これは主人公が記憶喪失になる前の各キャラ視点の話なんですね。 ウキョウのみチラッと後日談がありましたが。 シンが哀れで、イッキが酷くて素直で、ケントが初々しくて、トーマが鈍かったですが、個人的にはウキョウの話が良かったです。 本編でも最後の最後で彼に全部持ってかれましたからねー。 AMNESIAはウキョウのための物語だったのかと思うくらい。 でも他キャラもみんな愛してますよ! というわけでコンプリート達成!とても楽しかったです。 以下各キャラネタバレです。 <シン> 二人がまだ付き合う前。クリスマスイブに映画を見に行く話。 でもその映画のチケットというのがいろいろ事情があって…という(^_^;)。 深い意味はなくダシにされたシンがちょっとかわいそうですね(笑)。 シン視点なので、素直じゃない彼の心の声がわかって楽しかったです。 「それから、こいつはオレんだから。そんくらい察して」 キャー!こんなこと言われてみたい!!(≧∇≦) しかし主人公はドキドキするどころか方便だと思いお礼を言う始末(笑)。 フラれた彼の方が男として意識されていて、幼馴染である自分は男扱いされていないことに苛立つシン。 「あのさ。もしオレがほんとに付き合ってとか言ってみたら、おまえどうするの?」 「そんなに彼女ほしいの?シンならいい子と付き合えると思うよ?」 『最低の答えだった。』…というシンの心の声が…(笑)。 <イッキ> タエコの告白現場に遭遇してしまった主人公。 「僕にとって付き合うっていうのは、やることやるってことだけど、それでいい?」 「それでいいなら、今フリーだし付き合っても構わないけど」 ひ、酷い…!!Σ( ̄ロ ̄lll) イッキの事情がわかってるから理解できなくもない気がするけど、それでも酷いよ!!(> <) そして一連のやりとりを見ていた主人公が一言。 「……あなた、最低です」 面と向かってこう言える主人公すごい!! 普通だったら『こちらの事情も知らないくせに!』とか思いそうだけど、素直に認めるイッキが素敵です。 いや、本当はイッキは素直でいい人なんだけど…。 目のせいで誰も自分を全肯定する世界で生きてきたイッキにとって主人公の言葉は印象的だったようです。 主人公に最低だとののしられない男になりたい、まずはそこからと、タエコとの付き合いを大事にしようと思い直すイッキなのでした。 …これって、イッキが主人公の事を意識するきっかけの1つとなった出来事かもしれないけど、それでもやっぱり他の子と付き合う場面っていうのはちょっと寂しいなぁ…(;´д`)。 イッキと二人だけのエピソードを見たかったです(> <)。 <ケント> 朝の散歩で皮肉を言い合う二人。記憶喪失の前はこんな会話してたのか! ならばあの果たし状みたいなメールも、素直な主人公に驚くケントも納得できます(笑)。 ケントも悪気はないみたいだけど、やっぱ言葉が足りないんだろうなぁ…(^_^;)。 傘をなくした女の子に、主人公が自分のポンチョを貸してあげようとしていると勘違いし。 『彼女を濡れて帰らせるくらいなら、私が濡れて帰った方がいい。』 それ言葉に出して言ってちょうだい!\(>▽<)/ 何かと理由をつけて自分の傘を女の子に渡し、主人公に有無を言わせないところがまた素敵。 本当、不器用だなぁ。 主人公の話をちゃんと聞かずに判断を誤ったと後悔するケントも可愛いvv 「でも、ケントさんがあんなことするとは思いませんでした。……優しいんですね」 『優しいのか?』 そんなことを疑問に思うケントがおバカで可愛い(笑)! その借りた傘を口実に主人公に電話しようかと悩むケントが可愛いvv さりげなくイッキに相談するところがまた可愛いvv 本当、恋愛初心者って感じのケントでした。初々しい!(≧∇≦) <トーマ> 主人公が面接を受け、一緒にバイトを始めることになった話。 ミネが自分で嫌われるタイプって言ってたのを否定しないトーマが素敵でした(笑)。 性格悪いトーマ大好き!\(>▽<)/(←褒め言葉) 実は主人公がトーマのバイト先を紹介してくれと頼んだらしい。 その理由を訪ねるトーマ。 「それは、トーマがいたから……」 「俺がいた方が安心?その気持ちはわかるけどさ」 「でも、おまえも独り立ちしないとさ。いつまでも俺に甘えてたら困るだろ」 トーマ!乙女心を全然わかってない!Σ( ̄ロ ̄lll) 案の定、主人公、不機嫌になっちゃったよ(笑)。 その後、主人公の部屋で採用祝いということでケーキを食べることに。 隣りに座った主人公に少し驚くトーマですが、何でもないフリをします。 主人公、きっと勇気を出して隣に座ったんだろうに…(;´д`)。 ここでトーマが高2の時に彼女がいたことが判明!!何ですとー!? 主人公はそれしか知らないけど、実はその前にも何度か付き合ったことがあったらしい。 モテモテトーマ!! 何故別れたのか追及され困るトーマがちょっと可愛いvv 他に好きな子がいて諦めなきゃいけないんだけど諦められないから、忘れるために別の子と付き合ったと説明してくれました。 それは相手にもちゃんと言って、彼女が一番になるよう努力したけどやはり駄目だったから別れたのだと。 「……ヤなやつだよな、俺。軽蔑した?」 「ううん、しない。なんか、ちょっとほっとした」 「?」 「……でも、怖いな。ハードル高そう」 「何の話?」 「……なんでもないよ。頑張ろうって、そう思っただけ」 「おまえも彼氏欲しいの?」 「……欲しい。けど、トーマがいい」 愛の告白!!!(≧∇≦) そしてトーマの腕にもたれる主人公。頑張れ!! しかし、トーマの反応は…。 「ったく、こんな大きくなっても甘えん坊だな、おまえ」 何ですと――!?Σ( ̄ロ ̄lll) 呆れたフリで笑い、ごまかすトーマ。 『こんなことで動じていては駄目だ。錯覚するな。彼女は俺にそんなことを求めてはいない。』 何だこの心の声!Σ( ̄ロ ̄lll) 錯覚じゃないよ!こっちはこんなに求めているのに!!(> <) 本当、鈍い上に自分で自分の首絞めてるよねぇ、トーマ…(;´д`)。 <ウキョウ> 二人が共に存在できない世界での8/22。バスの事故で命を失うウキョウ。 最後の賭けに出ると言うニール。ウキョウと主人公がいたあの世界へ戻ることにします。 主人公が死ぬ前の時間へ戻して。 『……君はもう諦めているんだね。救われることを』 自分は幸せなど望めない、主人公が幸せになる姿を目にできればそれだけで、と言うウキョウに対し。 『……君が諦めても、僕は諦めない。ウキョウ、君は必ず僕が救う。救うことができなくても――終わらせる』 最後まで諦めないニール様が素敵でした。惚れてしまう!! そして…。 グッドED後の二人の後日談。 今ある幸せを噛みしめるウキョウなのでした。さらっとキスまでしちゃった!(≧∇≦) 「わかってる。死んだりしないよ。俺は君と、俺自身を大切にするって決めたんだ」 本当、今まで辛い思いした分も幸せになって欲しい…(涙)。 他キャラは記憶喪失前の話だけだったので、ウキョウはやっぱり特別なのかな。 |