ」 19時30分。ロッジにて。 「あ、日吉くん!ほら、蛍!」 「ん?何だ、胸にとまらせてるのか」 「うん、光るブローチ。どう?」 「子供だな……」 バカにされちゃいました(> <)。 「だって、蛍なんてすごく珍しいから」 「ま、そりゃそうか。俺も合宿の時に見たのが初めてだったからな」 「あ……飛んでっちゃった」 「あまりおもちゃにするなよ」 何だかこの言い方が優しい気がします(*^^*) 「大丈夫。さっきとまったのも偶然だったから」 「ああ、それで見せようとしたのか」 「うん」 ここでキーワード「古武術ストローク」が発動! 「この前、越前くんから聞いたんだけど、日吉くんってテニスに古武術取り入れてるの?」 「取り入れてる訳じゃない。ウチは実家が古武術の道場だからな。子供の頃からやってて、身体に染み付いてるんだよ」 「あ、そうなんだ。最近古武術をスポーツに取り入れてるってよく聞くから、日吉くんもそうなのかなって思ってた」 「俺の場合は元々やってたからいいが、中途半端に古武術を取り入れても効果はないぞ」 「へぇ、そういうもの?」 「ああ、付け焼刃でどうにかなる程古武術の世界は甘くない」 古武術を語る日吉でした。 20時。炊事場にて。 「日吉くん、何読んでるの?」 「これか?これは『学園七不思議』系のホラーだ」 学園七不思議・・・学プリが懐かしいなぁ。 「え?ホラーって……こんな夜中に、独りで?」 「ああ」 「その……怖くないの?」 「何が?」 「だって、すぐ近くにこんな暗闇があるのに……」 「なるほどな、お前怖がりか」 日吉のいじめっ子センサーが発動!(笑) 「だ、だったら何?」 「面白い話を聞かせてやろうか?」 「何だか……ちっとも面白くない話の様な気がするんだけど」 嫌な予感がします。 「まあ、聞けよ。ある学校の林間学校での事だ。一人の女生徒が星の美しさに心を引かれて散歩してた」 「…………」 黙って話を聞く主人公。 「少し開けた場所で星を見ていた彼女は、ふと気が付くと誰かに見られている様な気配を感じた」 「…………」 「その気配は、すぐ横にある森の方から感じられた。すると、その森の中に……」 「ちょっ……ちょっと待って」 「何だよ、始まったばっかりだぞ」 私も続きが気になるぞ!(> <) 「な、何となく想像出来るからもういい。これ以上聞くと、多分寝られなくなるし……」 主人公、危険を察知したようです。 「お前、ギブアップ早過ぎ」 「わ、私用事があるから」 走り去る主人公。 「フッ……なかなか楽しい反応だな」 どうやら気に入られちゃったようです(*^^*) 20時30分。炊事場にて。日吉と伊武が会話しているのを目撃。 「だよなぁ……何でこっちにあんな厳しい部長ばっかり揃ってるんだろ」 伊武!それは真田(副部長だけど)と手塚の事か!?\(>▽<)/ 「フン、まだ跡部さんがいないだけこっちの方が気楽でいい。厳しい位何でもないぜ」 「跡部さんに付いていけないのは同感。けど、アンタちょっと裏表あり過ぎ」 「アンタ」!?伊武の二人称、「アンタ」なの!?Σ( ̄ロ ̄lll) 学プリの「お前」よりはマシだけど・・・。でもやっぱ「キミ」が良かったなぁ・・・(;´д`)。 「うるさいな。お前だってぼやき過ぎだろ」 ここで主人公が割って入りました。 「ちょっと待って、二人とも。ケンカしないで」 「はあ?何言ってんの、アンタ」 あぁ、伊武・・・やっぱり主人公に対しても「アンタ」なんだ・・・(;´д`)。 「ケンカなんてしてないだろ」 日吉にも否定されちゃいました。 「え?でもさっき、何か険悪な雰囲気になってたし……」 「別に。いつもとおんなじだけど」 「ああ、こいつと話してる時は大体こんな感じだぜ」 「そ、そうなの?」 「日吉の嫌味なんて、聞き流しとけばいいだけだし」 「伊武のぼやきだって、意識しなきゃ聞こえないしな」 お互いに相手への対処法を心得ている模様。 「なるほどね、そういう態度だから、アンタ人に嫌われるんだよ」 日吉って嫌われ者だったの!?Σ( ̄ロ ̄lll) 「お前に言われたくないね。お前だって大抵無視されてるじゃないか」 「大体アンタおかしいんだよな。下剋上なんて言いながら、目上の人が相手だと、すぐ下手に出るし」 日吉の場合は目上の人に対しては礼儀正しくしてるっていうイメージなんだけどなぁ。 「お前だって橘さんが相手の時はぼやき声が小さくなって聞こえなくなるだろ。人の事は言えないぜ」 橘の前では大人しくする伊武が可愛いぞ!\(>▽<)/ 「あ、あの……二人とも、ホントにそれでケンカしてないの?」 「だから、してないって言ってるだろ。本当に人の話聞かないな、アンタは」 「ああ、場の雰囲気が読めずに自爆するタイプだよ、お前は」 主人公、ひどい言われようです(笑)。 「うっ……そ、そんな。二人してこっちに矛先が」 「大体アンタはウジウジし過ぎなんだよな。不安なのはわかるけど、いつまでも引きずり過ぎ」 「ああ、お前はもう少し他人に気を遣えよ。女だと思って甘えてるだろ」 伊武&日吉のダブル攻撃です。 「う……」 (こ、この二人って、タッグ組んだら強烈……) 主人公に勝ち目はありません。 「わ、私、用事思い出したから。それじゃ」 慌てて逃げる主人公。 「……日吉、アンタあの子に気があるんじゃないの?ネチネチいじめ過ぎ」 何ですと!?(≧∇≦) 「フン、よく言うぜ。お前だってアイツの気を引こうとしてただろ」 何と、伊武まで!?\(>▽<)/ 「…………」 「…………」 互いに返す言葉のない二人。もしかして図星ですか?(*^^*) 「……ま、いいか」 「ああ……アイツがいなくなったら気が抜けたぜ」 素直じゃない二人でした。 21時。部屋にて彩夏と会話。 日吉と仲がいいのは岳人らしい。ダブルス組んだからかな? 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